2017年のプロ野球公式戦(レギュラーシーズン)が3月31日に開幕し、開幕戦5試合が19時から開始される。4月2日までの3日間が開幕カード3連戦となり、以降は原則として月曜日以外の毎週火曜日から日曜日まで週6試合プロ野球が開催される。
【2017年公式戦 開幕カード3連戦】
ハンファ(ビヤヌエバ)− トゥサン(ニッパート)蚕室 ※
キア(ヘクター)− サムソン(ペトリック)大邱 ※
ロッテ(ラリー)−NC(マンシップ)馬山
LG(ソーサ)−ネクセン(バンヘッケン)高尺 ※
KT(ローチ)−SK(ケリー)仁川
( )内は3月31日の予告先発。
※…4月1日(土)は14時開始。その他は17時。
4月2日(日)は全試合14時開始。
2017年シーズンは公式戦(レギュラーシーズン)が各チーム144試合ずつ開催され、9月17日に全日程を終了することになっているが、実際は雨天などで中止になる試合が発生すると思われ、その分の9月18日以降の追加日程は後日発表される。レギュラーシーズンが終了すると(例年は10月前半)、10チーム中上位5チームによるポストシーズンが開幕し、韓国シリーズ優勝チーム(レギュラーシーズン優勝チーム−プレーオフ勝者)が年間総合優勝となる。2016年の韓国シリーズではトゥサンが2連覇を達成し、2017年シーズンは3連覇がかかるが、他チームが新しい王座に輝くかが注目される。なお、韓国シリーズ優勝から最も遠ざかっているのは、1992年が最後の優勝となっているロッテである(2008年創設のネクセン、2011年創設のNC、2013年創設のKTは韓国シリーズ優勝経験なし)。
2017年シーズンの大きな変更点として、試合中に各チーム2度ずつ認められてきたビデオ判定の方式がある。これまではテレビ中継の映像をもとにその球場にいる審判が合議制で判定してきたが(そのため場内では合議判定と表記されていた)、2017年シーズンからはソウル市内に新設されたビデオ判読センターで担当の職員(プロ野球の元審判)が動画をチェックし、その結果を球場の運営委員が受信し伝達することになった。すでに示範競技からこの方式が実施されている。
(文責:ふるりん)