DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  釜山高−慶南高のライバルマッチ、盛大に開催

 13日、釜山・社稷野球場で現代自動車主催の「野球ライバルビッグマッチ」と称し、高校野球のライバルとして有名な釜山高校と慶南高校の対決が盛大に行われた。
 これは釜山高校出身のチャン・ウォンジュン(ロッテ)、ソン・ミンハン(先日ロッテを退団)、慶南高校出身のイ・デホ、ソン・スンジュン、イム・ギョンワン(以上ロッテ)、カン・ボンギュ(サムソン)、チャン・ギヨン(ネクセン)といった現役選手が現在在学中の高校生、あるいは卒業生の大学生との混成チームを組み、6回まで試合を行なった。そして両校の先発はチャン・ウォンジュン、ソン・スンジュンと、ロッテの先発投手陣の左右エースの対決となった。またロッテの主砲イ・デホが5回裏投手としてマウンドに上がり、10年ぶりの投球だったが相手から三振を奪った。
 7回から9回まではマ・ヘヨン(元ロッテ、解説者)、キム・ヨンヒィ(SK2軍監督)などすでに現役を引退した選手たちが出場し、2部構成となっていた。また始球式は2010年バンクーバー五輪女子フィギュア金メダリストのキム・ヨナがつとめ、所属球団の反対で試合には出られなかったが、韓国人メジャーリーガーで釜山高校出身のチュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)も来場し、ファンたちにサインボールをプレゼントするなど豪華な顔ぶれが揃った。オフシーズンではあるものの、近年高まるプロ野球人気を象徴するかのように大勢の野球ファンが集まり、ドリームマッチを心ゆくまで楽しんだ。
(文責 : ふるりん