DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

カン・イングォン監督、契約解除

 NCダイノスは9月20日、カン・イングォン監督(52)との契約解除を発表した。

 現役時代は捕手として活躍したカン・イングォンは2022年シーズン途中でNCの監督代行に就任、2023年より正式に監督となり、同年はレギュラーシーズン4位でNCを3年ぶりのポストシーズン進出に導いた。しかし、2024年シーズンは9月19日時点で9位に低迷、2年連続のポストシーズン進出の可能性が消滅した。2024年シーズンの残り8試合はコン・ピルソン二軍監督が指揮をとる。2025年シーズンの新監督はこれから選定する方針。

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(9.19) 結果

4位トゥサン、6位SSG4連勝

 

キア 4-9 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・スンヨン 1勝  (敗)スタウト 1勝1敗

本塁打) キア : ソクラテス 25号  トゥサン : ヤン・ウィジ 16号

 キアは1回表にトゥサンの先発チェ・スンヨンから3番キム・ソンビンの内野ゴロの間に1点を先制し、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは2回裏にキアの先発の代替外国人スタウトから6番ジャレッド、8番キム・ジェホ、9番イ・ユチャンのタイムリーで3-2と逆転し、3回裏にキアの2番手キム・ギフンから5番ヤン・ソックァンとキム・ジェホのタイムリーなどで3点を追加した。キアは4回表に5番ソクラテス本塁打で1点を返した。トゥサンは4回裏にキアの3番手チェ・ジミンから3番ヤン・ウィジの本塁打で1点、6回裏にキアの4番手イム・ギヨンからヤン・ウィジのタイムリーなどで2点を追加した。キアの5番手キム・デユは追加点を与えなかった。

 キアは7回表にトゥサンの2番手ホン・ゴンヒィから8番ハン・ジュンス併殺打の間に1点を返した。キアの6番手ユ・スンチョルは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手チェ・ジョンインは8回表を無失点に抑えた。キアの7番手パク・チュンピョは8回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手パク・チグクは9回表を無失点に抑え、4位トゥサンが勝利し4連勝となった。6回を3失点に抑えたチェ・スンヨンは2024年シーズン初勝利。すでにレギュラーシーズン優勝を決めたキアでは先発スタウトが2回途中3失点で降板した。

 

 

サムソン 5-12 KT  (水原)

(勝)ソ・ヒョンジュン 1勝  (敗)ペク・チョンヒョン 5勝6敗

本塁打) サムソン : ユン・ジョンビン 7号  KT : チャン・ソンウ 17号、オ・ユンソク 6号

 KTは1回裏にサムソンの先発イ・ホソンから3番チャン・ソンウの犠牲フライで1点を先制した。サムソンは3回表にKTの先発クエバスから1番イ・ジェヒョンと3番ク・ジャウクのタイムリーで3-1と逆転した。KTは3回裏にチャン・ソンウの2試合連続本塁打で3-3の同点に追いついた。サムソンの2番手イ・スンヒョン(背番号20)は無失点に抑えた。サムソンは4回表に2番ユン・ジョンビンの本塁打で1点を勝ち越した。KTは4回裏にサムソンの3番手ペク・チョンヒョンからチャン・ソンウのタイムリーで4-4の同点に追いつき、2番手ソ・ヒョンジュンは5回表を無失点に抑えた。KTは5回裏にサムソンの4番手キム・デウから9番シム・ウジュンのタイムリー、代わったサムソンの5番手イ・ジェイクから1番ロハス(元阪神)とチャン・ソンウのタイムリーで計5点を勝ち越した。KTの4番手チュ・グォンは6回表、5番手ソン・ドンヒョンと6番手キム・ミンスは7回表を無失点に抑えた。

 サムソンの6番手の高卒新人ユク・ソニョプは7回裏まで追加点を与えなかった。サムソンは8回表にKTの6番手ウ・ギュミンからチャンスを作ると、代わったKTの7番手パク・ヨンヒョンから5番キム・ジチャンの内野ゴロの間に1点を返した。KTは8回裏にサムソンの7番手キム・テフンから7番ペ・ジョンデのタイムリー、8番オ・ユンソクの本塁打で3点を追加した。KTの8番手キム・ミンは9回表途中から登板し無失点に抑え、5位KTが勝利した。ソ・ヒョンジュンは2022年9月以来の勝利。KT打線ではチャン・ソンウが3安打1本塁打6打点、2番キム・ミンヒョクは3安打と活躍。2位サムソンでは継投が機能しなかった。サムソン打線ではク・ジャウクが4安打1打点と活躍。

