いよいよ2023年レギュラーシーズンが4月1日に開幕する。
2015年以降と同じく144試合(各チーム16試合ずつ対戦)で、上位5チームがポストシーズンに進出、韓国シリーズ優勝チームが年間総合優勝となる。試合は月曜日を除く毎週火曜日から日曜日まで行われる。7月15日に釜山・社稷野球場でオールスター戦が開催され、前後の7月14から20日までシーズンは中断される。また9~10月には中国・杭州で2022年から1年延期されたアジア競技大会野球にプロ選手を中心とした韓国代表が派遣されるが、2014年、2018年など以前の大会と異なりシーズンを中断しない。
2022年シーズンとの主な変更点は以下の通り。
1.2連戦の廃止
2022年までレギュラーシーズンは1週間で3連戦2回だけでなく、8月以降は2連戦3回が基本的な日程となっていた。しかし移動による負担を減らすため、いったん3連戦2回で日程を消化し、シーズン終盤に雨天などで中止になった試合を再編成して追加日程(9月11日以降)として発表する。
2.試合のスピードアップ
2023年シーズン途中の8月より監督やコーチが投手をマウンドに訪問する際の時間は30秒から25秒へと短縮される。30秒を過ぎた場合、捕手は捕球体勢に入って試合を再開する。
3.守備賞(仮称)の創設
これまで打撃優位のゴールデングラブ賞がシーズンオフに表彰されてきたが、守備の価値を認めるために新たな省を創設する。受賞者の選定方法や正式名称は後日発表される。
4.その他
負傷防止のため、塁上に出た走者には手袋の着用を義務付ける。またグラウンド内での他チーム間の選手の私的な会話は原則として禁止する。
【2023年レギュラーシーズン 開幕戦】
キア(アンダーソン)-SSG(キム・グァンヒョン) 仁川
ロッテ(ストレイリー)-トゥサン(アルカンタラ) ソウル・蚕室
LG(ケリー)-KT(ベンジャミン) 水原
ハンファ(スミス-キウム(アン・ウジン) ソウル・高尺
NC(フェディ)-サムソン(ブキャナン) 大邱
※ 4月1日14時開始。( )内は予告先発投手。2日も同一カードが14時開始。
(文責:ふるりん)