DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.6) 結果

トゥサン4連勝で4位浮上  パク・ヨンテク(LG)、史上初の通算2500安打

 

NC 1-2 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)チョ・サンウ 5勝3敗29S  (敗)イム・チャンミン 6勝2敗

 キウムは1回裏にNCの先発キム・ヨンギュから相手の暴投で1点を先制した。NCは6回表にキウムの先発ヨキシュから5番パク・ソンミンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キウムの2番手アン・ウジンは7回表を無失点に抑え、3番手キム・サンスは8回表から登板した。NCの2番手キム・ジンソンは8回裏途中まで無失点に抑えた。

 キウムの4番手チョ・サンウは9回表まで無失点に抑えた。NCの3番手イム・ジョンホは9回裏途中まで無失点に抑えた。3位キウムは9回裏にNCの4番手イム・チャンミンから5番ホ・ジョンヒョプのタイムリーでサヨナラ勝ちした。首位NCは先発キム・ヨンギュが6回を1失点に抑えるも打線がつながらなかった。

 

 

KT 9-10 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ク・スンミン 5勝2敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝2敗22S  (敗)ユ・ウォンサン 2勝1敗

本塁打) ロッテ : ハン・ドンヒィ 13号  KT : パク・キョンス 13号、カン・ベッコ 21号 

 ロッテは1回裏にKTの先発デスパイネから2番ソン・アソプのタイムリーなどで2点を先制した。 KTは2回表にロッテの先発パク・セウンから8番チャン・ソンウの内野ゴロの間に1点を返した。ロッテは2回裏に8番ハン・ドンヒィの本塁打で2点を追加した。KTは5回表に1番ペ・ジョンデと6番チョ・ヨンホのタイムリーで2点を返し、6回表にロッテの2番手パク・チンヒョンから7番パク・キョンスの本塁打で4-4の同点に追いついた。さらにこの回代わったロッテの3番手の高卒新人チェ・ジュニョンから3番ロハスのタイムリー、4番カン・ベッコの2試合連続本塁打で8-4と逆転した。

 ロッテは6回裏にKTの2番手チュ・グォンからソン・アソプと3番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を返すと、代わった3番手ユ・ウォンサンから6番チョン・フンへの押し出しの四球、相手のエラーで8-8の同点に追いついた。ロッテは7回裏にユ・ウォンサンからチャンスを作ると、代わったKTの4番手ハ・ジュンホからチョン・ジュヌのタイムリーで9-8と逆転した。ロッテの4番手ク・スンミンは8回表途中まで無失点に抑えた。ロッテは8回裏にKTの5番手ソン・ドンヒョンから9番キム・ジュンテのタイムリーで1点を追加した。

 KTは9回表にロッテの5番手キム・ウォンジュンから9番シム・ウジュンの内野ゴロの間に1点を返したが、ロッテが勝利し5連勝でキアと同率6位に並んだ。ロッテ打線ではソン・アソプが4安打2打点、ハン・ドンヒィが3安打1本塁打2打点と活躍。2位KTではリリーフが機能しなかった。KT打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打2打点、チョ・ヨンホが3安打1打点と活躍。

 

 

サムソン 3-2 LG  (ソウル・蚕室)

 (勝)ウ・ギュミン 3勝2敗7S  (敗)イ・サンギュ 2勝3敗4S

本塁打) サムソン : イ・ソンギュ 10号

 サムソンは1回表にLGの先発ナム・ホから5番パルカの犠牲フライで1点を先制した。LGは1回裏にサムソンの先発ライブリーから相手のエラーで1-1の同点に追いつき、5回裏に1番ホン・チャンギのタイムリーで2-1と逆転した。LGの2番手チン・ヘスと3番手イ・ジョンヨンは6回表、4番手チョン・ウヨンは7回表、5番手チェ・ドンファンは8回表を無失点に抑えた。サムソンの2番手キム・ユンスは8回裏に追加点を与えなかった。サムソンは9回表にLGの6番手コ・ウソクから7番カン・ミンホの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。

