第1回WBC(ワールドベースボールクラシック)の2次リーグを3戦全勝で通過し、準決勝進出を決めた韓国代表の対戦相手が、日本となった。17日(以下韓国時間)に2次リーグ・プール1最終戦のアメリカ−メキシコ戦で、アメリカが2−1で敗北し日本、アメリカ、メキシコが1勝2敗で並んだが、失点率で日本がアメリカをわずかに上回ったため、日本がグループ2位となり準決勝進出を決めた。この大会3度目となる日韓戦は、決勝への切符をかけた史上最高の激闘となることは間違いがなく、19日12時から米国カリフォルニア州サンディエゴ・ペドコパークで行われる。この勝者は準決勝第1試合:キューバ−ドミニカの勝者と21日決勝戦を戦う。
なお、今回の準決勝に当たって韓国国内では、2002年サッカーW杯の時と同じようなパブリックビューイングを行なう球場もある。会場はトゥサンとLGの本拠地であるソウル・蚕室(チャムシル)野球場、SKの本拠地である仁川(インチョン)・文鶴(ムナク)野球場、サムソンの本拠地である大邱公設野球場、ロッテの本拠地である釜山・社稷(サジク)野球場の4ヶ所(17日現在)で、いずれも19日12時の試合開始前から無料開放される。文鶴野球場、社稷野球場ではタオルやスティックバルーンなどの応援グッズも配布される。
また、今回見事韓国代表がベスト4に進出した功績を称え、韓国政府は11名の兵役を終えていない選手たちに兵役免除の特典を与えた。このような特典は1998年アジア大会優勝、2000年シドニー五輪銅メダル、2002年アジア大会優勝時のメンバーにも与えられた。選手名は以下の通り。
オ・スンファン、ペ・ヨンス(以上サムソン)、チョン・ジェフン(トゥサン)、キム・テギュン、イ・ボムホ(以上ハンファ)、イ・ジニョン(SK)、チョン・ソンフン(現代)、チョン・ビョンドゥ(キア)、チェ・ヒィソプ(米大リーグ・ドジャース)、キム・ソヌ(米大リーグ・ロッキーズ)、ポン・ジュングン(米大リーグ・レッズ)。
(文責:ふるりん)