4月1日、2023年レギュラーシーズンが開幕した。全5試合で入場券が完売(10万1850枚)となった。開幕戦の入場券完売は2012年以来11年ぶり。
ハンファ 2-3 キウム (ソウル・高尺)
(勝)ムン・ソンヒョン 1勝 (敗)チャン・シファン 1敗
キウムは3回裏にハンファの先発スミス(元埼玉西武)からチャンスを作ると、代わったハンファの2番手イ・テヤンから4番の新外国人ラッセルの2020年10月以来の打点となるタイムリーで2点を追加した。ハンファの3番手チョン・ウラムは5相浦、キウムの先発アン・ウジンは6回表まで無失点に抑えた。ハンファの3番手チョン・ウラムは5回裏に追加点を与えなかった。キウムの先発アン・ウジンは6回表まで無失点に抑えた。ハンファの4番手ユン・サンフムは6回裏に追加点を与えなかった。ハンファは7回表にキウムの2番手キム・テフンから相手のエラーで1点を返した。ハンファの5番手カン・ジェミンは7回裏に追加点を与えなかった。
ハンファは8回表にキウムの3番手ウォン・ジョンヒョンから相手のエラーで2-2の同点に追いつき、6番手キム・ボムスは8回裏を無失点に抑えた。キウムの4番手キム・ジェウンは9回表、ハンファの7番手チュ・ヒョンサンは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。キウムの5番手ムン・ソンヒョンは10回表を無失点に抑えた。キウムは10回裏にハンファの8番手チャン・シファンから6番イ・ヒョンジョンのLGからの移籍後初打点となるタイムリーでサヨナラ勝ちした。キウム打線ではラッセルが3安打2打点と活躍。一方ハンファのチャン・シファンは2020年8月から自身19連敗でプロ野球記録を更新した。ハンファ打線では5番ノ・シファンが3安打と活躍。
ロッテ 10-12 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ジガン 1勝 (敗)ムン・ギョンチャン 1敗
(本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 1号 トゥサン : キム・ジェファン 1号、ロハス 1号
トゥサンは1回裏にロッテの先発ストレイリーから3番の新外国人ロハスの内野ゴロの間に1点(韓国初打点)を先制すると、5番ヤン・ウィジのNCからの移籍後初打点となるタイムリーで2点を追加した。ロッテは2回表にトゥサンの先発の新外国人アルカンタラ(元阪神)から5番チョン・ジュヌの本塁打で1点を返し、4回表に1番アン・グォンスのトゥサンからの移籍後初打点となるタイムリー、2番アン・チホンのタイムリーで4-3と逆転した。ロッテは5回表にトゥサンの2番手キム・ミョンシンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手イ・ヒョンボムからアン・チホンへの押し出しの死球、3番レックスのタイムリーで3点を追加した。
ロッテは6回表に相手の送球判断ミスで1点を追加し、2番手の高卒新人イ・テヨンは6回裏を無失点に抑えた。トゥサンの4番手コ・ボンジェは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンは7回裏にロッテの3番手の高卒新人イ・ジンハからチャンスを作ると、代わったロッテの4番手キム・ドギュから9番イ・ユチャンの犠牲フライで1点を返すと、さらに代わったロッテの5番手キム・サンスからロハスのタイムリーでさらに1点を返し、さらに代わったロッテの6番手ク・スンミンから4番キム・ジェファンの本塁打で8-8の同点に追いついた。トゥサンの5番手チョン・チョルォンは8回表を無失点に抑え、トゥサンは8回裏に相手の送球判断ミスで9-8と逆転した。
ロッテは9回表にトゥサンの6番手ホン・ゴンヒィからアン・グォンスのタイムリーで9-9の同点に追いつき、7番手イ・ミンソクは9回裏途中まで無失点に抑え試合は延長戦に突入した。トゥサンの7番手パク・チグクは10回表まで無失点、ロッテの8番手キム・ウォンジュンは10回裏まで無失点に抑えた。ロッテは11回表にトゥサンの8番手イ・ビョンホンからレックスのタイムリーで1点を勝ち越した。トゥサンの9番手チェ・ジガンは追加点を与えなかった。トゥサンは11回裏にロッテの9番手ムン・ギョンチャンからロハスの韓国初本塁打で逆転サヨナラ勝ちし、イ・スンヨプ新監督(元オリックス)は初勝利となった。チェ・ジガンはプロ2年目にして初勝利。トゥサン打線ではロハスが1本塁打5打点、1番チョン・スビンが3安打と活躍。ロッテ打線ではレックスが4安打3打点、アン・グォンスが3打点と活躍。