 

 

LG 7-4 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・ウォンテ 9勝6敗  (セーブ)ユ・ヨンチャン 7勝5敗25S  (敗)ソン・ジェヨン 1敗1S

本塁打) LG : パク・へミン 5号、ホン・チャンギ 5号、パク・トンウォン 17号  ロッテ : ユン・ドンヒィ 14号

 LGは1回表にロッテの先発パク・セウンから4番ムン・ボギョンのタイムリーで1点を先制した。LGの先発イム・ヒョンジュンは1回裏途中で降板した。LGは2回表に8番パク・へミンの本塁打で1点を追加した。ロッテは2回裏にLGの2番手チェ・ウォンテから9番チョン・ボグンのタイムリーで1点を返した。LGは5回表に1番ホン・チャンギ本塁打で1点を追加した。ロッテは5回裏に4番レイエスのタイムリーで1点を返した。LGは6回表に6番パク・トンウォンの本塁打で1点を追加した。ロッテは6回裏に7番ユン・ドンヒィの本塁打で4-4の同点に追いついた。LGは7回表にロッテの2番手ソン・ジェヨンから2番キム・ヒョンスのタイムリー、代わったロッテの3番手ハン・ヒョンヒィから3番オースティンのタイムリーで計2点を勝ち越した。ロッテの4番手の大卒新人チョン・ヒョンスは追加点を与えなかった。

 LGの3番手ハム・トクチュは7回裏、4番手イ・ジョンジュンは8回裏を無失点に抑えた。LGは9回表にロッテの5番手ナ・ギュナンからオースティンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの6番手チン・スンヒョンは追加点を与えなかった。LGの5番手ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、3位LGが勝利した。LG打線ではホン・チャンギが5安打1打点、オースティンが4安打2打点と活躍。7位ロッテ打線ではレイエスが3安打1打点、1番ファン・ソンビンが3安打と活躍。

 

 

 

キウム 6-8 SSG  (仁川)

(勝)アンダーソン 10勝2敗  (セーブ)チョ・ビョンヒョン 4勝6敗8S  (敗)チョン・ジュンピョ 2勝4敗

本塁打) キウム : ソン・ソンムン 18号  SSG : エレディア 19号、イ・ジヨン 5号

 キウムは4回表にSSGの先発アンダーソン(元広島)から5番チェ・ジュファンの犠牲フライで1点を先制した。SSGは4回裏にキウムの先発の高卒新人チョン・ジュンピョから5番ハン・ユソムと6番パク・ソンハンのタイムリーなどで3-1と逆転しチョン・ジュンピョをノックアウトした。キウムの2番手ヤン・ジユルは5回裏まで追加点を与えなかった。SSGは6回裏にキウムの3番手キム・ソンギから4番エレディアの3試合連続本塁打、代わったキウムの4番手パク・スンジュから8番コ・ミョンジュンのタイムリーで計3点を追加した。SSGの2番手イ・ロウンと3番手ソ・ジニョンは7回表を無失点に抑えた。キウムの4番手オ・ソクチュは7回裏に追加点を与えなかった。

 キウムは8回表にSSGの4番手ハン・ドゥソルから5番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を返した。SSGは8回裏にキウムの5番手の高卒新人パク・ポムジュンから7番イ・ジヨンの本塁打、1番の新人チョン・ジュンジェのタイムリーで2点を追加した。キウムは9回表にSSGの5番手チャン・ジフンから代打キム・テジンのタイムリー、3番ソン・ソンムンの本塁打で4点を返した。SSGの6番手チョ・ビョンヒョンは無失点に抑え、6位SSGが勝利し4連勝となった。6回を1失点に抑えたアンダーソンは10勝目。SSG打線ではハン・ユソムが3安打1打点と活躍。先発チョン・ジュンピョが4回途中3失点で降板した最下位キウムは3連敗。キウム打線ではソン・ソンムンが4安打1本塁打3打点と活躍。

アンダーソン(SSG)は6回1失点で10勝目

https://m.sports.naver.com/kbaseball/article/021/0002660797

 

 

ハンファ 7-6 NC  (昌原)

