DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  2位トゥサン3連勝  7位ネクセン6連敗から脱出

キア 10−15 SK  (仁川)
(勝)チェ・ビョンニョン 6勝4敗  (敗)イム・チャンヨン 7勝6敗7S
本塁打) キア : アン・チホン 17号、イ・ボムホ 21,22号  SK : チェ・ジョン 44,45号、イ・ジェウォン 9号、ロマック 28号
 キアは2回表にSKの先発ユン・ヒィサンから8番キム・ミンシクのタイムリー、相手の暴投で2点を先制し、3回表に4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番アン・チホンの本塁打で4点を追加した。SKは3回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから3番チェ・ジョンの本塁打で3点を返した。キアは5回表にSKの2番手キム・テフンから7番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の2試合連続本塁打で2点を追加した。
 SKは5回裏に6番キム・ドンヨプのタイムリーで1点、6回裏に9番イ・ジェウォンの本塁打で1点を返した。キアは7回表にSKの3番手チェ・ビョンニョンからイ・ボムホの2打席連続本塁打で2点を追加した。SKは7回裏にキアの2番手キム・ユンドンからキム・ドンヨプのタイムリーで1点、さらに代わったキアの3番手シム・ドンソプから代打パク・チョングォンのタイムリーで1点を返した。そしてキアの4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)からイ・ジェウォン、1番ノ・スグァンのタイムリー、チェ・ジョンのこの試合2本目となる本塁打で13-10と逆転した。さらに代わったキアの5番手の大卒新人パク・チンテから5番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で2点を追加した。
 SKの4番手パク・ヒィスは8回表、キアの6番手ナム・ジェヒョンは8回裏を無失点に抑えた。5番手パク・チョンべは9回表に相手の反撃を断ち、5位SKが7回裏に10点を奪い逆転勝ちした。SK打線ではチェ・ジョンが4安打2本塁打7打点、4番チョン・ウィユンが3安打、首位キア打線ではイ・ボムホが2本塁打4打点、アン・チホンが3安打1本塁打3打点と活躍。


トゥサン 13−3 NC  (馬山)
(勝)ユ・ヒィグァン 9勝6敗  (敗)チャン・ヒョンシク 8勝9敗
本塁打) トゥサン : オ・ジェウォン 7号、パク・コヌ 15,16号  NC : キム・ソンウク 2号
 トゥサンは2回表にNCの先発チャン・ヒョンシクから9番ソ・イェイル、2番ホ・ギョンミンのタイムリーなどで3点を先制し、3回表に8番オ・ジェウォンの本塁打、ホ・ギョンミンのタイムリーで4点を追加しチャン・ヒョンシクをノックアウトした。さらにこの回NCの2番手チョン・スミンから3番パク・コヌの本塁打で3点を追加した。NCは5回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番パク・ミヌのタイムリーで1点、7回裏にトゥサンの2番手キム・スンフェから途中出場の1番キム・ソンウクの本塁打で1点を返した。
 トゥサンは8回表にNCの3番手ミン・テホからホ・ギョンミンのタイムリー、パク・コヌのこの試合2本目の本塁打で3点を追加した。NCは8回裏にトゥサンの3番手キム・ソンベから代打キム・ジュヌァンの犠牲フライで1点を返し、4番手イム・ジョンホ、5番手ユン・スホは追加点を与えなかった。4番手イ・ヒョンホが9回裏に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利し3連勝となった。6回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンは9勝目。トゥサン打線ではパク・コヌが2本塁打5打点、ホ・ギョンミンが3安打3打点と活躍。3位NCでは先発チャン・ヒョンシクが3回途中9失点で降板したが、打線ではパク・ミヌが3安打1打点と活躍。


ロッテ 1−3 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ハフ 6勝4敗  (セーブ)シン・ジョンナク 3勝5敗10S  (敗)パク・セウン 12勝6敗
 LGは1回裏にロッテの先発パク・セウンから3番パク・ヨンテクの犠牲フライで1点を先制し、3回裏に4番キム・ジェユルのタイムリーで2点を追加した。ロッテは4回表にLGの先発ハフから相手のエラーで1点を返した。ロッテは6回裏途中から2番手キム・ユヨン、7回裏から3番手ペ・ジャンホを登板させた。
 LGは8回表から2番手イ・ドンヒョン、3番手チン・ヘスと継投策をとった。ロッテの4番手イ・ミョンウは8回裏に追加点を与えなかった。4番手シン・ジョンナクが相手の反撃を断ち、6位LGが勝利した。7回を1失点に抑えたハフは6勝目。LG打線では1番アン・イックンが3安打と活躍。4位ロッテでは先発パク・セウンが6回途中3失点で降板し打線が援護できなかった。

 
KT 0−8 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)シン・ジェヨン 6勝6敗   (敗)リュ・ヒィウン 3勝4敗
 ネクセンは1回裏にKTの先発リュ・ヒィウンから5番チェ・テイン、6番チャン・ヨンソクのタイムリーで4点を先制し、4回裏に2番ソ・ゴンチャンの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。ネクセンの先発シン・ジェヨンは無失点を続け、6回裏にKTの2番手ホン・ソンヨンから9番パク・トンウォンのタイムリーで1点を追加した。KTの3番手の高卒新人イ・ジョンヒョク、4番手ユン・グニョンは追加点を与えなかった。
 シン・ジェヨンは9回表も無失点に抑え、7位ネクセンが完封勝利で6連敗から脱出した。シン・ジェヨンはプロ6年目で自身初となる完封勝利で6勝目。最下位KTでは先発リュ・ヒィウンが4回7失点で降板し、打線も沈黙した。


ハンファ 5−13 サムソン  (大邱
(勝)ユン・ソンファン 11勝9敗  (敗)ビヤヌエバ 5勝7敗
本塁打) ハンファ : ハ・ジュソク 10号  サムソン : ラフ 27号、イ・スンヨプ 22号
 サムソンは1回裏にハンファの先発ビヤヌエバから3番ク・ジャウクのタイムリー、4番ラフの本塁打、8番キム・ソンフンのタイムリー、9番チェ・ギョンチョルの犠牲フライで6点を先制した。ハンファは3回表にサムソンの先発ユン・ソンファンから3番ソン・グァンミン、5番イ・ソンヨルのタイムリーで3点、5回表に4番ロサリオの犠牲フライで1点を返した。サムソンは6回裏にク・ジャウク、ラフのタイムリーで2点を追加しビヤヌエバをノックアウトすると、この回代わったハンファの2番手イ・チュンホから5番イ・スンヨプ(元オリックス)の本塁打で2点を追加した。
 サムソンは7回表から2番手クォン・オジュンを登板させ、7回裏にイ・チュンホからク・ジャウクのタイムリー、代わったハンファの3番手ソ・ギュンからラフのタイムリーで計3点を追加した。サムソンの3番手パク・クンホンは無失点に抑えた。ハンファは9回表にサムソンの4番手の高卒新人キム・シヒョンから7番ハ・ジュソクの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで9位サムソンが勝利した。ユン・ソンファンが6回を4失点に抑え11勝目。18安打を記録したサムソン打線ではラフが5安打1本塁打6打点、ク・ジャウクが3安打3打点、1番パク・ヘミンが3安打と活躍。8位ハンファでは先発ビヤヌエバが6回途中9失点で降板した。