プロ野球2016年シーズンの公式戦(レギュラーシーズン)が4月1日、5球場で開幕する。4月3日までの開幕カード3連戦は以下の通り。チーム名横の( )内は予告された4月1日の開幕投手。
大邱(テグ) トゥサン(ニッパート)−サムソン(チャ・ウチャン)
馬山(マサン) キア(ヤン・ヒョンジョン)−NC(ハッカー)
ソウル・高尺(コチョク) ロッテ(リンドブロム)−ネクセン(フィアベンド)
仁川(インチョン) KT(マリモン)−SK(キム・グァンヒョン)
ソウル・蚕室(チャムシル) ハンファ(ソン・ウンボム)−LG(ソーサ)
※ 4月1日は全試合19時開始。2日は全試合17時開始。3日はトゥサンーサムソンが17時、それ以外の4試合は14時開始。
2016年シーズンも2015年シーズン同様公式戦は144試合となった。
開幕カード3連戦(4月1-3日)が終わると、同一カード3連戦2回の繰り返しが続く(8月9日より2連戦3回ずつに変更)。雨天などで中止になった試合は、9月19日以降の追加日程に組み込まれる(詳細は後日発表)。オールスター戦は7月15日(金)に予定され(会場未定)、その後18日まで公式戦は中断され19日より再開される。
公式戦終了後、年間総合優勝を決めるポストシーズンは上位5チームまでとなる。公式戦4位と5位が対戦するワイルドカード、ワイルドカード勝者と公式戦3位チームの準プレーオフ、準プレーオフ勝者と公式戦2位チームのプレーオフ、プレーオフ勝者と公式戦優勝チームの韓国シリーズの順に進行する(日程などは後日発表)。
2016年シーズンより新たにサムソンの本拠地となった大邱(テグ)サムソンライオンズパーク、ネクセンの本拠地となった高尺(コチョク)スカイドームにとっては、初のプロ野球公式戦開催となる。
試合開始時刻は平日が18時半。土曜日は17時開始。日曜・祝日は5月29日までと9月以降は14時開始となるが、1試合だけ17時開始の試合があるので注意したい。6月の土日の試合は17時、7月から8月の土日は18時開始となる。
開幕投手は10チーム中6チームが外国人投手となっている。KTのマリモンのように新外国人選手を開幕投手としたチームもある。
2016年シーズンの相違点としては、これまでチームごとに違っていた試合で使用するボールを一種類にしたこと、2014年シーズン途中から開始されたビデオ判定の範囲を拡大(打者のファールかスイングの判定・本塁での衝突の2項目)、メジャーリーグベースボール(MLB)同様本塁での危険なクロスプレーの禁止があげられる。また2015年まで規定にあった韓国シリーズ・蚕室野球場での中立地開催(同球場を本拠地とするトゥサン・LGともに韓国シリーズに出場しなくても、興行のため第5戦以降は同球場で開催されていた)が廃止され、どのチームが出場しても韓国シリーズ出場2チームの本拠地でのみ開催される。