DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 韓国野球委員会(KBO)と大韓野球協会は27日、2010年11月中旬中国・広州で開催されるアジア大会野球韓国代表の1次エントリーメンバー60名を発表した。

【投手】
ユン・ソンミン、クァク・チョンチョル、ヤン・ヒョンジョン、ソン・ヨンミン(以上キア)、ソン・ウンボム、キム・グァンヒョン、チョン・ウラム、イ・スンホ、チョン・デヒョン(以上SK)、イム・テフン、イ・ヨンチャン、コ・チャンソン(以上トゥサン)、ソン・スンジュン、チョ・ジョンフン、チャン・ウォンジュン(以上ロッテ)、チョン・ヒョヌク、オ・スンファン、アン・ジマン(以上サムソン)、ソン・スンナク、クム・ミンチョル(以上ネクセン)、ポン・ジュングン(LG)、ヤン・フン、ユ・ウォンサン、リュ・ヒョンジン(以上ハンファ)、キム・ミョンソン(中央大)、ナ・ソンボム(延世大)、イム・ジュンヒョク(尚武)

【捕手】
キム・サンフン(キア)、パク・キョンワン(SK)、カン・ミンホ(ロッテ)、チン・ガビョン(サムソン)、チョ・インソン(LG)

内野手
アン・チホン(キア)、パク・チョングォン、チョン・グヌ、チェ・ジョン、ナ・ジュファン(SK)、コ・・ヨンミン、イ・ウォンソク、ソン・シホン(以上トゥサン)、イ・デホ、パク・キヒョク(以上ロッテ)、チェ・テイン(サムソン)、ファン・ジェギュン、カン・ジョンホ(以上ネクセン)、ソン・グァンミン(ハンファ)、キム・テギュン(千葉ロッテ)、イ・ボムホ(福岡ソフトバンク)

【外野手】
イ・ヨンギュ(キア)、キム・ガンミン(SK)、キム・ヒョンス、イ・ジョンウク(以上トゥサン)、パク・ハニ(サムソン)、イ・デヒョン、イ・ジニョン、イ・テックン(以上LG)、ユ・ハンジュン(ネクセン)、チュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)

指名打者
ホン・ソンフン(ロッテ)、キム・テワン(ハンファ)

 選手選考に当たっては、チョ・ボムヒョンアジア大会韓国代表監督(キア)とKBO技術委員会が検討し、当初は1次エントリー47名を5月24日に発表する予定だったが、60名に拡大するため発表を27日に延期した。アジア大会に出場する22名の最終エントリーメンバーは、9月中旬に決定する予定。
 韓国代表が優勝した2008年北京五輪限りで夏季五輪から野球が除外されたため、野球の国際大会で兵役免除の対象となるものはアジア大会だけとなってしまった。(準優勝となった2009年ワールドベースボールクラシックは兵役免除の対象外) また、2006年ドーハアジア大会でまさかの3位に終わった韓国代表にとって、今回のアジア大会優勝は球界あげての至上命題である。
 かと言って、まだ軍に入隊していない選手を中心に選考すると、2006年の二の舞となってしまいかねず、チョ・ボムヒョン監督はベストメンバーで韓国代表を構成すると明言している。なお、まだ軍へ入隊していない現役メジャーリーガーのチュ・シンス(クリーブランド)は出場に意欲を見せているが、2010年シーズンから日本プロ野球へ移籍したキム・テギュン(千葉ロッテ)、イ・ボムホ(福岡ソフトバンク)は、所属チームの都合もあり出場は未定である。