ＳＫは5日、2010年までハンファに所属していたチェ・ヨンピル投手(37)と年俸7000万ウォンで契約し、入団が決まったことを発表した。
チェ・ヨンピルは大学卒業後、1997年現代へ入団したが主力投手として信頼を得るに至らず、トレードで2001年からハンファへ移籍した。2005年に自己最多の8勝をあげ、その後は先発に中継ぎに活躍してきた。だが2009年より成績が下降し、2010年オフＦＡ(フリーエージェント)を行使したものの、若返りを図る前所属球団のハンファとは交渉が決裂し、かといって高額の移籍金や人的補償がネックとなって、35歳を超えた下り坂の投手と契約する球団もなかった。
結局交渉期限までにどの球団とも合意に足らず、2011年シーズンは韓国の球団でプレーできなくなったため、7月に日本の関西独立リーグ・ソウルヘチと契約した。だがソウルヘチの今後が不透明となったため、韓国球界復帰を希望した。そして2012年1月になり、所有権を持っていたハンファがチェ・ヨンピルを自由契約選手として公示したため、韓国のどの球団とも自分の意思で契約できるようになり、ＳＫと契約し韓国球界復帰を実現させた。チェ・ヨンピルの韓国でのプロ通算14年間の成績は326試合に登板、35勝55敗13セーブ、防御率5.02。
