DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.15) 結果

LG2位浮上  トゥサン3連勝で3位浮上 

 

キア 12-11 NC  (昌原)

(勝)パク・チュンピョ 7勝5S  (敗)ウォン・ジョンヒョン 3勝5敗29S

本塁打) キア : タッカー 30号、チェ・ヒョンウ 23号  NC : パク・ミヌ 6号、ノ・ジンヒョク 20号

 キアは1回表にNCの先発パク・チョンスから3番タッカーの本塁打で2点を先制した。NCは3回裏にキアの先発イム・ギヨンから3番パク・ミヌの本塁打で3-2と逆転した。キアは4回表に9番パク・チャンホへの押し出しの四球で3-3の同点に追いつくと、代わったNCの2番手イム・チャンミンから1番チェ・ウォンジュン、2番キム・ソンビン、タッカーのタイムリー、4番チェ・ヒョンウの本塁打で10-3と逆転した。NCの3番手キム・ゴンテは5回表まで追加点を与えなかった。

 NCは6回裏にキアの2番手チャン・ヒョンシクから6番パク・ソンミンと7番ノ・ジンヒョクのタイムリー、8番アルテールの犠牲フライで3点を返した。キアは7回表にNCの4番手ソン・ジョンウクからチャンスを作ると、代わった5番手パク・チヌから相手のエラーで1点を追加した。NCは7回裏にキアの3番手イ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わった4番手ホン・サンサムからノ・ジンヒョクの満塁本塁打で4点を返した。6番手イム・ジョンウと7番手キム・ジンソンは8回表に追加点を与えず、NCは8回裏にキアの5番手の高卒新人チョン・ヘヨンから途中出場の2番モ・チャンミンのタイムリーで11-11の同点に追いついた。

 キアは9回表にNCの8番手ウォン・ジョンヒョンから代打ナ・ジワンのタイムリーで1点を勝ち越すと、6番手パク・チュンピョは9回裏まで相手の反撃を断ち勝利し、6位に浮上した。キア打線ではタッカーが4安打1本塁打4打点と活躍。首位NCは最大7点差を追いつくも勝ち越せなかった。NC打線ではノ・ジンヒョクが3安打1本塁打5打点と活躍。

 

 

キウム 4-0 KT  (水原)

(勝)キム・テフン 7勝  (敗)クエバス 10勝8敗

 キウムは2回表にKTの先発クエバスから相手のエラー、9番チョン・ビョンウのタイムリーで2点を先制し、先発キム・ジェウンは3回裏まで無失点に抑えた。キウムは5回表に相手のエラー、4番パク・ピョンホのタイムリーで2点を追加し、2番手キム・テフンは5回裏途中まで無失点に抑えた。キウムの3番手キム・ソンギは6回裏まで無失点に抑えた。KTの2番手チョ・ヒョヌは7回表に追加点を与えなかった。

 キウムの4番手キム・サンスは7回裏を無失点に抑えた。KTの3番手イ・ボグンは8回表に追加点を与えなかった。キウムの5番手ヤン・ヒョンは8回裏を無失点に抑えた。KTの4番手ハ・ジュンホは9回表に追加点を与えなかった。6番手チョ・サンウは9回裏に相手の反撃を断ち、5位キウムが完封リレーで勝利した。2番手キム・テフンが7勝目。先発クエバスが6回4失点で降板し、打線が沈黙したKTは4位に後退した。

 

LG 6-2 ロッテ  (釜山・社稷

 (勝)チョン・チャンホン 7勝3敗  (セーブ)コ・ウソク 3敗17S  (敗)ノ・ギョンウン 5勝9敗 

本塁打) LG : チェ・ウンソン 15号

 ロッテは1回裏にLGの先発チョン・チャンホンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制した。LGは3回表にロッテの先発ノ・ギョンウンから2番オ・ジファンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、4回表に5番チェ・ウンソンの本塁打で2-1と逆転した。LGは7回表にロッテの2番ソ・ジュヌォンから代打パク・ヨンテクのタイムリー、代わった3番手キム・デウから1番ホン・チャンギのタイムリーで3点を追加した。