(勝)パク・サンウォン 3勝3敗2S  (セーブ)チュ・ヒョンサン 8勝3敗22S  (敗)イ・ジュンホ 3勝5敗

本塁打) ハンファ : クォン・グァンミン 4号  NC :  チョン・ジェファン 4号、キム・ソンウク 17号

 ハンファは1回表にNCの先発イ・ヨンジュンから2番クォン・グァンミンの本塁打で2点を先制した。NCは1回裏にハンファの先発リュ・ヒョンジンから6番チョン・ジェファンの満塁本塁打で4-2と逆転した。ハンファは2回表に8番イ・ドユンのタイムリー、代わったNCの2番手イ・ジュンホからクォン・グァンミンのタイムリーで4-4の同点に追いつくと、3番ムン・ヒョンビン併殺打の間に5-4と逆転した。ハンファは3回表にイ・ドユンの併殺打の間に1点、6回表にNCの3番手イ・ヨンチャンからクォン・グァンミンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの2番手パク・サンウォンは6回裏途中まで無失点に抑えた。NCはこの回代わったハンファの3番手キム・ソヒョンから1番ソ・ホチョルのタイムリーで1点を返した。

 NCの4番手リュ・ジヌクは7回表、5番手イム・ジョンホは8回表に追加点を与えなかった。NCは8回裏にハンファの4番手ハン・スンヒョクから8番キム・ソンウクの本塁打で1点を返し、6番手キム・ジェヨルは9回表に追加点を与えなかった。ハンファの5番手チュ・ヒョンサンは9回裏を無失点に抑え、8位ハンファが勝利した。ハンファ打線ではクォン・グァンミンが3安打1本塁打4打点、5番チェ・ウンソンが3安打と活躍。9位NCではレギュラーシーズン5位以上の可能性が消滅、2年連続ポストシーズン進出はならなかった。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月19日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

1.キア    138  83  53  2  .610

2.サムソン  139  76  61  2  .555

3.LG    137  71  64  2  .526

4.トゥサン  137  69  66  2  .511

5.KT    139  69  68  2  .504

6.SSG   136  66    68   2    .493

7.ロッテ      136  62  70  4    .470

8.ハンファ  137  63  72   2    .467

9.NC    136  60  74      2    .448

10.キウム     137  57     80      0    .416

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(9.18) 結果

2位サムソン、3連敗から脱出

 

サムソン 8-6 KT  (水原)

(勝)イ・サンミン 2勝1敗1S  (セーブ)キム・ジェユン 4勝8敗9S  (敗)ソン・ドンヒョン 1勝2敗1S

本塁打) サムソン : ク・ジャウク 31号、ディアズ 7号  KT : ファン・ジェギュン 13号、チャン・ソンウ 16号

 サムソンは2回表にKTの先発チョ・イヒョンから7番イ・ジェヒョンのタイムリーなどで2点を先制し、3回表に3番ク・ジャウクの本塁打で1点を追加した。KTは3回裏にサムソンの先発レイエスから相手の暴投で1点を返し、4回裏に5番キム・サンスのタイムリーなどで3-3の同点に追いついた。サムソンは5回表にKTの2番手イ・サンドンからチャンスを作ると、代わったKTの3番手キム・ミンスから3番ク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。KTは5回裏に4番オ・ジェイルの内野ゴロの間に4-4の同点に追いついた。サムソンは6回表に1番キム・ジチャンのタイムリーで1点を勝ち越し、2番手ソン・ウンボムは6回裏途中から登板した。

 サムソンの3番手キム・テフンは7回裏を無失点に抑えた。KTの4番手チュ・グォンは8回表まで追加点を与えなかった。KTは8回裏にサムソンの4番手イム・チャンミンから6番ファン・ジェギュンの本塁打で5-5の同点に追いついた。サムソンの5番手イ・サンミンは無失点に抑えた。サムソンは9回表にKTの5番手ソン・ドンヒョンから4番ディアズの2試合連続本塁打で3点を勝ち越した。KTは9回裏にサムソンの6番手キム・ジェユンから3番チャン・ソンウの本塁打で1点を返したが、2位サムソンが勝利し3連敗から脱出した。5位KTではリリーフが機能しなかった。

 

 

LG 5-3 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ジンソン 3勝3敗1S  (セーブ)ユ・ヨンチャン 7勝5敗24S  (敗)キム・ウォンジュン 3勝6敗24S

