DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   2013年シーズンMVPは2年連続でパク・ピョンホ(ネクセン)、新人王はイ・ジェハク(NC)

 4日、ソウル市内のホテルで2013年シーズンの個人タイトル授賞式が行われ、シーズンMVP(最優秀選手)はパク・ピョンホ(ネクセン)、新人王はイ・ジェハク(NC)が受賞した。
 シーズンMVPはあらかじめKBO(韓国野球委員会)が選定した4人の選手から記者投票で選ばれ、パク・ピョンホは総有効投票数の98票中84票を占めた。他の候補はイ・ビョンギュ(LG、元中日)、ペ・ヨンス(サムソン)、セッドン(SK)だった。2012年に続いて2年連続のシーズンMVP受賞となったパク・ピョンホは、2013年シーズンは打率.318、37本塁打、117打点と2年連続で本塁打、打点の打撃二冠王に輝き、ネクセンを球団史上初のポストシーズン(公式戦4位以上)に導いた。
 新人王もKBOが選定した3人の選手から記者投票で選ばれ、イ・ジェハクは総有効投票数の98票中77票を占めた。他の候補はナ・ソンボム(NC)、ユ・ヒィグァン(トゥサン)だった。高校卒業後2010年トゥサンに入団したイ・ジェハクは、2011年オフの2次ドラフトでNCへ移籍した。2013年から1軍に参加したNC投手陣では先発として活躍し、28試合に登板、10勝5敗1セーブ、防御率2.88の成績で自身初の2ケタ勝利を記録した。なお、NCにとっても初の新人王受賞者となった。