2007年のオールスター戦は、7月17日(火)にロッテの本拠地である釜山(プサン)・社稷(サジク)野球場で開催されることとなった。同球場での開催は2004年以来3年ぶり。今季ロッテが比較的好調だったこともあり、5月には3度の3万人の超満員の観客を記録するなど、社稷野球場はプロ野球の観客動員数増加に大きく貢献している。釜山は以前から野球熱が高く、熱狂的なファンによる応援がよく知られている。上位チームの混戦、海外でプレーしていた選手の韓国復帰などで例年になく盛り上がっている今季のオールスター戦が社稷野球場で行われることにより、後半戦に向けさらなる盛り上がりが期待される。
現在7月1日までプロ野球オールスター戦のファン投票が、インターネットや野球場の投票用紙で行われている。例年オールスター戦は8球団を東軍(サムソン、トゥサン、SK、ロッテ)、西軍(ハンファ、現代、キア、LG)に分け、ホームラン競争などさまざまなイベントなどが試合前に行われ盛大に行われる。なお、韓国で7月17日は制憲節(チェホンジョル)の祝日にあたり、火曜日だが大勢の人出が予想される。