11月30日、ソウル市内のホテルで2020年シーズンの個人タイトルの授賞式が行われ、レギュラーシーズンMVP(最優秀選手)にメル・ロハス外野手(KT)、新人王(新人賞)にソ・ヒョンジュン投手(KT)がそれぞれ選ばれた。
MVPに選ばれたドミニカ共和国出身の外国人選手ロハスは2017年6月よりKTと契約し、主力選手として活躍してきた。2020年は142試合に出場し打率.349、47本塁打、135打点、0盗塁の成績で最多本塁打、最多打点などの個人タイトルを受賞、KTのポストシーズン初出場に貢献した。ロハスは記者投票で653点とヤン・ウィジ(NC)の374点、アルカンタラ(トゥサン)の319点と他の候補者を大きく引き離しての受賞だった。外国人選手のレギュラーシーズンMVP受賞は2019年のリンドブロム(トゥサン)に続いて2年連続6人目で、KTの選手としては初の受賞者となった。なお授賞式は都合で欠席した。
新人王に選ばれた右腕ソ・ヒョンジュンは、2020年、高卒1年目の新人ながら26試合に登板、13勝6敗、防御率3.86の成績で、高卒新人としては2006年のリュ・ヒョンジン(ハンファ)以来14年ぶりに10勝以上を記録し、KTのポストシーズン初出場に貢献した。KTからの新人王は2018年のカン・ベッコ以来2年ぶりで2人目。ソ・ヒョンジュンは記者投票で511点と185点のホン・チャンギ(LG)、76点のソン・ミョンギ(NC)と他の候補者に大差をつけての受賞となった。
(文責:ふるりん)