本塁打) LG : ムン・ボギョン 19号  ロッテ : ソン・ホヨン 18号

 ロッテは3回裏にLGの先発イム・チャンギュから2番コ・スンミンのタイムリーで1点を先制した。ロッテの2番手ソン・ジェヨンと3番手ハン・ヒョンヒィは7回表を無失点に抑えた。LGの2番手イ・ジガンは7回裏途中から登板した。LGは8回表にロッテの4番手キム・サンスから4番ムン・ボギョンの本塁打、相手のエラーで2-1と逆転した。ロッテは8回裏にLGの3番手キム・ジンソンから3番ソン・ホヨンの本塁打で2-2の同点に追いついた。

 LGは9回表にロッテの5番手キム・ウォンジュンから1番ホン・チャンギのタイムリー、2番オースティンの犠牲フライ、代わったロッテの6番手ナ・ギュナンからムン・ボギョンの内野ゴロの間に計3点を勝ち越した。ロッテは9回裏にLGの4番手ユ・ヨンチャンから相手の暴投の間に1点を返したが、3位LGが勝利した。LG打線ではホン・チャンギが3安打1打点と活躍。7位ロッテは連勝が3で止まった。

 

 

ハンファ 2-5 NC  (昌原)

(勝)イム・サンヒョン 1勝4敗  (セーブ)キム・ジェヨル 1勝4敗2S  (敗)イ・サンギュ 1勝2敗

本塁打) ハンファ : チェ・ウンソン 20号  ハンファ : デビッドソン 45号

 ハンファは2回表にNCの先発の高卒新人イム・サンヒョンから3番ムン・ヒョンビンのタイムリーで1点を先制した。NCは1回裏にハンファの先発の高卒新人チョ・ドンウクから4番デビッドソン(元広島)の本塁打で2-1と逆転した。ハンファは2回表に5番チェ・ウンソンの本塁打で2-2の同点に追いついた。NCは5回裏にハンファの2番手イ・サンギュから2番キム・ジュウォンのタイムリーで2点を勝ち越し、代わったハンファの3番手キム・ギジュンは無失点に抑えるも、さらに代わったハンファの4番手イ・ミヌから5番キム・ヒィジプのタイムリーで1点を追加した。NCの2番手リュ・ジヌクは7回表を無失点に抑えた。ハンファの5番手チャン・ミンジェは7回裏途中で7番手キム・スンイルに交代した。

 NCの3番手キム・シフンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの7番手の高卒新人ファン・ジュンソは8回裏途中から登板した。NCの4番手キム・ジェヨルは9回表を無失点に抑え、9位NCが勝利した。6回を2失点に抑えたイム・サンヒョンはプロ初勝利。NC打線ではキム・ヒィジプが3安打1打点と活躍。8位ハンファでは打線がつながらなかった。

高卒新人イム・サンヒョン(NC)は6回2失点でプロ初勝利 https://www.joongang.co.kr/article/25278360

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月18日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

1.キア    137  83  52  2  .615

2.サムソン  138  76  60  2  .559

3.LG    136  70  64  2  .522

4.トゥサン  136  68  66  2  .507

5.KT    138  68  68  2  .500

6.SSG   135  65    68   2    .489

7.ロッテ      135  62  69  4    .473

8.ハンファ  136  62  72   2    .463

9.NC    135  60  73      2    .451

10.キウム     136  57     79      0    .419

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(9.17) 結果

キア、7年ぶりのレギュラーシーズン優勝  コ・スンミン(ロッテ)、サイクルヒット達成

 

キア 0-2 SSG  (仁川)

(勝)キム・グァンヒョン 10勝10敗  (セーブ)チョ・ビョンヒョン 4勝6敗7S  (敗)キム・ドヒョン 3勝6敗

本塁打) SSG : エレディア 18号

 SSGは3回裏にキアの先発キム・ドヒョンから2番シン・ボムスのタイムリーで1点を先制し、先発キム・グァンヒョンは5回表まで無失点に抑えた。SSGの2番手ノ・ギョンウンは6回表を無失点に抑えた。キアの2番手キム・デユは6回裏途中で3番手イム・ギヨンに交代した。SSGの3番手ムン・スンウォンは7回表を無失点に抑えた。キアの4番手キム・ギフンは7回裏から登板した。SSGの4番手ソ・ジニョンは8回表を無失点に抑えた。SSGは8回裏にキアの5番手チャン・ヒョンシクから4番エレディアの2試合連続本塁打で1点を追加した。

