サムソン 1−2 NC (馬山)
(勝)ウォン・ジョンヒョン 5勝3敗1S (セーブ)キム・ジンソン 3勝3敗25S (敗)チャ・ウチャン 3勝4敗
(本塁打) サムソン : キム・テワン 2号 NC : テームズ 37号
サムソンは2回表、NCの先発エリックから6番キム・テワンの本塁打で1点を先制した。NCも2回裏、サムソンの先発バンデンハークから4
番テームズの本塁打で1-1の同点に追いついた。バンデンハークは3回以降追加点を与えず、NCは4回からウェーバー、イ・ジェハク、ノ・ソンホ、ウォン・ジョンヒョンの継投策で無失点に抑えた。すると8回裏、サムソンの2番手チャ・ウチャンから3番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を勝ち越した。
9回はイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、キム・ジンソンの継投で相手の反撃を断ち、3位NCが接戦を制した。ウォン・ジョンヒョンは5勝目。首位サムソンはバンデンハークが7回1失点と好投したが、打線の援護がなく、ロッテに勝った2位ネクセンとの差が1.5に縮まり、4年連続公式戦優勝を前に足踏みが続いている。
ネクセン 12−4 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)バンヘッケン 20勝6敗 (敗)イ・サンファ 1勝3敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 50,51号、ユ・ハンジュン 19号 ロッテ : ソン・アソプ 17号
ロッテは1回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから3番ソン・アソプのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは4回表、ロッテの先発イ・サンファから2番ムン・ウラム、4番パク・ピョンホ、5番カン・ジョンホのタイムリーで4-1と逆転し、イ・サンファをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手キム・サユルから7番イ・ソンヨルのタイムリーで1点、5回表3番ユ・ハンジュンのタイムリー、パク・ピョンホの50号2ランで3点を追加した。
ネクセンは8回表、ロッテの4番手イ・インボクからパク・ピョンホのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。ロッテは8回裏、ネクセンの3番手ソン・シニョンから8番パク・チュンソのタイムリーで1点を返した。ネクセンは9回表、ロッテの5番手シム・スチャンからユ・ハンジュンの2試合連続本塁打で3点を追加した。ロッテは9回裏3番ソン・アソプの2ランで反撃したが、2位ネクセンが大勝しNCに敗れた首位サムソンとのゲーム差を1.5に縮め、逆転優勝の可能性を残した。
6回を1失点に抑えたバンヘッケンは、2007年トゥサンのリオス(元東京ヤクルト)以来7年ぶりとなるシーズン20勝を達成。4安打2本塁打5打点と活躍したパク・ピョンホは、2003年サムソンのイ・スンヨプ(元オリックス)、現代のシム・ジョンス以来11年ぶりとなるシーズン50本塁打を達成。ソ・ゴンチャンはシーズン安打数の新記録を198、得点数を133に伸ばした。他にはムン・ウラムが3安打1打点と活躍。先発イ・サンファが4回途中5失点で降板し投手陣が崩壊したロッテは、試合のなかった斗山を勝率で下回り7位に後退。打線では2番キム・ミンハが3安打、ソン・アソプが1本塁打3打点と活躍。