2010年のプロ野球ポストシーズンは、準プレーオフを終えてプレーオフに入ろうとしている。プレーオフ開幕前日の6日、公式戦2位で出場を決めたサムソンと、ロッテとの準プレーオフを勝ち抜いたトゥサンの2チームの監督、選手が出席して、サムソンの本拠地・大邱でメディアデー(公式記者会見)が実施された。サムソンからはソン・ドンヨル監督(元中日)とチン・ガビョン、カン・ボンギュ、トゥサンからはキム・ギョンムン監督とイム・ジェチョル、イ・ジョンウクが出席した。
第1戦の予告先発は、サムソンがチャ・ウチャン(37試合、10勝2敗)、トゥサンがホン・サンサム(30試合、4勝3敗)と発表された。
【プレーオフ 日程】
サムソン(公式戦2位)−トゥサン(準プレーオフ勝者)
最大5試合、先に3勝したチームがプレーオフに進出
第1戦 : 10月7日(木) 18時 (大邱)
第2戦 : 10月8日(金) 18時 (大邱)
第3戦 : 10月10日(日) 14時 (ソウル・蚕室)
第4戦 : 10月11日(月) 18時 (ソウル・蚕室)
第5戦 : 10月13日(水) 18時 (大邱)
なお、トゥサンは6日、当初プレーオフ出場選手のエントリーメンバーに含まれていたイ・ヨンチャン投手を除外し、ソン・ヨンフン投手を登録した。9月に飲酒運転で公式戦出場停止処分を受けたイ・ヨンチャンは、ポストシーズンから復帰するため、日本・宮崎県でのフェニックスリーグに参加させて調整登板をしたが、球団はイ・ヨンチャンのポストシーズン出場の是非を再度検討したところ、不祥事を起こした選手を1ヶ月足らずで謹慎を解き表舞台に出すことが倫理的に問題があるとして、プレーオフ出場選手から除外することに決定した。2009年新人王とセーブ王を受賞したイ・ヨンチャンは2010年シーズン、チーム最多の25セーブをあげて守護神として活躍していた。