DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

外国人選手ジョセフ、ウェーバー公示  新外国人選手カルロス・ペゲーロ(元東北楽天)と契約

 LGは7月10日、2019年シーズンの外国人選手として契約していたトミー・ジョセフ内野手(27)をウェーバー公示し、代わりにドミニカ共和国出身の新外国人選手カルロス・ペゲーロ外野手(32)と年俸15万ドル、インセンティブ3万ドルの総額最大18万ドルで契約した。

 2019年シーズンよりLGと契約したジョセフは主力打者としての活躍を期待されたが、4月中旬に故障により1か月近く一軍登録から外れた。5月中旬に復帰後は安定した打撃成績を残していたが、6月27日のSK戦を最後に再び故障で一軍登録から外れ、復帰に時間がかかると思われ、ウェーバー公示され退団する見込み。2019年シーズンの成績は55試合に出場、打率.274、9本塁打、36打点、0盗塁。

 左打者のカルロス・ペゲーロは2005年にMLB(メジャーリーグベースボール)・シアトルマリナーズと契約し、2011年にマリナーズで初めてメジャーリーグに昇格した。2014年にカンザスシティロイヤルズ、2015年にテキサスレンジャース、ボストンレッドソックスに移籍した。メジャーリーグでの通算5年間の成績は103試合に出場、打率.194、13本塁打、37打点、3盗塁。マイナーリーグでの通算11年間の成績は913試合に出場、打率.273、179本塁打、642打点、58盗塁。

 2016年7月より2018年シーズン終了まで日本プロ野球東北楽天で53本塁打を記録した。2019年シーズンはメキシコ野球リーグ・ティファナブルスと契約し、22試合に出場、打率.259、5本塁打、14打点、1盗塁の成績だった。LGは7月9日時点で4位だがチーム得点は10球団中最下位の377と攻撃力が不足しており、2016年以来3年ぶりのポストシーズン進出(5位以上)に向けて打線の強化を図った。

 

(7月10日時点での為替レート:10万ドルが1089万3000円。)

 

(文責:ふるりん