KBO(韓国野球委員会)は11月30日、プロ野球10球団が11月27日までに提出した2022年保留選手名簿532名を発表した(2022年FA選手、フューチャースリーグFA選手の計16名を除く)。この選手たちは2022年の再契約対象者となる。なお、保留選手名簿から除外された55名の選手は自由契約選手となった。今回発表された選手たちの中には、2021年シーズン中にウェーバー公示され自由契約となった選手たちは含まれていない。
【2022年保留選手名簿から除外された主な選手】
(※は外国人選手)
KT : ユ・ハンジュン、※ ホイング(以上外野手)
トゥサン : ※ ロケット(投手)、ペク・トンフン(外野手)
サムソン : イム・ヒョンジュン、※ モンゴメリー(以上投手)、キム・ジェヒョン、ぺク・スンミン(以上内野手)
LG : キム・ジヨン、コ・ヒョジュン(以上投手)、イ・ソンウ(捕手)、キム・ヨンウィ、※ ボーア(以上内野手)
SSG : ※ ガビグリオ、シン・ジェウン、チョン・スミン、チョン・ヨンイル(以上投手)、チョン・サンホ(捕手)、ナム・テヒョク、※ ロマック(以上内野手)、コ・ジョンウク、キム・ギョンホ、チョン・ウィユン(以上外野手)
NC : キム・ジンソン、パク・チヌ、イム・チャンミン(以上投手)、チ・ソックン(内野手)
ロッテ : カン・ドンホ、ソン・スンジュン、チョン・テスン、※ フランコ、ハン・スンヒョク(以上投手)、※ マチャド(内野手)、ミン・ビョンホン(外野手)
キア : ユ・ミンサン、ファン・ユンホ、※ タッカー(以上内野手)
ハンファ : ※ ぺレス(内野手)
保留選手名簿から除外された選手のうち、韓国シリーズ初優勝に貢献したユ・ハンジュン(KT)、40歳になっても控え捕手として起用されたイ・ソンウ(LG)、2012年から内外野のユーティリティープレイヤーとして活躍していたキム・ヨンウィ(LG)、2013年から2019年まで韓国代表でも活躍した外野手ミン・ビョンホン(ロッテ)などは現役引退を表明している。
2021年シーズン終了時点で契約していた外国人選手では、シーズン途中の6月に契約し韓国シリーズで活躍したKTのホイング(△68試合・打率.239・11本塁打・52打点・5盗塁)、韓国1年目で10月以降は故障により離脱しポストシーズンで登板しなかったトゥサンのロケット(△21試合・9勝9敗・防御率2.98)、シーズン途中の6月から契約したサムソンのモンゴメリー(△11試合・2勝5敗・防御率5.37)、シーズン途中の6月より契約したLGのボーア(△32試合・打率.170・3本塁打・17打点・0盗塁)、シーズン途中の6月より契約したSSGのガビグリオ(△15試合・6勝4敗・防御率5.86)、韓国での5年間で通算155本塁打を記録し現役引退を表明したSSGのロマック(△107試合・打率.225・20本塁打・52打点・1盗塁)、韓国1年目のロッテのフランコ(△37試合・9勝8敗1ホールド・防御率5.40)、韓国2年目のロッテのマチャド(△134試合・打率.279・5本塁打・58打点・8盗塁)、韓国3年目のキアのタッカー(△127試合・打率.237・9本塁打・59打点・0盗塁)、7月から契約したハンファのぺレス(△59試合・打率.268・5本塁打・33打点・4盗塁)は保留選手名簿から除外され、2022年シーズンの再契約を見送られた。
(注:△は2021年シーズンの成績)
(文責:ふるりん)