DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.28) 結果

2位LG3連勝

 

サムソン 6-5 KT   (水原)

(勝)チェ・ジグァン 5勝1敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗29S  (敗)パク・シヨン 1勝2敗

本塁打) KT : ペ・ジョンデ 7号

 サムソンは1回表にKTの先発デスパイネから5番キム・ドンヨプのタイムリー、6番イ・ウォンソクへの押し出しの死球、相手の暴投やエラーで4点を先制した。KTは1回裏にサムソンの先発チェ・チェフンから5番ペ・ジョンデの本塁打で3点を返した。KTの2番手チュ・グォンは7回表を無失点に抑えた。KTは7回裏にサムソンの2番手シム・チャンミンからチャンスを作ると、代わったサムソンの3番手チェ・ジグァンから3番カン・ベッコの犠牲フライ、相手の暴投で5-4と逆転した。

 サムソンは8回表にKTの3番手パク・シヨンからチャンスを作ると、代わったKTの4番手キム・ジェユンから7番カン・ハヌルのタイムリー、8番カン・ミンホの犠牲フライで6-5と逆転した。サムソンの4番手ウ・ギュミンは8回裏を無失点に抑えた。KTの5番手キム・ジェユンは9回表を無失点に抑えた。サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏を無失点に抑え、3位サムソンが勝利した。首位KTは連勝が3で止まった。

 

 

キウム 2-3 LG   (ソウル・蚕室)

(勝)ケリー 8勝5敗  (セーブ)チョン・ウヨン 6勝2敗2S  (敗)ヨキシュ 12勝6敗

 LGは1回裏にキウムの先発ヨキシュから5番イ・ヒョンジョンのタイムリーで1点を先制した。キウムは7回表にLGの先発ケリーから6番パク・ピョンホの犠牲フライ、7番ピョン・サングォンのタイムリーで2-1と逆転した。キウムは7回裏に7番の新外国人ボーア(元阪神)の2点タイムリーで逆転しヨキシュをノックアウトした。LGの2番手キム・デユは8回表を無失点に抑えた。

 キウムの2番手キム・テフン、3番手キム・ジェウンは8回裏まで追加点を与えなかった。LGの3番手チョン・ウヨンは9回表に相手の反撃を断ち、2位LGが勝利し3連勝となった。7回を2失点に抑えたケリーは8勝目。4位キウムでは先発ヨキシュが7回途中まで3失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。

 

 

NC 1-9 ハンファ  (大田)

(勝)キンガム 7勝4敗  (敗)ソン・ミョンギ 6勝6敗

本塁打) ハンファ : チョ・ハンミン 5号、ぺレス 2号

 NCは2回表にハンファの先発キンガムから1番チェ・ジョンウォンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは5回裏にNCの先発ソン・ミョンギから5番の新外国人ぺレスと6番チェ・インホのタイムリーで2-1と逆転した。ハンファは6回裏にNCの2番手イム・ジョンホから1番チョ・ハンミンの本塁打で1点、7回裏にNCの3番手ウォン・ジョンヒョンからぺレスの本塁打、9番イ・ドンフンのタイムリーなどで4点を追加した。

 ハンファの2番手イム・ジュンソプは8回表を無失点に抑えた。ハンファは8回裏にNCの4番手キム・テヒョンからチェ・インホのタイムリーで2点を追加した。ハンファの3番手ユン・ホソルは無失点に抑え、最下位ハンファが勝利した。7回を1失点に抑えたキンガムは7勝目。ハンファ打線ではチェ・インホが3安打3打点、ぺレスが1本塁打3打点と活躍。5位NCでは先発ソン・ミョンギが5回途中2失点で降板した。

 

 

キア 4-12 SSG  (仁川)

