DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2022年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手アブラハム・アルモンテ外野手と契約

 LGツインスは12月6日、2023年シーズンの新外国人選手としてアブラハムアルモンテ外野手(33)と契約金10万ドル、年俸40万ドル、インセンティブ30万ドルの総額最大80万ドルで契約した。

 ドミニカ共和国出身のスウィッチヒッター、アブラハムアルモンテは2005年にMLBニューヨークヤンキースと契約し、2013年にシアトルマリナースで初めてメジャーリーグに昇格した。その後サンディエゴパドレスクリーブランドインディアンス(現ガーディアンス)、カンザスシティロイヤルス、アリゾナダイヤモンドバックスアトランタブレーブスなどに所属した。インディアンス時代の2016年には禁止薬物の陽性反応により80試合の出場停止処分を受けた。2022年シーズンはボストンレッドソックスで15試合に出場、打率.257、1本塁打、2打点、1盗塁の成績だった。またレッドソックス傘下などのAAA級マイナーリーグで80試合に出場、打率.293、18本塁打、66打点、6盗塁の成績だった。メジャーリーグ10年間の通算成績は455試合に出場、打率.235、24本塁打、118打点、27盗塁。マイナーリーグ15年間の通算成績は1054試合に出場、打率.274、100本塁打、515打点、247盗塁。

 LGは2022年シーズン終了時に契約していたケーシー・ケリー投手、アダム・プルトコ投手と2023年の再契約を結び、これで2023年シーズン当初の外国人選手枠3名が決定した。

 

(文責 ; ふるりん

FAパク・セヒョクの補償選手、パク・チュニョンが指名される

 トゥサンベアースは12月2日、2023年のFA選手でNCダイノスへ移籍したパク・セヒョク捕手(32)の補償選手としてパク・チュニョン内野手(25)を指名した。

 左打者のパク・チュニョンは高校卒業後の2016年にNCへ入団、2021年に8本塁打を記録し一軍で活躍した。2022年シーズンの成績は75試合に出場、打率.216、4本塁打、19打点、7盗塁。プロ7年間の通算成績は221試合に出場、打率.207、109安打、12本塁打、53打点、12盗塁。またトゥサンにはパク・セヒョクの2022年の年俸の2倍(6億ウォン)に相当する補償金も譲渡される。

 

(文責 : ふるりん

外国人選手ヤシエル・プイーグと再契約せず

 キウムヒーローズは12月2日、2022年シーズンの外国人選手として契約していたヤシエル・プイーグ外野手(31)と2023年には再契約しないと発表した。

 キューバ出身でアメリカ合衆国に亡命、MLBロサンゼルスドジャースなどで活躍したプイーグは2022年よりキウムと契約、126試合に出場、打率.277、21本塁打、73打点、6盗塁の成績だった。11月8日の韓国シリーズ終了後に韓国を出国すると、アメリカ合衆国で不正なスポーツ賭博に関する捜査で虚偽の供述をしたと報じられ、その後プイーグ本人は無罪を主張するなど事態は複雑化した。そこでキウムはプイーグを2023年の保留選手名簿に載せたが判断に時間がかかるため再契約をしないことにした。キウムは代役の外国人選手と契約する方針。

 

(文責 : ふるりん

チャ・ウチャン、ロッテと契約

 ロッテジャイアンツは12月1日、チャ・ウチャン投手(35)と2023年の選手契約を結んだ。

 左腕チャ・ウチャンは高校卒業後の2006年にサムソンへ入団、2009年に一軍初勝利を含む6勝を記録、2010年に初めて10勝を記録し先発として活躍し続けた。2014年にはリリーフで21ホールドを記録、サムソンの韓国シリーズ4連覇に貢献し仁川アジア競技大会に韓国代表として出場、優勝により兵役免除の恩典を得た。2015年は最多奪三振(194)の個人タイトルを受賞、2016年シーズン終了後に初めてFA(フリーエージェント)となりLGツインスへ移籍した。

 LGでは先発として起用され2019年には13勝を記録するなど5年連続で10勝以上を記録した。しかし2020年以降故障で出番が減り、2020年シーズン終了後に2度目のFAとなりLGと契約期間2年で再契約した。2022年は一軍登板はなく契約が切れたことでシーズン終了後に自由契約選手となった。また2015,2019 WBSCプレミア12、2017 WBCワールドベースボールクラシック)、2020年東京オリンピック野球に韓国代表として出場した。プロ17年間の通算成績は457試合に登板、112勝79敗1セーブ32ホールド、防御率4.51。

 

(文責 : ふるりん

2023年保留選手名簿発表 除外された選手は自由契約に

 KBO韓国野球委員会)は11月30日付でプロ野球10球団の2023年保留選手名簿533名を発表した(2023年FA選手、フューチャースリーグFA選手の計23名を除く)。名簿に記載された選手たちは2023年の再契約対象者となる。なお、保留選手名簿から除外された57名の選手は自由契約選手となった。今回発表された選手たちの中には、2022年シーズン中にウェーバー公示された自由契約選手は含まれていない。

