DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2017年 シーズン展望

  第10回  KTウィズ 

プロ野球10番目の新球団として2015年に一軍へ参入したが、2016年は2年連続で最下位に終わったKTウィズは、他チームとの実力差が依然として大きい現実を突き付けられた。キム・ジヌク新監督のもと3年目となる2017年シーズンは最下位からの脱出を図る。 【投…

  第9回 サムソンライオンズ

2011年から2014年まで韓国シリーズ4連覇を達成したが、2015年に一部の選手の不祥事がたたったか韓国シリーズで敗れると、新本拠地・大邱サムソンライオンズパークで迎えた2016年は相次ぐ戦力の流出や世代交代の失敗でチーム史上最悪の9位にまで転落した。さ…

  第8回 ロッテジャイアンツ

2016年はまたもやシーズン終盤に失速し、4年連続でポストシーズン進出に失敗し2年連続で8位に終わった。2008年から2012年までの5年連続ポストシーズン進出の熱気が過去のものになってしまったため、2017年1月、かつて主砲としてロッテのみならず韓国代表でも…

  第7回  ハンファイーグルス 

2016年は選手層の薄さゆえに特定の投手を酷使し続け、何とか7位で終えた。名将キム・ソングン監督に率いられ3年目、2014年まで続いてきた最下位争いからは脱却できたものの、2017年シーズンはいよいよポストシーズン進出という結果が求められる。 【投手陣】…

  第6回 SKワイバーンズ

2016年は6位に終わりポストシーズン進出を逃し、チームの大改造に着手した。そのためチーム史上初となるアメリカ合衆国出身の外国人監督、エリック・ヒルマンが就任した。やや停滞気味のチームに新たな風を吹かせ、2010年以来となる韓国シリーズ優勝を目指す…

  第5回 キアタイガース

2016年は公式戦5位で5年ぶりのポストシーズン進出を果たし、また4年100億ウォンの大型契約でFA(フリーエージェント)となっていたチェ・ヒョンウと契約し、例年になく上昇ムードにあるキアタイガース。3年目を迎えるキム・ギテ監督は世代交代と戦力の底上げに…

  第4回  LGツインズ 

2016年は野手を中心に世代交代が進行し公式戦では4位、2年ぶりに進出したポストシーズンもプレーオフまで勝ち抜き、大きな成果があった。2017年は投打ともにこれまでになく戦力が充実し、さらにその上を目指すと思われる。 【投手陣】〈先発〉 リュ・ジェグ…

  第3回 ネクセンヒーローズ

2016年は公式戦3位、ポストシーズンは準プレーオフで敗退したものの、相次ぐ主力選手の流出にも関わらず上位を維持した。FA(フリーエージェント)の大物選手を補強する資金に乏しいが、高い育成能力で次々と一軍で活躍する選手を輩出する独自のチーム方針は、…

  第2回  NCダイノス 

2016年は一軍参入4年目にして初の韓国シリーズ進出を果たしたが、公式戦でも大きな差をつけられたトゥサンの前に4戦全敗とあっけなく膝を屈してしまった。それでもチームは初の韓国シリーズ優勝に向けて選手の育成に力を入れている。 【投手陣】 〈先発〉 ハ…

  第1回 トゥサンベアーズ

2016年は21年ぶりの公式戦優勝、チーム史上初の韓国シリーズ連覇を達成したトゥサンベアーズ。年齢的に全盛期を迎えている選手が多く、2017年シーズンも優勝争いの中心となると見られ、初の韓国シリーズ3連覇に挑む。 【投手陣】〈先発〉 ニッパート、△ユ・…