KBO(韓国野球委員会)は、プロ野球10球団の2025年保留選手名簿554名を発表した。兵役中の軍保留選手、2024年シーズン途中に自由契約となった選手などは含まれていない。名簿に記載された選手たちは2025年の再契約対象者となる。なお、保留選手名簿から除外された57名の選手は11月30日付で自由契約選手となった。
【2025年保留選手名簿から除外された主な選手】
(※は外国人選手)
キア : キム・ユシン、※ ラウアー(以上投手)
サムソン : チャン・ピルジュン、ホン・ジョンウ(以上投手)、キム・ドンジン(内野手)、キム・ドンヨプ(外野手)
LG : チェ・ドンファン、イ・ジフン、ユン・ホソル(以上投手)、ホ・ドファン(捕手)
トゥサン : ※ バラゾビック、※ ブランドン(以上投手)、アン・スンハン(捕手)、キム・ジェホ、ソ・イェイル(以上内野手)、ヤン・チャニョル(外野手)
KT : パク・シヨン、ハ・ジュンホ、※ ベンジャミン(以上投手)、パク・キョンス、シン・ボンギ(以上内野手)、チョ・ヨンホ、ホン・ヒョンビン(外野手)
SSG : コ・ヒョジュン、パク・ミンホ、※ エリアス(以上投手)、チェ・ギョンモ(内野手)、チュ・シンス、カン・ジンソン(以上外野手)
ロッテ : イ・インボク、イム・ジュンソプ(以上投手)、オ・ソンジン、イ・ハクチュ(以上内野手)
ハンファ : チョン・ウラム、※ バリア、(以上投手)、キム・ガンミン、イ・ミョンギ、※ ぺルラザ(以上外野手)
NC : シム・チャンミン、※ ヨキシュ(以上投手)、ユン・ヒョンジュン(内野手)
キウム : ユン・ジョンヒョン、チョン・チャンホン、※ フラード、※ ヘイスス(以上投手)、キム・スファン、キム・ジュヒョン、シン・ジュヌ(以上内野手)、※ ドーソン(外野手)
保留選手名簿から除外された選手のうち、主に遊撃を守り主力として活躍したキム・ジェホ(トゥサン)、2021年の韓国シリーズでMVPを受賞したパク・キョンス(KT)、シン・ボンギ(KT)、韓国出身で個人通算最多の218本塁打を記録したチュ・シンス(SSG)、個人通算1005試合登板のプロ野球記録を達成したチョン・ウラム(ハンファ)、プロ19年間で個人通算1104安打を記録したイ・ミョンギ(ハンファ)、キム・ガンミン(ハンファ)などは現役引退を表明している。なお、チェ・ドンファンはKT、キム・ドンヨプとカン・ジンソンはキウムと、2025年シーズンの所属先が決まった選手もいる。
2024年シーズン終了時点で契約していた外国人選手ではラウアー(△7試合・2勝2敗・防御率4.93)、エリアス(△22試合・7勝7敗・防御率4.08)、バリア(△20試合・6勝7敗・防御率5.15)、ペルラザ(△122試合・.275・24本塁打・70打点・7盗塁)などが自由契約選手となった。なお、キウムから自由契約選手となったヘイススは2025年シーズン、KTと契約する。また保留選手名簿には記載されたが、すでに外国人選手枠3名をほかの選手で埋めたために契約できなくなったLGのエンス(△30試合・13勝6敗・防御率4.19)のような例もある。
(注:△は2024年シーズンの成績)
(文責:ふるりん)