韓国野球委員会(KBO)と大韓野球協会は6日、2010年11月13日から中国・広州で開催されるアジア大会野球韓国代表の最終エントリーメンバー24名を発表した。
〔2010年 広州アジア大会 野球韓国代表 最終エントリーメンバー〕
【投手】(10名)
○ヤン・ヒョンジョン、ユン・ソンミン(以上キア)、キム・グァンヒョン、チョン・デヒョン、○ソン・ウンボム(以上SK)、○コ・チャンソン(トゥサン)、○アン・ジマン(サムソン)、ポン・ジュングン(LG)、リュ・ヒョンジン(ハンファ)、○キム・ミョンソン(中央大)
【捕手】(2名)
パク・キョンワン(SK)、カン・ミンホ(ロッテ)
【内野手】(7名)
チョン・グヌ、○チェ・ジョン(以上SK)、ソン・シホン(トゥサン)、イ・デホ(ロッテ)、○チョ・ドンチャン(サムソン)、○カン・ジョンホ(ネクセン)、キム・テギュン(千葉ロッテ)
【外野手】(5名)
イ・ヨンギュ(キア)、○キム・ガンミン(SK)、キム・ヒョンス、イ・ジョンウク(以上トゥサン)、○チュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)
監督…チョ・ボムヒョン(キア) コーチ…キム・シジン(ネクセン)、リュ・ジュンイル(サムソン)
最終エントリーメンバー24名のうち、キム・ミョンソン(中央大)を除く23名は現役のプロ野球選手で構成されている。また、海外組としては米国・メジャーリーグで活躍するチュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)、日本プロ野球のキム・テギュン(千葉ロッテ)の2名が含まれることになった。
アジア大会にプロ選手が参加するようになり、1998年バンコク、2002年釜山と2大会連続で優勝してきた韓国代表だが、2006年ドーハ大会は台湾、日本に敗れ銅メダルに終わった。4年前の雪辱を晴らすだけでなく、アジア大会で金メダルを獲得すれば兵役免除の特典が受けられるため、韓国球界全体で2大会ぶりのアジア大会優勝を2010年最大の目標としてきた。24名のうち、兵役の義務を終えていない選手たちは10名と、金メダル獲得により兵役免除となった選手が14名いた2008年北京五輪より4名少ない。
(メンバー表のうち、○の選手が兵役の義務を終えていない選手。)