 キアの6番手チョン・ヘヨンは追加点を与えなかった。SSGの4番手チョ・ビョンヒョンは9回表を無失点に抑え、6位SSGが完封リレーで勝利し3連勝となった。キム・グァンヒョンは10勝目。SSG打線ではエレディアが3安打1本塁打1打点と活躍。先発キム・ドヒョンが6回途中1失点で降板した首位キアは打線が沈黙したが、2位サムソンが敗れたため2017年以来7年ぶりのレギュラーシーズン優勝、韓国シリーズ(日時未定)進出が確定した。キア打線では2番キム・ソンビンが3安打と活躍。

レギュラーシーズン優勝を祝うキアタイガーズ https://www.newsis.com/view/NISI20240917_0020524553

 

 

サムソン 4-8 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・ウォンジュン 6勝7敗  (敗)ファン・ドンジェ 1勝2敗

本塁打) サムソン : カン・ミンホ 19号、ディアズ 6号  トゥサン : ヤン・ソックァン 31号

 トゥサンは1回裏にサムソンの先発ファン・ドンジェから相手の暴投、6番ジャレッドのタイムリーで2点を先制した。サムソンは2回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから8番キム・ホンゴンの犠牲フライで1点を返し、3回表に4番カン・ミンホの本塁打で2-2の同点に追いついた。トゥサンは4回裏に3番ヤン・ウィジと4番キム・ジェファンのタイムリー、5番ヤン・ソックァンの本塁打で4点を勝ち越しファン・ドンジェをノックアウトした。サムソンの2番手イ・ジェイクは5回裏まで追加点を与えなかった。サムソンの3番手ソン・ウンボムは6回裏に追加点を与えなかった。サムソンは7回表にトゥサンの2番手キム・ガンニュルからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手イ・ビョンホンから代打チョン・ビョンウの犠牲フライで1点を返した。

 トゥサンは7回裏にサムソンの4番手キム・デウからチャンスを作ると、代わったサムソンの5番手イ・スンヒョン(背番号20)からチャンスを拡大し、さらに代わったサムソンの6番手イ・サンミンから代打パク・チュニョンとチョン・スビンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは8回表にトゥサンの4番手イ・ヨンハから7番ディアズの本塁打で1点を返した。サムソンの7番手の高卒新人ユク・ソニョプは8回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの5番手ホン・ゴンヒィは9回表を無失点に抑え、4位トゥサンが勝利し3連勝となった。6回を2失点に抑えたチェ・ウォンジュンは6勝目。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打1打点と活躍。先発ファン・ドンジェが4回途中6失点で降板した2位サムソンは3連敗。

 

 

LG 3-7 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・サンス 8勝4敗2S  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝5敗24S  (敗)イ・ジョンジュン 2敗

本塁打) ロッテ : コ・スンミン 12号

 LGは2回表にロッテの先発パク・チンから7番イ・ヨンビンの内野ゴロの間に1点を先制すると、8番パク・ヘミンと1番ホン・チャンギのタイムリーで2点を追加した。ロッテは2回裏にLGの先発エンス(元埼玉西武)から2番コ・スンミンのタイムリーなどで2点を返し、5回裏に6番ナ・スンヨプへの押し出しの四球で3-3の同点に追いついた。ロッテの2番手の大卒新人チョン・ヒョンスは6回表途中で3番手キム・サンスに交代した。LGの2番手キム・ジンソンは6回裏を無失点に抑えた。ロッテは7回裏にLGの3番手イ・ジョンジュンからコ・スンミンの本塁打で1点を勝ち越した。

 ロッテの4番手ク・スンミンは8回表途中で5番手ソン・ジェヨンに交代した。ロッテは8回裏にLGの4番手ペク・スンヒョンからコ・スンミンのタイムリー、代わったLGの5番手イム・ジュンヒョンから4番レイエスのタイムリーなどで計3点を追加した。ロッテの6番手キム・ウォンジュンは9回表まで無失点に抑え、7位ロッテが勝利し3連勝となった。ロッテ打線ではコ・スンミンが5安打1本塁打3打点と活躍し、プロ野球史上32回目(30人目)のサイクルヒットを達成した。3位LGでは打線がつながらなかった。

サイクルヒットを達成したコ・スンミン(ロッテ) https://imnews.imbc.com/news/2024/sports/article/6637543_36466.html

 

 

KT 4-2 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)オム・サンベク 13勝10敗  (セーブ)パク・ヨンヒョン 10勝2敗25S  (敗)ハ・ヨンミン 9勝7敗

