チョ・ボムヒョン監督(キア)率いる広州アジア大会韓国代表が、25日夕方合宿地の釜山に召集された。本格的な練習は社稷野球場で26日から開始される。9月6日に発表されたアジア大会最終エントリー24名のうち、ソウルでのプロ野球MVP・新人王授賞式に出席したイ・デホ(ロッテ)などの選手は合流が送れ、10月30日から日本シリーズに出場するキム・テギュン(千葉ロッテ)は日本シリーズ終了後合流する。また、米国メジャーリーグ・クリーブランドインディアンスで活躍する外野手チュ・シンスも合流した。今回のアジア大会の主将は、2006年、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)、2008年北京五輪に出場し、国際大会の経験が豊富なポン・ジュングン(LG)が任命された。
しかし、投手陣の柱として期待されていた若き豪腕サウスポー、キム・グァンヒョン(SK)は、19日の韓国シリーズ終了後から風邪と過労で入院していて、顔面麻痺のため1ヶ月間安静が必要という診断書が提出されたこともあり、11月13日開幕予定のアジア大会に出場できないこととなり、代役を探すことになった。2010年シーズン17勝で最多勝となったキム・グァンヒョンの離脱は痛いが、国内外の精鋭を集めた韓国代表チームは、2大会ぶりの優勝に向かって入念な準備を進める。