DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.7) 結果

LG4位浮上  

 

NC 4-3 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ソン・ミョンギ 6勝3敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝4敗29S  (敗)チェ・ウォンテ 6勝6敗

本塁打) NC : パク・ソンミン 12号、ノ・ジンヒョク 18号  キウム : キム・ハソン 28号

 NCは1回表にキウムの先発チェ・ウォンテから3番パク・ミヌの内野ゴロの間に1点を先制した。キウムは3回裏にNCの先発ソン・ミョンギから2番キム・ハソンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。NCは4回表に6番パク・ソンミンと7番ノ・ジンヒョクの2者連続本塁打で2点を勝ち越し、代わったキウムの2番手キム・ソンギから2番キム・ソンウクの犠牲フライで1点を追加した。キウムは4回裏に7番ラッセルのタイムリーで1点を返し、3番手ヤン・ギヒョンは5回表に追加点を与えなかった。キウムは5回裏にキム・ハソンの本塁打で1点を返し、4番手ヤン・ヒョンは6回表に追加点を与えなかった。

 NCの2番手ホン・ソンミンは6回裏を無失点に抑えた。キウムの5番手キム・サンスは7回表に追加点を与えなかった。NCの3番手キム・ジンソンは7回裏から登板し、途中で4番手イム・ジョンホに交代した。キウムの6番手アン・ウジンは8回表に追加点を与えなかった。NCの5番手ムン・ギョンチャンは8回裏途中から登板した。キウムの7番手キム・ジェウンは9回表に追加点を与えなかった。6番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利した。5回を3失点に抑えたソン・ミョンギは6勝目。3位キウムでは先発チェ・ウォンテが4回途中4失点で降板した。キウム打線では8番キム・ウンビンが3安打と活躍。

 

 

KT 9-6 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チョン・ユス 5勝3敗1S  (セーブ)ユ・ウォンサン 2勝1敗1S  (敗)キム・ゴングク 3勝1敗

本塁打) KT : カン・ベッコ 22号 

 KTは1回表にロッテの先発ストレイリーから4番カン・ベッコのタイムリーで1点を先制した。ロッテは3回裏にKTの先発イ・デウン(元千葉ロッテ)から6番チョン・フンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。KTは4回表にカン・ベッコのタイムリーで1点を勝ち越した。ロッテは4回裏に2番ソン・アソプのタイムリーで2-2の同点に追いつきイ・デウンをノックアウトすると、代わったKTの2番手キム・ミンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで3-2と逆転し、3番手キム・ミンスから7番ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を追加した。ロッテは5回裏に1番オ・ユンソクの犠牲フライ、イ・デホのタイムリーで2点を追加した。

 KTは6回表にカン・ベッコの3試合連続本塁打で2点を返すと、4番手チョン・ユスは6回裏まで追加点を与えなかった。KTは7回表にロッテの2番手ク・スンミンからチャンスを作ると、代わった3番手キム・ゴングクから代打ムン・サンチョルと3番ロハスのタイムリーで7-6と逆転した。KTは8回表にロッテの4番手ソ・ジュヌォンから9番シム・ウジュンのタイムリーで1点を追加し、5番手イ・ボグンは8回裏途中まで無失点に抑えた。ロッテの5番手キム・デウは9回表まで追加点を与えなかった。

  6番手ユ・ウォンサンは9回裏に相手の反撃を断ち、2位KTが勝利した。ユ・ウォンサンはNCからの移籍後初セーブ。KT打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打4打点、ロハスが3安打1打点と活躍。ロッテは連勝が5で止まり7位に後退。ロッテ打線ではイ・デホが3安打2打点、ソン・アソプが3安打1打点と活躍。

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KTは7回表にムン・サンチョルの2点タイムリーで同点に追いつく https://www.yna.co.kr/view/PYH20201007267100051?input=1196m

 

 

サムソン 1-3 LG  (ソウル・蚕室)

 (勝)チェ・ドンファン 4勝1敗  (セーブ)コ・ウソク 3敗16S  (敗)ノ・ソンホ 1勝3敗

 LGは1回裏にサムソンの先発の高卒新人ホ・ユンドンから6番キム・ミンソンへの押し出しの四球で1点を先制した。サムソンは5回表にLGの先発イム・チャンギュから相手の暴投で1-1の同点に追いつき、2番手ヤン・チャンソプは6回裏、3番手イ・サンミンは7回裏を無失点に抑えた。LGの2番手チェ・ソンフンは8回表から登板し、3番手チェ・ドンファンは無失点に抑えた。

 LGは8回裏にサムソンの4番手ノ・ソンホからキム・ミンソンのタイムリーで2点を勝ち越し、4番手コ・ウソクは9回表に相手の反撃を断ち勝利し4位に浮上した。LG打線ではキム・ミンソンが3打点と活躍。8位サムソンでは打線がつながらなかった。サムソン打線では3番キム・ドンヨプが3安打と活躍。