(勝)フォント 6勝3敗  (敗)イム・ギヨン 2勝5敗

本塁打) SSG : チェ・ジュファン 11,12号、チェ・ジョン 23号、オ・テゴン 5号

 キアは1回表にSSGの先発フォントから3番キム・テジンのタイムリーで1点を先制した。SSGは2回裏にキアの先発イム・ギヨンから7番チェ・ジフンと1番コ・ジョンウクのタイムリーで4-1と逆転し、3回裏に5番チェ・ジュファンの本塁打で1点を追加した。SSGは5回裏にチェ・ジュファンの2打席連続本塁打で2点を追加した。キアの2番手パク・チュンピョは6回裏に追加点を与えなかった。キアは6回表にSSGの2番手キム・サンスから9番パク・チャンホと1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで3点を返した。

 キアの3番手イ・ジュニョンは7回裏に追加点を与えなかった。SSGの3番手キム・テッキョンは8回表まで無失点に抑えた。SSGは8回裏にキアの4番手ソ・ドグォンから代打チェ・ジョンと途中出場の1番オ・テゴンの本塁打で5点を追加した。SSGの4番手ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑え、6位SSGが勝利し引き分け1つを挟んでの6連敗から脱出した。6回を1失点に抑えたフォントは6勝目。SSG打線ではチェ・ジュファンが2本塁打3打点と活躍。9位キアでは先発イム・ギヨンが5回7失点で降板した。

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チェ・ジュファン(SSG)は2本塁打3打点 http://mksports.co.kr/view/2021/832751/

 

 

トゥサン 10-10 ロッテ  (釜山・社稷

本塁打) トゥサン : ヤン・ソックァン 20号、フェルナンデス 11号  ロッテ : アン・チホン 6号

 トゥサンは1回表にロッテの先発フランコから5番ヤン・ソックァンの満塁本塁打、9番チャン・スンヒョンのタイムリーで6点を先制した。ロッテは1回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから5番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を返した。トゥサンは2回表に4番フェルナンデスの本塁打で2点を追加した。ロッテは2回裏に1番マチャドと3番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を返した。トゥサンは4回表にロッテの2番手ノ・ギョンウンから6番パク・ケェボムのタイムリーで1点を追加した。ロッテは4回裏にトゥサンの2番手キム・ミンギュからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手クォン・ヒィから4番チョン・フンのタイムリーで1点を返した。

 ロッテの2番手ノ・ギョンウンは6回表まで、3番手カン・ユングは7回表まで追加点を与えなかった。ロッテは7回裏にトゥサンの4番手ユン・ミョンジュンから6番アン・チホンの本塁打で1点を返した。トゥサンの5番手キム・ミョンシンは無失点に抑えた。トゥサンは8回表にロッテの4番手チョン・ソンジョンからヤン・ソックァンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの6番手イ・ヒョンスンは8回裏途中まで無失点に抑えた。ロッテの5番手キム・ドギュは9回表に追加点を与えなかった。

 ロッテは9回裏にトゥサンの7番手ホン・ゴンヒィから6番アン・チホンと代打キム・ジェユのタイムリーで2点、代わったトゥサンの8番手キム・ガンニュルから相手のエラー、9番チュ・ジェヒョンの内野ゴロの間に2点を返すと、2番ソン・アソプのタイムリーで10-10の同点に追いついた。試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。7位トゥサンは1回表に6点を奪うもリードを守れなかった。トゥサン打線ではヤン・ソックァンが5安打1本塁打5打点と活躍。8位ロッテ9回裏に5点差を追いついた。ロッテ打線ではソン・アソプとイ・デホが3安打1打点と活躍。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(8月28日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.KT     91  54  36  1     .600

2.LG     89  50  37  2  .575

3.サムソン   95  51  41  3  .554

4.キウム    95  49  45  1  .521

5.NC     88  43  41  4  .512

6.SSG    94  45  45  4  .500

7.トゥサン   89  42  45  2  .483

8.ロッテ       91    39     49     3     443

9.キア        87  36    47     4     .434

10.ハンファ     95     34    57     4     .374

 

 (文責 : ふるりん