サムソン延長12回サヨナラ勝ちで5連勝、4位浮上 最下位ハンファ、5連敗から脱出
キア 2-9 NC (昌原)
(勝)ルチンスキー 7勝1敗 (敗)ヤン・ヒョンジョン 5勝5敗
(本塁打) NC : クォン・ヒィドン 9号、ナ・ソンボム 15号、パク・ソンミン 7号
NCは1回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を先制し、4回裏に7番カン・ジンソンのタイムリー、9番チ・ソックンの犠牲フライで3点を追加した。キアは5回表にNCの先発ルチンスキーから2番タッカーのタイムリーで1点を返した。NCは5回裏に2番クォン・ヒィドンと3番ナ・ソンボムの2者連続本塁打、6番パク・ソンミンのタイムリーで3点を追加しヤン・ヒョンジョンをノックアウトすると、代わった2番手コ・ヨンチャンから8番キム・チャンヒョンのタイムリーで1点を追加した。
2番手パク・チヌは7回表を無失点に抑え、NCは7回裏に6番パク・ソンミンの本塁打で1点を追加した。キアは8回表にNCの3番手ソン・ミョンギから6番キム・ホリョンの内野ゴロの間に1点を返し、3番手の高卒新人チョン・ヘヨンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手カン・ドンヨンは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利した。6回を1失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップタイの7勝目。NC打線ではパク・ソンミンが4安打1本塁打2打点と活躍。4位キアでは先発ヤン・ヒョンジョンが5回途中8失点で降板した。キア打線では1番キム・ソンビンが4試合連続3安打と活躍。
キウム 10-6 KT (水原)
(勝)キム・テフン 4勝 (敗)チョン・ユス 1敗
(本塁打) キウム : ソ・ゴンチャン 5号 KT : ロハス 19号、ペ・ジョンデ 5号
KTは1回裏にキウムの先発チェ・ウォンテから5番チャン・ソンウの内野ゴロの間に1点を先制した。キウムは4回表にKTの先発クエバスから1番ソ・ゴンチャンの本塁打で1-1の同点に追いついた。KTは4回裏に2番ファン・ジェギュンのタイムリー、3番ロハスの本塁打で3点を勝ち越し、5回裏にキウムの2番手イム・ギュビンから6番ペ・ジョンデの本塁打で1点を追加した。キウムは6回表にソ・ゴンチャン、2番キム・ハソンのタイムリー、4番パク・ピョンホの犠牲フライで5-5の同点に追いついた。
KTは6回裏にキウムの3番手キム・テフンから1番チョ・ヨンホのタイムリーで1点を勝ち越し、2番手チョ・ヒョヌは無失点に抑えた。キウムは8回表にKTの3番手チョン・ユスからキム・ハソンのタイムリーで6-6の同点に追いつくと、代わった4番手イ・ボグンから3番イ・ジョンフのタイムリーで7-6と逆転した。キウムの4番手イ・ヨンジュンは8回裏を無失点に抑えた。キウムは9回表にKTの5番手イ・サンファから9番パク・チュンテのタイムリー、キム・ハソンの犠牲フライ、イ・ジョンフのタイムリーで3点を追加した。
5番手アン・ウジンは9回裏に相手の反撃を断ち2位キウムが勝利した。7回裏は無失点に抑えたキム・テフンは4勝目。キウム打線ではイ・ジョンフが3安打3打点、キム・ハソンが3打点と活躍。KTは連勝が3で止まり8位に後退した。KT打線ではファン・ジェギュンが4安打1打点と活躍。
ハンファ 6-2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ミヌ 1勝5敗 (敗)フレクセン 3勝3敗
ハンファは1回表にトゥサンの先発フレクセンから3番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を先制すると、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは1回裏にハンファの先発キム・ミヌから6番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を返した。ハンファは3回表にキム・テギュンの内野ゴロの間に1点、4回表に9番チャン・ウンホ、1番イ・ヨンギュ、チェ・ジンヘンのタイムリーで3点を追加した。トゥサンの2番手ユン・ミョンジュンは6回表まで追加点を与えなかった。ハンファは6回裏から2番手チャン・ミンジェが登板した。トゥサンの3番手チェ・ウォンジュンは7回表に追加点を与えなかった。
ハンファの3番手キム・ジョンスは7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの4番手イ・ヒョンボムは8回表に追加点を与えなかった。ハンファの4番手ムン・ドンウクも8回裏を無失点に抑えた。5番手キム・ミンギュは9回表に追加点を与えず、トゥサンは9回裏にハンファの5番手パク・サンウォンから5番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を返したが、最下位ハンファが勝利し5連敗から脱出した。5回を1失点に抑えたキム・ミヌは2020年シーズン初勝利。ハンファ打線ではチェ・ジンヘンが3安打2打点、7番チョン・ジンホが3安打と活躍。3位トゥサンでは先発フレクセンが4回6失点で降板した。