 KTは2回表にキウムの先発ハ・ヨンミンから7番キム・サンスのタイムリーで1点を先制し、3回表に2番キム・ミンヒョク、3番カン・ベッコ、5番チャン・ソンウのタイムリーで3点を追加した。キウムの2番手ヤン・ジユルは6回表に追加点を与えなかった。キウムは6回裏にKTの先発オム・サンベクから6番キム・ゴンヒィのタイムリーで1点を返し、3番手ウォン・ジョンヒョンは7回表に追加点を与えなかった。KTの2番手ソン・ドンヒョンは7回裏まで無失点に抑えた。

 キウムの4番手パク・スンジュは8回表に追加点を与えず、キウムは8回裏にKTの3番手キム・ミンからチャンスを作ると、代わったKTの4番手パク・ヨンヒョンから7番ピョン・サングォンの内野ゴロの間に1点を返した。キウムの5番手キム・ドンウクは9回表に追加点を与えなかった。パク・ヨンヒョンは9回裏を無失点に抑え、5位KTが勝利した。6回途中まで無失点に抑えたオム・サンベクは13勝目。最下位キウムでは先発ハ・ヨンミンが5回4失点で降板した。

 

 

ハンファ 4-1 NC  (昌原)

(勝)バリア 6勝6敗  (セーブ)チュ・ヒョンサン 8勝3敗21S  (敗)イ・ジェハク 3勝10敗

本塁打) ハンファ : イ・ジェウォン 1号

 ハンファは5回表にNCの先発イ・ジェハクから9番イ・ジェウォンのSSG在籍時の2022年9月以来となる本塁打で2点を先制し、先発バリアは5回裏まで無失点に抑えた。NCの2番手イ・ヨンチャンは6回表に追加点を与えなかった。ハンファの2番手パク・サンウォンは6回裏を無失点に抑えた。NCの3番手キム・シフンは7回表に追加点を与えなかった。ハンファの3番手キム・ソヒョンは7回裏を無失点に抑えた。ハンファは8回表にNCの4番手イム・ジョンホから6番チャン・ジンヒョクの内野ゴロの間に1点を追加した。

 NCは8回裏にハンファの4番手ハン・スンヒョクからチャンスを作ると、代わったハンファの5番手チュ・ヒョンサンから3番デビッドソン(元広島)への押し出しの死球で1点を返した。ハンファは9回表にNCの5番手キム・テヒョンからチャンスを作ると、代わったNCの6番手ハン・ジェスンからイ・ジェウォンの犠牲フライで1点を追加した。チュ・ヒョンサンは9回裏を無失点に抑え、8位ハンファが勝利した。バリアは6勝目。ハンファ打線ではイ・ジェウォンが1本塁打3打点と活躍。9位NCでは先発イ・ジェハクが5回2失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月17日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

1.キア    137  83  52  2  .615

2.サムソン  137  75  60  2  .556

3.LG    135  69  64  2  .519

4.トゥサン  136  68  66  2  .507

5.KT    137  68  67  2  .504

6.SSG   135  65    68   2    .489

7.ロッテ      134  62  68  4    .477

8.ハンファ  135  62  71   2    .466

9.NC    134  59  73      2    .447

10.キウム     136  57     79      0    .419

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(9.16) 結果

トゥサン4位浮上  

 

キア 11-5 KT  (水原)

(勝)チョン・サンヒョン 10勝5敗7S  (セーブ)クァク・トギュ 4勝2敗2S  (敗)キム・ミン 8勝4敗

本塁打) キア : キム・ドヨン 36,37号、イ・ウソン 9号

 キアは2回表にKTの先発ベンジャミンから相手のエラー、7番ピョン・ウヒョクのタイムリーなどで3点を先制し、3回表に3番キム・ドヨンの本塁打で1点を追加した。KTの2番手イ・サンドンは4回表まで、3番手ソ・ヒョンジュンは6回表まで追加点を与えなかった。KTは6回裏にキアの先発ファン・ドンハから5番オ・ジェイルのタイムリーで1点を返した。KTの4番手ウ・ギュミンは7回表から登板した。KTは7回裏にキアの3番手イ・ジュニョン、代わったキアの4番手チャン・ヒョンシクからチャンスを作ると、さらに代わったキアの5番手チョン・サンヒョンから3番ムン・サンチョル、途中出場の4番オ・ユンソク、オ・ジェイルのタイムリーで5-4と逆転した。

