NC、ワイルドカード決定戦に勝利し準プレーオフ進出
2023年 ワイルドカード決定戦 第1戦
トゥサン 9-14 NC (昌原)
(勝)キム・ヨンギュ (セーブ)イ・ヨンチャン (敗)イ・ヨンハ
(本塁打) トゥサン : ロハス 1号 NC : ソ・ホチョル 1号、キム・ヒョンジュン 1,2号
2023年ポストシーズンは、レギュラーシーズン4位:NCと同5位のトゥサンによるワールドカード決定戦から始まった。2019年より開場した昌原NCパークにとっては初のポストシーズン開催となった(2019年は5位でワイルドカード決定戦はLGの本拠地で開催されNCは敗退、レギュラーシーズンで優勝した2020年の韓国シリーズは11月後半の開催で中立地の高尺スカイドームでの開催)。
トゥサンは1回表にNCの先発タナーから2番キム・ジェホと3番ロハスの連打でチャンスを作ると、4番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に1点を先制し、2回表に6番カン・スンホのヒットでチャンスを作ると7番キム・インテのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは3回表にロハスの本塁打で1点を追加した。トゥサンは4回表に1番チョン・スビンが四球で出ると盗塁を試みるが失敗した。NCは4回裏にトゥサンの先発クァク・ピンから3番パク・ミヌへの四球、5番クォン・ヒィドンのヒット、6番キム・ジュウォンへの四球で満塁のチャンスを作ると、7番ソ・ホチョルの満塁本塁打で4-3と逆転した。さらに8番キム・ヒョンジュンの2者連続本塁打で1点を追加した。トゥサンの2番手キム・ミョンシンは追加点を与えなかった。
トゥサンは5回表に2番キム・ジェホへの四球、代打キム・ジェファンのヒットでチャンスを作ると、代わったNCの2番手イ・ジェハクからヤン・ウィジのタイムリーで1点を返し、6番カン・スンホの内野ゴロの間に5-5の同点に追いついた。NCは5回裏にトゥサンの3番手イ・ヨンハから相手のエラーでチャンスを作ると、相手の暴投で1点を勝ち越した。NCの3番手キム・ヨンギュは6回表途中まで無失点に抑えた。トゥサンの4番手チェ・スンヨンは6回裏に追加点を与えなかった。NCは7回裏にトゥサンの5番手キム・ガンニュルから3番パク・コヌのヒット、クォン・ヒィドンへの四球でチャンスを作ると、代わったトゥサンの6番手チョン・チョルォンからソ・ホチョルのタイムリーで2点を追加した。
トゥサンは8回表にNCの4番手リュ・ジヌクからキム・ジェホがヒットで出ると、代わったNCの5番手イム・ジョンホから相手のエラーで1点を返した。NCは8回裏にトゥサンの7番手ホン・ゴンヒィからマーティンの内野ゴロの間に1点を追加し、6番キム・ジュウォンのタイムリー、キム・ヒョンジュンのこの試合2本目の本塁打でさらに5点を追加した。トゥサンの8番手イ・ビョンホンは追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にNCの6番手イ・ヨンチャンから代打パク・チフンとチョン・スビンのタイムリーで3点を返したが、NCが勝利し規定により1勝だけでSSGとの準プレーオフに進出した。
3年ぶりにポストシーズンへ進出したNCは打線が爆発し、投手陣の不調を補った。ソ・ホチョルが3安打1本塁打6打点、キム・ヒョンジュンが2本塁打4打点と活躍。イ・スンヨプ監督が就任し2年ぶりにポストシーズンへ進出し、2022年の9位からの巻き返しにある程度成功したトゥサンは、ワイルドカード決定戦敗退で2023年シーズンを終えた。トゥサン打線ではキム・インテが3安打1打点と活躍。
NCとSSGが対戦する準プレーオフ第1戦は10月22日14時から開始され、先に3勝したほうがLGとの韓国シリーズ(第1戦は11月7日に予定)進出をかけて10月30日からKTとプレーオフで対戦する。
(文責:ふるりん)