 LGの2番手チン・ヘスは7回裏を無失点に抑えた。4番手キム・ゴングクは8回表に追加点を与えず、ロッテは8回裏にLGの3番手チョン・ウヨンから5番チョン・フンのタイムリーで1点を返した。LGは9回表にロッテの5番手イ・インボクからチャンスを作ると、代わった6番手コ・ヒョジュンからホン・チャンギの内野ゴロの間に1点を追加した。4番手コ・ウソクが9回裏まで相手の反撃を断ち、LGが勝利し2位に浮上した。6回を1失点に抑えたチョン・チャンホンは7勝目。LG打線ではホン・チャンギが3打点と活躍。先発ノ・ギョンウンが6回まで2失点に抑えるも打線が機能せずロッテは7位に後退した。

 

 

ハンファ 3-16 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ユ・ヒィグァン 9勝11敗  (敗)チャン・ミンジェ 2勝6敗

本塁打) ハンファ : バーンズ 8号

 ハンファは2回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番キム・ミンハのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから1番パク・コヌのタイムリー、2番チェ・ジュファンと3番フェルナンデスの犠牲フライで3-1と逆転し、4回裏にハンファの2番手パク・サンウォンからパク・コヌのタイムリーで2点を追加した。トゥサンは5回裏にハンファの3番手キム・ジョンスから5番ホ・ギョンミン、6番オ・ジェイル、7番パク・セヒョクのタイムリーで4点を追加した。ハンファの4番手の大卒新人カン・ジェミンは追加点を与えなかった。

 トゥサンは6回裏にハンファの5番手ファン・ヨングクからパク・セヒョクの犠牲フライ、9番キム・ジェホ、パク・コヌ、フェルナンデスのタイムリーで6点を追加した。トゥサンの2番手クォン・ヒィは7回表を無失点に抑えた。6番手ソ・ギュンは7回裏まで追加点を与えず、ハンファは8回表にトゥサンの3番手パク・チョンギから途中出場の3番イ・へチャンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは8回裏にハンファの7番手チョン・ウラムからフェルナンデスのタイムリーで1点を追加した。

 ハンファは9回表にトゥサンの4番手チェ・ジソンから6番バーンズの本塁打で1点を返したが、トゥサンが勝利し3連勝で3位に浮上した。6回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンは9勝目。トゥサン打線ではパク・コヌとフェルナンデスが3安打4打点、ホ・ギョンミンとキム・ジェホが3安打1打点、パク・セヒョクが3打点と活躍。先発チャン・ミンジェが4回途中5失点で降板した最下位ハンファは3連敗。

 

 

SK 10-3 サムソン  (大邱

(勝)パク・チョンフン 11勝11敗  (敗)ウォン・テイン 6勝10敗

本塁打) SK : ロマック 30号  サムソン : イ・ウォンソク 13号 

 SKは3回表にサムソンの先発ウォン・テインから4番ロマック(元横浜DeNA)のタイムリーで2点を先制した。サムソンは3回裏にSKの先発パク・チョンフンから7番イ・ウォンソクの本塁打で1点を返した。SKは5回表に3番チェ・ジョンのタイムリー、ロマックの本塁打で4点を追加した。サムソンは6回裏に2番キム・サンスと3番ク・ジャウクのタイムリーで2点を返した。SKは7回表にサムソンの2番手シム・チャンミンからロマックの犠牲フライ、代わった3番手イム・ヒョンジュンから7番コ・ジョンウクのタイムリーで計3点を追加した。

 SKの2番手イ・テヤンは7回裏を無失点に抑えた。サムソンの4番手ヤン・チャンソプは8回表に追加点を与えなかった。SKの3番手シン・ジェウンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの5番手ノ・ソンホは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ユン・ヒィサンは9回裏に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利した。6回を3失点に抑えたパク・チョンフンは11勝目。SK打線ではロマックが1本塁打5打点、1番の大卒新人チェ・ジフンが4安打と活躍。8位サムソンでは先発ウォン・テインが6回6失点で降板した。

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SKのロマックは30号本塁打など5打点 http://osen.mt.co.kr/article/G1111453203

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(10月15日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    133  78  51  4  .605

2.LG    136  75  58    3     .564

3.トゥサン  134  73  57  4  .562

4.KT    133  74  58  1  .561

5.キウム   139  77  61  1     .558

6.キア    131  68  63  0  .519

7.ロッテ   131  67  63  1  .515

8.サムソン  134  58  73  3  .443

9.SK    135  47  87  1  .351

10.ハンファ  134    43  89  2  .326

 

(文責 : ふるりん