DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  3月28日、2015年シーズン公式戦開幕

 プロ野球2015年シーズンの公式戦が28日、5球場で開幕する。29日までの開幕カード2連戦は以下の通り。( )内は予告先発投手。

大邱  SK(バンワート)−サムソン(フィガロ)


ソウル・蚕室  NC(チャーリー)−トゥサン(マヤ)


光州  LG(ソーサ)−キア(ヤン・ヒョンジョン)


ソウル・木洞  ハンファ(タルボット)−ネクセン(バンヘッケン)


釜山・社稷  KT(アーウィン)−ロッテ(ラリー)



※ 全試合14時開始。


 2015年シーズンより新球団KTウィズが一軍に出場し、10チームで優勝を争うことになった。そのため1チームあたりの公式戦は2013年から2014年までの128試合から、16試合増加し144試合となった(公式戦の総試合数は史上最多の720試合)。過去2年間は9チームでのリーグ戦だったため、必ず1チームは試合のない球団があったが、2015年シーズンよりプロ野球は1日5試合が原則となる。
 開幕カード2連戦(3月28-29日)が終わると、3月31日から月曜日を除いた6日間で同一カード3連戦2回の繰り返しが続く(8月4日より2連戦3回ずつに変更)。雨天などで中止になった試合は、9月14日以降の追加日程に組み込まれる(詳細は後日発表)。
 公式戦終了後、年間総合優勝を決めるポストシーズンは2014年まで上位4チームに出場権が与えられたが、2015年より上位5チームまでとなる。公式戦4位と5位が対戦するワイルドカード(最大2試合)が新設され、4位チームは1勝だけ、5位チームは2連勝すれば3位チームとの準プレーオフに進出できる。準プレーオフ勝者と2位チームのプレーオフプレーオフ勝者と公式戦優勝チームの韓国シリーズは従来通り。

 試合開始時刻は平日が18時半。土曜日は17時開始。日曜・祝日は5月31日までと9月以降は14時開始となるが、中には17時開始の試合もある。また、7月から8月の土日・祝日は暑さのため18時開始となる。
 開幕投手は10チーム中9チームが外国人投手となっている。韓国人投手はキアのヤン・ヒョンジョンだけである。韓国3年目のチャーリー、韓国2年目のマヤとバンワートは初の開幕投手となる。またサムソンのフィガロ(元オリックス)、ロッテのラリー、ハンファのタルボット、KTのアーウィンのように新外国人選手(タルボットは2012年サムソンに在籍)を開幕投手としたチームもある。