 

 

トゥサン 4-5 SK  (仁川)

(勝)ソ・ジニョン 1勝7敗6S  (敗)イ・ヨンハ 5勝10敗2S

本塁打) SK : オ・テゴン 4号、チェ・ジョン 28号

 SKは1回裏にトゥサンの先発チャン・ウォンジュンから4番ロマック(元横浜DeNA)の併殺打の間に1点を先制した。トゥサンは2回表にSKの先発ピントから6番オ・ジェイルのタイムリーで1-1の同点に追いついた。SKは2回裏に2番オ・テゴンの本塁打で3点を勝ち越しチャン・ウォンジュンをノックアウトした。2番手キム・ミョンシンは追加点を与えず、トゥサンは3回表に4番キム・ジェファンのタイムリーで1点、4回表に8番キム・ジェホのタイムリーで1点を返した。3番手キム・ミンギュは5回裏まで追加点を与えず、トゥサンは6回表にSKの2番手パク・ミンホから2番チェ・ジュファンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。

 SKの3番手キム・テッキョンは7回表、4番手キム・セヒョンは8回表を無失点に抑えた。トゥサンの4番手ホン・ゴンヒィは8回裏まで無失点に抑えた。SKの5番手ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑えた。9位SKは9回裏にトゥサンの5番手イ・ヨンハから3番チェ・ジョンの3試合連続本塁打でサヨナラ勝ちした。トゥサンは5位に後退した。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打1打点と活躍。

 

 

ハンファ 4-6 キア  (光州:ダブルヘッダー第1戦)

(勝)パク・チュンピョ 6勝4S  (セーブ)チョン・サンヒョン 2勝2敗14S  (敗)チョン・ウラム 3勝5敗14S

本塁打) ハンファ : ノ・シファン 11号  キア : チェ・ヒョンウ 20,21号、キム・ソンビン 1号

 キアは1回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから4番チェ・ヒョンウの本塁打で2点を先制し、3回裏にチェ・ヒョンウのタイムリーで1点を追加した。ハンファは6回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから代打チェ・ジンヘンの内野ゴロの間に1点を返し、7回表にキアの2番手ホン・サンサムからチャンスを作ると、代わった3番手イ・ジュニョンから1番イ・ヨンギュの2点タイムリーで3-3の同点に追いついた。キアの4番手の高卒新人チョン・ヘヨンは無失点に抑えた。ハンファの2番手パク・サンウォンは7回裏を無失点に抑えた。

 ハンファは8回表にキアの5番手パク・チュンピョから3番ノ・シファンの本塁打で1点を勝ち越した。キアは8回裏にハンファの3番手チョン・ウラムから2番キム・ソンビンの本塁打で4-4の同点に追いつき、チェ・ヒョンウのこの試合2本目の本塁打で6-4と逆転した。ハンファの4番手アン・ヨンミョンは追加点を与えなかった。6番手チョン・サンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、キアが勝利し4連敗から脱出、単独6位に浮上した。キア打線ではチェ・ヒョンウが3安打2本塁打5打点と活躍。最下位ハンファではリリーフが機能しなかった。ハンファ打線ではイ・ヨンギュが3安打2打点と活躍。

 

 

ハンファ 5-0 キア  (光州:ダブルヘッダー第2戦)

(勝)キム・イファン 2勝5敗  (敗)キム・ヒョンス 1勝1敗

 ハンファは3回表にキアの先発キム・ヒョンスから2番チョン・ジンホ、4番バーンズ、6番カン・ギョンハクのタイムリー、7番イ・ソンヨルへの押し出しの四球で4点を先制した。ハンファの先発キム・イファンは6回裏まで無失点に抑えた。ハンファは7回表にキアの2番手ヤン・スンチョルからバーンズのタイムリーで1点を追加し、2番手ソ・ギュンは7回裏を無失点に抑えた。

 キアの3番手キム・ジェヨルは8回表まで追加点を与えなかった。ハンファの3番手ファン・ヨングクは8回裏を無失点に抑えた。キアの4番手コ・ヨンチャンは9回表に追加点を与えなかった。4番手キム・ジョンスは9回裏に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが完封リレーで勝利した。キム・イファンは2勝目。ハンファ打線ではチョン・ジンホが3安打1打点と活躍。6位キアでは先発キム・ヒョンスが3回途中4失点で降板し打線が沈黙した。

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ハンファの先発キム・イファンは2勝目 https://newsis.com/view/?id=NISI20201007_0016757596

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月7日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    125  77  44  4  .636

2.KT    126  71  54  1  .568

3.キウム   132  73  58  1     .557

4.LG    128  69  56    3     .552

5.トゥサン  127  67  56  4  .545

6.キア    124  65  59  0  .524

7.ロッテ   124  64  59  1  .520

8.サムソン  127  55  69  3  .444

9.SK    128  43  84  1  .339

10.ハンファ  127    40  85  2  .320

 

(文責 : ふるりん