LG 6-7 サムソン (大邱)
(勝)キム・デウ 3勝3敗 (敗)チン・ヘス 1敗
(本塁打) LG : キム・ヒョンス 7号 サムソン : パク・ヘミン 5号、キム・ドンヨプ 6号
サムソンは1回裏にLGの先発イム・チャンギュから2番パク・ヘミンの本塁打で1点を先制した。LGは3回表にサムソンの先発の高卒新人ホ・ユンドンから相手のボーク、3番キム・ヒョンスのタイムリーで2-1と逆転した。サムソンは3回裏に3番ク・ジャウクの2点タイムリーで3-2と逆転し、2番手チャン・ピルジュンは6回表を無失点に抑えた。サムソンは6回裏に6番キム・ドンヨプのタイムリーで1点を追加した。LGは7回表にサムソンの3番手イ・スンヒョンからチャンスを作ると、代わった4番手ノ・ソンホから1番イ・チョヌンの犠牲フライで1点を返した。
5番手キム・ユンスは8回表を無失点に抑え、サムソンは8回裏にLGの2番手キム・デヒョンから6番キム・ドンヨプの本塁打で1点を追加した。LGは9回表にサムソンの6番手オ・スンファン(元阪神)からイ・チョヌンの2点タイムリーで5-5の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。サムソンの7番手チャン・ジフンは10回表を無失点に抑えた。LGは10回裏から3番手チェ・ソンフンを登板させ、4番手チョン・ウヨンは11回裏まで無失点に抑えた。LGは12回表にサムソンの8番手キム・デウからキム・ヒョンスの本塁打で1点を勝ち越した。
サムソンは12回裏にLGの5番手チン・ヘスからク・ジャウクのタイムリーで6-6の同点に追いつき、代わった6番手イ・サンギュから満塁のチャンスを作った。ここで代わったLGの7番手ソン・ウンボムから代打キム・ホジェのプロ7年目にしての初打点となる押し出しの四球でサムソンが逆転サヨナラ勝ちし、5連勝で5位に浮上した。サムソン打線ではキム・ドンヨプが4安打2打点、ク・ジャウクが3安打3打点と活躍。延長12回表に勝ち越すも守り切れなかったLGは4連敗で6位に後退。LG打線ではイ・チョヌンが3打点と活躍。
SK 4-10 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ソ・ジュヌォン 4勝1敗 (敗)キム・ジュハン 4敗
(本塁打) SK : ロマック 10号、チェ・テイン 1号 ロッテ : ハン・ドンヒィ 4号
ロッテは1回裏にSKの先発キム・ジュハンから3番チョン・ジュヌと4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーなどで3点を先制し、2回裏にチョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。SKは4回表にロッテの先発ソ・ジュヌォンから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1点を返した。ロッテは4回裏に2番ソン・アソプのタイムリーなどで2点、5回裏にSKの2番手パク・ヒィスから1番チョン・フンとソン・アソプのタイムリーで3点を追加した。SKは6回表に5番チェ・テインのロッテからの移籍後初本塁打で2点を返し、3番手キム・テフンは6回裏、4番手イ・ウォンジュンは7回裏に追加点を与えなかった。
SKは8回表にロッテの2番手ソン・スンジュンからチェ・テインのタイムリーで1点を返した。ロッテの3番手オ・ヒョンテクは無失点に抑え、ロッテは8回裏にSKの5番手キム・テッキョンから6番ハン・ドンヒィの本塁打で1点を追加した。4番手キム・デウは9回表に相手の反撃を断ち、ロッテは3連敗から脱出し7位に浮上した。6回を3失点に抑えたソ・ジュヌォンは4勝目。ロッテ打線ではソン・アソプが3安打2打点、ハン・ドンヒィが3安打1本塁打1打点と活躍。9位SKでは先発キム・ジュハンが4回6失点で降板した。SK打線ではチェ・テインが1本塁打3打点、ロマックが3安打1本塁打1打点と活躍。
【レギュラーシーズン 順位表】
(7月4日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.NC 51 35 16 0 .686
2.キウム 53 33 20 0 .623
3.トゥサン 52 30 22 0 .577
4.キア 49 27 22 0 .551
5.サムソン 53 29 24 0 .547
6.LG 52 28 24 0 .538
7.ロッテ 50 24 26 0 .480
8.KT 52 24 28 0 .462
9.SK 52 15 37 0 .288
10.ハンファ 52 13 39 0 .250
(文責 : ふるりん)