DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  パク・ピョンホ50本塁打、バンヘッケン20勝で2位ネクセン快勝

サムソン 1−2 NC  (馬山)
(勝)ウォン・ジョンヒョン 5勝3敗1S  (セーブ)キム・ジンソン 3勝3敗25S  (敗)チャ・ウチャン 3勝4敗
本塁打) サムソン : キム・テワン 2号  NC : テームズ 37号
 サムソンは2回表、NCの先発エリックから6番キム・テワンの本塁打で1点を先制した。NCも2回裏、サムソンの先発バンデンハークから4
テームズ本塁打で1-1の同点に追いついた。バンデンハークは3回以降追加点を与えず、NCは4回からウェーバー、イ・ジェハク、ノ・ソンホ、ウォン・ジョンヒョンの継投策で無失点に抑えた。すると8回裏、サムソンの2番手チャ・ウチャンから3番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を勝ち越した。
 9回はイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、キム・ジンソンの継投で相手の反撃を断ち、3位NCが接戦を制した。ウォン・ジョンヒョンは5勝目。首位サムソンはバンデンハークが7回1失点と好投したが、打線の援護がなく、ロッテに勝った2位ネクセンとの差が1.5に縮まり、4年連続公式戦優勝を前に足踏みが続いている。


ネクセン 12−4 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)バンヘッケン 20勝6敗  (敗)イ・サンファ 1勝3敗
本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 50,51号、ユ・ハンジュン 19号  ロッテ : ソン・アソプ 17号
 ロッテは1回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから3番ソン・アソプのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは4回表、ロッテの先発イ・サンファから2番ムン・ウラム、4番パク・ピョンホ、5番カン・ジョンホのタイムリーで4-1と逆転し、イ・サンファをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手キム・サユルから7番イ・ソンヨルのタイムリーで1点、5回表3番ユ・ハンジュンのタイムリー、パク・ピョンホの50号2ランで3点を追加した。
 ネクセンは8回表、ロッテの4番手イ・インボクからパク・ピョンホのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。ロッテは8回裏、ネクセンの3番手ソン・シニョンから8番パク・チュンソのタイムリーで1点を返した。ネクセンは9回表、ロッテの5番手シム・スチャンからユ・ハンジュンの2試合連続本塁打で3点を追加した。ロッテは9回裏3番ソン・アソプの2ランで反撃したが、2位ネクセンが大勝しNCに敗れた首位サムソンとのゲーム差を1.5に縮め、逆転優勝の可能性を残した。
 6回を1失点に抑えたバンヘッケンは、2007年トゥサンのリオス(元東京ヤクルト)以来7年ぶりとなるシーズン20勝を達成。4安打2本塁打5打点と活躍したパク・ピョンホは、2003年サムソンのイ・スンヨプ(元オリックス)、現代のシム・ジョンス以来11年ぶりとなるシーズン50本塁打を達成。ソ・ゴンチャンはシーズン安打数の新記録を198、得点数を133に伸ばした。他にはムン・ウラムが3安打1打点と活躍。先発イ・サンファが4回途中5失点で降板し投手陣が崩壊したロッテは、試合のなかった斗山を勝率で下回り7位に後退。打線では2番キム・ミンハが3安打、ソン・アソプが1本塁打3打点と活躍。