2020年も当ブログをご覧いただきどうもありがとうございました。
2020年シーズンは感染症の影響で3月の示範競技中止、レギュラーシーズン開幕が3月28日から5月5日に延期、しかも史上初の無観客でのスタートとなりました。そしてオールスター戦もなく、韓国代表が出場予定の2020年オリンピック野球も1年延期となりました。数々の不安はありましたがそれでも何とかレギュラーシーズン144試合を予定通り終え、年間優勝を決めるポストシーズンも例年より試合数を減らし、プレーオフと韓国シリーズは全試合中立地の高尺スカイドームで開催となりました。世間の暗いムードと背中合わせだった2020年ではありましたが、2011年に創設されたプロ野球9番目のチーム、NCダイノスが韓国シリーズ初優勝、その2年後に発足した10番目のチーム、KTウィズがレギュラーシーズン2位でポストシーズン初出場を成し遂げました。また高卒新人ながらリュ・ヒョンジン(トロントブルージェイス)以来14年ぶりに10勝以上を記録、新人王を受賞したソ・ヒョンジュン(KT)など次代を担う若手たちの台頭も見られるなど、時代の変化と新たな希望も感じられました。しかしながら大半の試合が無観客となり、ファンたちの歓声が選手やグラウンドにあまり届けられなかったのは残念でなりませんでした。
来る年も韓国プロ野球(KBOリーグ)の情報を正確に分かりやすく伝えていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
(文責 : ふるりん)