LG 6-11 KT (水原)
(勝)ベンジャミン 1勝 (敗)ケリー 1敗
(本塁打) KT : カン・ベッコ 1号、アルフォード 1号
KTは1回裏にLGの先発ケリーから3番アルフォードのタイムリーで2点を先制し、3回裏に2番カン・ベッコの本塁打で1点を追加した。LGは6回表にKTの先発ベンジャミンから1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を返した。KTは6回裏にアルフォードの本塁打で1点を追加すると、代わったLGの2番手の高卒新人パク・ミョングンから代打キム・ジュンテのタイムリー、9番キム・サンスのサムソン移籍後初打点となるタイムリーでさらに3点、さらに代わったLGの3番手チン・ヘスからカン・ベッコのタイムリーなどでまた3点を追加した。KTの2番手イ・チェホは7回表途中で3番手パク・セジンに交代した。
LGの4番手ユ・ヨンチャンは7回裏に追加点を与えなかった。LGの5番手ソン・スンギは8回裏に追加点を与えなかった。LGは9回表にKTの4番手キム・ミンからチャンスを作ると、代わったKTの5番手キム・ヨンヒョンから途中出場の7番キム・ミンソンのタイムリーで2点を返した。LGはさらに代わったKTの6番手チョ・イヒョンから9番ホン・チャンギのタイムリー、さらに代わったKTの7番手パク・ヨンヒョンから途中出場の2番ムン・ソンジュのタイムリーで3点を返したが、KTが勝利した。6回を1失点に抑えたベンジャミンは2023年シーズン初勝利。KT打線ではアルフォードが4安打1本塁打3打点、カン・ベッコが3安打1本塁打3打点と活躍。LGでは先発ケリーが6回途中6失点で降板した。
キア 1-4 SSG (仁川)
(勝)キム・グァンヒョン 1勝 (セーブ)ソ・ジニョン 1S (敗)アンダーソン 1敗
キアは1回表にSSGの先発キム・グァンヒョンから4番ソクラテスのタイムリーで1点を先制した。SSGは1回裏にキアの先発の新外国人アンダーソンから1番チュ・シンスの先頭打者本塁打で1-1の同点に追いつき、2回裏に7番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に2-1と逆転した。SSGの2番手チェ・ミンジュンは6回表無失点に抑えた。SSGは7回裏にキアの2番手キム・ギフンから3番チェ・ジョンへの押し出しの四球で1点を追加した。
SSGの3番手ノ・ギョンウンは8回表途中で4番手コ・ヒョジュンに交代した。SSGは8回裏にキアの3番手チェ・ジミンから7番パク・ソンハンのタイムリーで1点を追加した。SSGの4番手ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑え、SSGが勝利した。5回を1失点に抑えたキム・グァンヒョンは2023年シーズン初勝利で、プロ野球史上5人目となる韓国通算150勝を達成した。キアの先発アンダーソンは7回途中まで3失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。
NC 8-0 サムソン (大邱)
(勝)フェディ 1勝 (敗)ブキャナン 1敗
(本塁打) NC : キム・ジュウォン 1号
NCは3回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から相手のエラー、4番の新外国人マーティンの韓国初打点となるタイムリー、6番パク・ソンミンの犠牲フライなどで4点を先制した。NCの先発の新外国人フェディは5回裏まで無失点に抑え、2番手キム・ジンホは6回裏を無失点に抑えた。サムソンの2番手ホ・ユンドンは7回表途中まで追加点を与えなかった。NCの3番手ハ・ジュニョンは7回裏から登板した。
NCは8回表にサムソンの3番手ホン・ジョンウからチャンスを作ると、代わったサムソンの4番手チェ・チュンヨンから9番キム・ジュウォンの本塁打、2番パク・セヒョクのトゥサンからの移籍後初打点となるタイムリーで4点を追加した。NCの4番手リュ・ジヌクは8回裏まで無失点に抑えた。サムソンの5番手の高卒新人イ・ホソンは9回表に追加点を与えなかった。NCn5番手シム・チャンミンは9回裏を無失点に抑え、NCが完封リレーでカン・イングォン新監督の初勝利を飾った。フェディは韓国初勝利。NC打線ではパク・セヒョクが3安打1打点、8番キム・ソンウクが3安打と活躍。サムソンでは先発ブキャナンが5回4失点で降板し打線が沈黙した。
(文責 : ふるりん)