 キアは8回表にKTの5番手キム・ミンから代打イ・ウソンの本塁打で6-5と逆転した。キアは9回表にKTの6番手パク・ヨンヒョンから途中出場の2番パク・チョンウのタイムリー、代わったKTの7番手キム・ミンスからキム・ドヨンのこの試合2本目の本塁打などで計5点を追加した。キアの6番手クァク・ピンは9回裏まで無失点に抑え、首位キアが勝利した。キア打線ではキム・ドヨンが3安打2本塁打4打点、5番ソクラテスが3安打と活躍。KTは5位に後退した。KT打線ではオ・ジェイルが3安打2打点と活躍。

 

 

キウム 4-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・ジョンイン 1勝  (敗)キム・ヨンジュ 1勝1敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ソックァン 30号

 キウムは5回表にトゥサンの先発バラゾビックから2番イ・ジュヒョンのタイムリーで1点を先制し、バラゾビックをノックアウトした。トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは追加点を与えなかった。トゥサンの3番手キム・ガンニュルは6回表に追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏にキウムの先発の高卒新人キム・ユンハから4番キム・ジェファンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キウムは7回表にトゥサンの4番手イ・ヨンハからイ・ジュヒョンのタイムリーで2-1と1点を勝ち越した。トゥサンの5番手イ・ビョンホンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンは8回裏にキウムの2番手チョ・ヨンゴンから7番カン・スンホの2点タイムリーで3-2と逆転した。

 キウムは9回表にトゥサンの6番手の高卒新人キム・テギョンから1番キム・ビョンヒィの犠打で3-3の同点に追いつき、3番手キム・ソンギは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。キウムは10回表にトゥサンの7番手チョン・チョルォンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの8番手チェ・ジョンインから7番の新人ウォン・ソンジュンの犠牲フライで1点を勝ち越した。トゥサンは10回裏にキウムの4番手の高卒新人キム・ヨンジュから5番ヤン・ソックァンの本塁打で4-4の同点に追いつくと、代わったキウムの5番手キム・ドンヒョクから1bンチョン・スビンの犠牲フライでサヨナラ勝ちし、4位に浮上した。チェ・ジョンインは5年目にしてプロ初勝利。最下位キウムではリリーフが機能しなかった。

延長10回裏の逆転サヨナラ勝ちでトゥサンは4位に浮上 https://sports.chosun.com/baseball/2024-09-16/202409160100117020016969

 

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月16日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

1.キア    136  83  51  2  .619

2.サムソン  136  75  59  2  .560

3.LG    134  69  63  2  .523

4.トゥサン  135  67  66  2  .504

5.KT    136  67  67  2  .500

6.SSG   134  64    68   2    .485

7.ロッテ      133  61  68  4    .473

8.ハンファ  134  61  71   2    .462

9.NC    133  59  72      2    .450

10.キウム     135  57     78      0    .422

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン日程(9.16〜22)

9月16(月)日:キア-KT(水原)、キウム-トゥサン(ソウル・蚕室)

9月17(火)日:キア-SSG(仁川)、サムソン-トゥサン(ソウル・蚕室)、LG-ロッテ(釜山・社稷)、KT-キウム(ソウル・高尺)、ハンファ-NC(昌原)

9月18(水)日:サムソン-KT(水原)、LG-ロッテ(釜山・社稷)、ハンファ-NC(昌原)

9月19(木)日:キア-トゥサン(ソウル・蚕室)、サムソン-KT(水原)、LG-ロッテ(釜山・社稷)、キウム-SSG(仁川)、ハンファ-NC(昌原)

9月20(金)日: トゥサン-LG(ソウル・蚕室)、キウム-SSG(仁川)、ロッテ-NC(昌原)

9月21(土)日: NC-キア(光州) 、キウム-サムソン大邱)、※ トゥサン-LG(ソウル・蚕室)、SSG-KT(水原) 、ロッテ-ハンファ(大田)

9月22(日)日: キウム-サムソン大邱)、トゥサン-LG(ソウル・蚕室)、SSG-KT(水原) 、ロッテ-ハンファ(大田)

 

[試合開始時刻]

9月16, 17, 22日は14時、9月19, 20日は18時半、9月18, 21日は17時。

※ 14時開始。

(注 :  雨天などで試合が開催不可の場合、指定の予備日に順延されることがある。)

 

(文責:ふるりん