DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2023年保留選手名簿発表 除外された選手は自由契約に

 KBO韓国野球委員会)は11月30日付でプロ野球10球団の2023年保留選手名簿533名を発表した(2023年FA選手、フューチャースリーグFA選手の計23名を除く)。名簿に記載された選手たちは2023年の再契約対象者となる。なお、保留選手名簿から除外された57名の選手は自由契約選手となった。今回発表された選手たちの中には、2022年シーズン中にウェーバー公示された自由契約選手は含まれていない。

 

【2023年保留選手名簿から除外された主な選手】

(※は外国人選手)

SSG : シン・ジェヨン(投手)、オ・ジュンヒョク、※ ラガーレス(以上外野手)

キウム : カン・ミングク内野手

LG : リュ・ウォンソクチャ・ウチャン(以上投手)、イ・サンホキム・ホウン(以上内野手

KT : アン・ヨンミョンチョン・ユス、※ デスパイネ(以上投手)、キム・ソンフン内野手

キア : パク・チンテソ・ドグォン、※ ノリン(以上投手)、イ・ジョンフン(捕手)、ナ・ジワン(以上内野手

NC : カン・ドンヨンキム・ゴンテキム・ジヌホン・ソンミン、※ ダーモディ(以上投手)、キム・ギファン、※ マティーニ(外野手)

サムソン : キム・スンヒョンイ・スミン(以上投手)、キム・ソンピョ(外野手)

ロッテ : キム・デウチョ・ムグンチン・ミョンホ(以上投手)、イ・デホ内野手)、カン・ロハンキム・ミンス(外野手)

トゥサン : ヒョン・ドフンイム・チャンミンユン・ミョンジュンイ・ヒョンスン、※ ストック(投手)、チェ・ヨンジェ(捕手)、オ・ジェウォン、※ フェルナンデス(以上内野手)、アン・グォンス(外野手)

ハンファ : ※ ラミレス(投手)、ペク・ヨンファン(捕手)

 

 保留選手名簿から除外された選手のうち、ハンファ時代の2003年から活躍してきた右腕アン・ヨンミョン、複数の球団でリリーフで活躍したチョン・ユス(以上KT)、盛大な引退試合で最後のユニフォーム姿が大勢のファンの前で見送られたナ・ジワン(キア)、イ・デホ(ロッテ)、オ・ジェウォン(トゥサン)などは現役引退を表明している。

 

 2022年シーズン終了時点で契約していた外国人選手では、シーズン途中の7月に契約し韓国シリーズで活躍したSSGのラガーレス(△49試合・打率.315・6本塁打・32打点・3盗塁)、韓国3年間で通算36勝を記録したKTのデスパイネ(△30試合・8勝12敗・防御率4.53)、韓国1年目のキアのノリン(△21試合・8勝8敗・防御率2.47)、シーズン途中の8月より契約したNCのダーモディ(△8試合・3勝5敗・防御率4.54)、韓国1年目のNCのマティーニ(△139試合・打率.296・18本塁打・85打点・12盗塁)、韓国での4年間で通算723安打・57本塁打・351打点を記録したトゥサンのフェルナンデス(△139試合・打率.309・6本塁打・77打点・0盗塁)、韓国1年目のトゥサンのストック(△29試合・9勝10敗・防御率3.60)、シーズン途中の6月より契約したハンファのラミレス(△13試合・2勝6敗・防御率4.13)は保留選手名簿から除外され、2023年の再契約を見送られた。

(注:△は2022年シーズンの成績)

 

(文責:ふるりん