KBOは23日、プロ野球4試合で2万2496名が入場し、今季の総観客動員数が301万6889人を記録し、6年ぶりに300万人を突破したと発表した。韓国プロ野球は1990年代後半以降観客動員数が下降気味で、昨季は選手の兵役不正免除問題によるイメージダウンもあり、233万1978名と1990年以降では最悪の数字だった。今季はロッテが序盤好調で本拠地の釜山・社稷野球場は何度か3万人の大入りもあり、すでに昨季の観客動員数の倍以上の入場者を記録しているほか、大型補強で首位を行くサムソンも昨季と比較し倍近くの観客動員数を記録している。また、SK、トゥサンとの激しい優勝争いも、観客を呼ぶ大きな要因になっていると思われる。
今季504試合が予定されている公式戦の残り試合は84試合となり、このペースだと約360万人を動員でき、KBOが目標とした観客総動員数350万人を突破するのは確実だ。KBOは1998年に記録した390万2966名を突破することまで期待している。