DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.14) 結果

首位NC、6連敗から脱出` 

 

キア 3-8 NC  (昌原)

(勝)ソン・ミョンギ 7勝3敗  (敗)キム・ヒョンス 1勝2敗

本塁打) NC : ノ・ジンヒョク 19号、ヤン・ウィジ 26号

 NCは3回裏にキアの先発キム・ヒョンスから3番パク・ミヌ、4番ナ・ソンボム、5番パク・ソンミンのタイムリーで3点を先制し、4回裏にキアの2番手コ・ヨンチャンから1番イ・ミョンギとパク・ミヌのタイムリーで2点を追加した。キアは5回表にNCの先発ソン・ミョンギから3番タッカーの犠牲フライ、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を返した。NCの2番手キム・ジンソンは6回表から登板し、3番手イム・ジョンホは7回表途中から登板した。

 NCは7回裏にキアの3番手パク・チンテから7番ノ・ジンヒョクの本塁打で2点を追加し、4番手ムン・ギョンチャンは8回表を無失点に抑えた。NCは8回裏に途中出場の9番ヤン・ウィジの本塁打で1点を追加した。キアは9回表にNCの5番手ホン・ソンミンからタッカーの内野ゴロの間に1点を返したが、首位NCが勝利し6連敗から脱出した。5回を2失点に抑えたソン・ミョンギは7勝目。先発キム・ヒョンスが4回途中4失点で降板したキアは7位に後退。

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首位NCは6連敗から脱出 http://www.gnnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=457558

 

 

キウム 5-3 KT  (水原)

(勝)チェ・ウォンテ 7勝6敗  (セーブ)チョ・サンウ 5勝3敗32S  (敗)ペ・ジェソン 9勝5敗

本塁打) キウム : キム・ハソン 30号  KT : ロハス 45号 

 キウムは1回表にKTの先発ペ・ジェソンから2番ソ・ゴンチャンの内野ゴロの間に1点を先制した。KTは1回裏にキウムの先発チェ・ウォンテから3番ロハス本塁打で2-1と逆転した。キウムは2回表に1番パク・チュンテの内野ゴロの間に2-2の同点に追いつき、4回表に3番キム・ハソンのタイムリーで3-2と逆転しペ・ジェソンをノックアウトした。キウムは5回表にKTの2番手ハ・ジュンホからチャンスを作り、代わった3番手ソン・ドンヒョンからパク・チュンテへの押し出しの四球で1点、6回表にキム・ハソンの自身初となるシーズン30本塁打で1点を追加した。

 KTは7回裏に代打ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を返した。キウムの2番手アン・ウジンは8回裏まで無失点に抑えた。KTの4番手キム・ミンスと5番手イ・サンドンは9回表まで追加点を与えなかった。3番手チョ・サンウは9回裏に相手の反撃を断ち、5位キウムが勝利した。7回途中まで3失点に抑えたチェ・ウォンテは7勝目。キウム打線ではキム・ハソンが4安打1本塁打2打点と活躍。2位KTでは先発ペ・ジェソンが4回途中3失点で降板した。 

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自身初のシーズン30本塁打を記録したキウムのキム・ハソン http://www.sportsseoul.com/news/read/969419?ref=naver

 

 

LG 0-3 ロッテ  (釜山・社稷

 (勝)サンプソン 8勝10敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝3敗24S  (敗)イム・チャンギュ 9勝9敗 

 ロッテは5回裏にLGの先発イム・チャンギュから9番マチャドのタイムリーで1点を先制し、先発サンプソンは6回表まで無失点に抑えた。 ロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンは7回表を無失点に抑えた。ロッテは7回裏にLGの2番手イ・ジョンヨンから1番オ・ユンソクのタイムリー、代わった3番手チェ・ドンファンから3番チョン・ジュヌの犠牲フライで計2点を追加した。

 ロッテの3番手ク・スンミンは8回表を無失点に抑えた。LGの4番手ソン・ウンボムは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・ウォンジュンは9回表に相手の反撃を断ち、ロッテが完封リレーで勝利し6位に浮上した。サンプソンは8勝目。3位LGでは先発イム・チャンギュが6回を1失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

ハンファ 1-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・スンジン 2勝2敗  (セーブ)イ・ヨンハ 5勝11敗3S  (敗)キム・ミヌ 5勝10敗

 ハンファは1回裏にトゥサンの先発フレクセンから4番ソン・グァンミンの内野呉小呂の間に1点を先制した。トゥサンは4回裏にハンファの先発キム・ミヌから5番オ・ジェイルの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。トゥサンは7回裏に9番キム・ジェホのタイムリーで2-1と逆転し、2番手イ・スンジンは8回表まで無失点に抑えた。

 ハンファの2番手ユン・デギョンは8回裏に追加点を与えなかった。3番手イ・ヨンハは9回表に相手の反撃を断ち、4位トゥサンが勝利した。イ・スンジンは2勝目。最下位ハンファでは先発キム・ミヌが7回を2失点に抑えるも打線がつながらなかった。

 

 

SK 1-2 サムソン  (大邱

(勝)イ・スンヒョン 1勝2敗  (セーブ)オ・スンファン 3勝2敗15S  (敗)キム・テッキョン 1勝3敗

本塁打) SK : ロマック 29号  サムソン : キム・ドンヨプ 18号 

 サムソンは1回裏にSKの先発チョ・ヨンウから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点を先制した。SKは4回表にサムソンの先発チェ・チェフンから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1-1の同点に追いついた。SKの2番手キム・セヒョンは6回裏まで無失点に抑えた。SKの3番手キム・ジョンビンは7回裏から登板し途中で4番手パク・ミンホに交代した。

 サムソンの2番手イ・スンヒョンは8回表途中から登板した。サムソンは8回裏にSKの5番手キム・テッキョンから4番キム・ドンヨプの本塁打で1点を勝ち越した。3番手オ・スンファン(元阪神)は9回表に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利した。先発チェ・チェフンは8回途中1失点に抑えた。先発チョ・ヨンウが5回途中1失点で降板した9位SKは連勝が3で止まった。

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(10月14日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    132  78  50  4  .609

2.KT    132  74  57  1  .565

3.LG    135  74  58    3     .561

4.トゥサン  133  72  57  4  .558

5.キウム   138  76  61  1     .555

6.ロッテ   130  67  62  1  .519

7.キア    130  67  63  0  .515

8.サムソン  133  58  72  3  .446

9.SK    134  46  87  1  .346

10.ハンファ  133    43  88  2  .328

 

(文責 : ふるりん