 LGは9回裏にサムソンの3番手イ・スンヒョンから代打パク・ヨンテクが二塁打を記録し、19年目にしてプロ野球史上初の個人通算2500安打を達成した。サムソンの4番手イム・ヒョンジュンと5番手オ・スンファン(元阪神)が無得点に抑え試合は延長戦に突入した。LGの7番手ソン・ウンボムは10回表を無失点に抑え、8番手チェ・ソンフンは11回表から登板した。サムソンは12回表にLGの9番手イ・サンギュから9番イ・ソンギュの本塁打で1点を勝ち越した。6番手ウ・ギュミンは12回裏まで相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利した。打線がつながらなかったLGは5位に後退した。

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プロ野球史上初の個人通算2500安打を達成したLGのパク・ヨンテク https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=023&aid=0003566685

 

 

トゥサン 9-4 SK  (仁川)

(勝)パク・チグク 4勝4敗  (敗)イ・ゴヌク 6勝10敗

本塁打) トゥサン : パク・コヌ 13,14号  SK : チェ・ジョン 27号

 トゥサンは2回表にSKの先発イ・ゴヌクから8番チョン・スビンへの押し出しの四球、1番ホ・ギョンミンのタイムリーで3点を先制した。SKは3回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから2番キム・ギョンホの犠牲フライで1点を返した。トゥサンは4回表に7番パク・コヌの本塁打で1点を追加した。SKは5回裏に3番チェ・ジョンの2試合連続本塁打で2点を返した。トゥサンは6回表にSKの2番手カン・ジグァンから相手のエラーで1点を追加した。SKの3番手キム・テッキョンは追加点を与えなかった。トゥサンの2番手パク・チグクは6回裏途中まで無失点に抑えた。

 SKは7回裏にトゥサンの3番手イ・スンジンから5番オ・ジュンヒョクの犠牲フライで1点を返した。トゥサンは8回表にSKの3番手イ・テヤンからパク・コヌのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。トゥサンは9回表にSKの4番手シン・ジェウンから3番チェ・ジュファンのタイムリー、4番キム・ジェファンの犠牲フライで2点、代わった5番手ソ・ドンミンからダブルスチールの間にもう1点を追加した。4番手ホン・ゴンヒィは9回裏に相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し4連勝で4位に浮上した。トゥサン打線ではパク・コヌが4安打2本塁打2打点と活躍。9位SKでは先発イ・ゴヌクが5回4失点で降板した。

 

 

ハンファ 3-2 キア  (光州)

(勝)サーポルド 8勝13敗  (セーブ)チョン・ウラム 3勝4敗14S  (敗)ギャニオン 10勝6敗

 ハンファは1回表にキアの先発ギャニオンから4番バーンズと5番チェ・ジェフンのタイムリーで2点を先制した。キアは3回裏にハンファの先発サーポルドから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を返した。ハンファは7回表にキアの2番手ホン・サンサムから2番チョン・ジンホのタイムリーで1点を追加した。キアは7回裏にハンファの2番手ユン・デギョンから代打イ・ウソンのタイムリーで1点を返した。ハンファの3番手の大卒新人カン・ジェミンは無失点に抑えた。キアの3番手チャン・ヒョンシク、4番手イ・ジュニョンはそれぞれ追加点を与えなかった。

 ハンファの4番手キム・ジニョンは8回裏を無失点に抑えた。キアの5番手の高卒新人チョン・ヘヨンと6番手パク・チュンピョは追加点を与えなかった。5番手チョン・ウラムは9回裏に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが勝利し3連敗から脱出した。6回を1失点に抑えたサーポルドは8勝目。先発ギャニオンが6回を2失点に抑えるも打線の援護が十分でなかったためキアは4連敗でロッテと同率6位に並ばれた。キア打線では1番チェ・ウォンジュンと7番キム・ミンシクが3安打と活躍。

 

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月6日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    124  76  44  4  .633

2.KT    125  70  54  1  .565

3.キウム   131  73  57  1     .562

4.トゥサン  126  67  55  4  .549

5.LG    127  68  56    3     .548

6.キア    122  64  58  0  .525

6.ロッテ   123  64  58  1  .525

8.サムソン  126  55  68  3  .447

9.SK    127  42  84  1  .333

10.ハンファ  125    39  84  2  .317

 

(文責 : ふるりん