 

【2023年保留選手名簿から除外された主な選手】

(※は外国人選手)

SSG : シン・ジェヨン(投手)、オ・ジュンヒョク、※ ラガーレス(以上外野手)

キウム : カン・ミングク内野手

LG : リュ・ウォンソクチャ・ウチャン(以上投手)、イ・サンホキム・ホウン(以上内野手

KT : アン・ヨンミョンチョン・ユス、※ デスパイネ(以上投手)、キム・ソンフン内野手

キア : パク・チンテソ・ドグォン、※ ノリン(以上投手)、イ・ジョンフン(捕手)、ナ・ジワン(以上内野手

NC : カン・ドンヨンキム・ゴンテキム・ジヌホン・ソンミン、※ ダーモディ(以上投手)、キム・ギファン、※ マティーニ(外野手)

サムソン : キム・スンヒョンイ・スミン(以上投手)、キム・ソンピョ(外野手)

ロッテ : キム・デウチョ・ムグンチン・ミョンホ(以上投手)、イ・デホ内野手)、カン・ロハンキム・ミンス(外野手)

トゥサン : ヒョン・ドフンイム・チャンミンユン・ミョンジュンイ・ヒョンスン、※ ストック(投手)、チェ・ヨンジェ(捕手)、オ・ジェウォン、※ フェルナンデス(以上内野手)、アン・グォンス(外野手)

ハンファ : ※ ラミレス(投手)、ペク・ヨンファン(捕手)

 

 保留選手名簿から除外された選手のうち、ハンファ時代の2003年から活躍してきた右腕アン・ヨンミョン、複数の球団でリリーフで活躍したチョン・ユス(以上KT)、盛大な引退試合で最後のユニフォーム姿が大勢のファンの前で見送られたナ・ジワン(キア)、イ・デホ(ロッテ)、オ・ジェウォン(トゥサン)などは現役引退を表明している。

 

 2022年シーズン終了時点で契約していた外国人選手では、シーズン途中の7月に契約し韓国シリーズで活躍したSSGのラガーレス(△49試合・打率.315・6本塁打・32打点・3盗塁)、韓国3年間で通算36勝を記録したKTのデスパイネ(△30試合・8勝12敗・防御率4.53)、韓国1年目のキアのノリン(△21試合・8勝8敗・防御率2.47)、シーズン途中の8月より契約したNCのダーモディ(△8試合・3勝5敗・防御率4.54)、韓国1年目のNCのマティーニ(△139試合・打率.296・18本塁打・85打点・12盗塁)、韓国での4年間で通算723安打・57本塁打・351打点を記録したトゥサンのフェルナンデス(△139試合・打率.309・6本塁打・77打点・0盗塁)、韓国1年目のトゥサンのストック(△29試合・9勝10敗・防御率3.60)、シーズン途中の6月より契約したハンファのラミレス(△13試合・2勝6敗・防御率4.13)は保留選手名簿から除外され、2023年の再契約を見送られた。

(注:△は2022年シーズンの成績)

 

(文責:ふるりん

FAキム・サンスの補償選手、キム・テフンが指名される

 サムソンライオンズは12月1日、2023年のFA選手でKTウィズへ移籍したキム・サンス内野手(32)の補償選手としてキム・テフン外野手(26)を指名した。

 左打者のアン・ジュンヨルは高校卒業後の2015年にKTウィズへ入団、控えの外野手として起用され2022年シーズンは7試合のみの出場にとどまった。プロ8年間の通算成績は75試合に出場、打率.203、29安打、2本塁打、8打点、1盗塁。またサムソンにはキム・サンスの2022年の年俸(2億5000万ウォン)に相当する補償金も譲渡される。

 

(文責 : ふるりん

FAノ・ジンヒョクの補償選手、アン・ジュンヨルが指名される

 NCダイノスは12月1日、2023年のFA選手でロッテジャイアンツへ移籍したノ・ジンヒョク内野手(33)の補償選手としてアン・ジュンヨル捕手(27)を指名した。

 右打者のアン・ジュンヨルは高校卒業後の2014年にKTウィズへ入団、2015年シーズン中の5月にトレードでロッテへ移籍し一軍初出場を記録した。以降は控え捕手として起用され2022年シーズンは33試合に出場、打率.155、2本塁打、2打点、0盗塁の成績だった。プロ9年間の通算成績は323試合に出場、打率.218、139安打、12本塁打、57打点、2盗塁。またNCにはノ・ジンヒョクの2022年の年俸(2億3000万ウォン)に相当する補償金も譲渡される。

 

(文責 : ふるりん