DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

WBC韓国代表、準決勝で日本と対戦 11名の選手が兵役免除に

第1回WBC(ワールドベースボールクラシック)の2次リーグを3戦全勝で通過し、準決勝進出を決めた韓国代表の対戦相手が、日本となった。17日(以下韓国時間)に2次リーグ・プール1最終戦アメリカ−メキシコ戦で、アメリカが2−1で敗北し日本、アメリカ、メキシコが1勝2敗で並んだが、失点率で日本がアメリカをわずかに上回ったため、日本がグループ2位となり準決勝進出を決めた。この大会3度目となる日韓戦は、決勝への切符をかけた史上最高の激闘となることは間違いがなく、19日12時から米国カリフォルニア州サンディエゴ・ペドコパークで行われる。この勝者は準決勝第1試合:キューバ−ドミニカの勝者と21日決勝戦を戦う。
なお、今回の準決勝に当たって韓国国内では、2002年サッカーW杯の時と同じようなパブリックビューイングを行なう球場もある。会場はトゥサンとLGの本拠地であるソウル・蚕室(チャムシル)野球場、SKの本拠地である仁川(インチョン)・文鶴(ムナク)野球場、サムソンの本拠地である大邱公設野球場、ロッテの本拠地である釜山・社稷(サジク)野球場の4ヶ所(17日現在)で、いずれも19日12時の試合開始前から無料開放される。文鶴野球場、社稷野球場ではタオルやスティックバルーンなどの応援グッズも配布される。
また、今回見事韓国代表がベスト4に進出した功績を称え、韓国政府は11名の兵役を終えていない選手たちに兵役免除の特典を与えた。このような特典は1998年アジア大会優勝、2000年シドニー五輪銅メダル、2002年アジア大会優勝時のメンバーにも与えられた。選手名は以下の通り。
オ・スンファン、ペ・ヨンス(以上サムソン)、チョン・ジェフン(トゥサン)、キム・テギュンイ・ボムホ(以上ハンファ)、イ・ジニョン(SK)、チョン・ソンフン(現代)、チョン・ビョンドゥ(キア)、チェ・ヒィソプ(米大リーグ・ドジャース)、キム・ソヌ(米大リーグ・ロッキーズ)、ポン・ジュングン(米大リーグ・レッズ)。
 
(文責:ふるりん