DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ソン・グァンミンなど12名と契約更改

 今季公式戦3位と躍進し、8年ぶりのポストシーズン出場を達成したロッテは15日までに、2009年の再契約対象者56名中40名と年俸契約更改を終え、そのうち15日には12名と契約更改を行った。

 プロ2年目の今季後半、外野のレギュラーに定着したソン・グァンミン(20)は、前年比1900万ウォン増の年俸4000万ウォンとなった。今季の成績は80試合に出場、打率.303、3本塁打、17打点、2盗塁。チームの勢いとともに成長したチームでは数少ない左打者のソン・グァンミンは、2009年を更なる飛躍の1年にしたいところだ。またプロ4年目にして外野での出場機会が増えたイ・イング(28)は、前年比1200万ウォン増の年俸3600万ウォンとなった。今季の成績は42試合に出場、打率.289、2本塁打、14打点、11盗塁。
 投手陣では中継ぎで活躍したプロ3年目の若手右腕ペ・ジャンホ(21)は、前年比1000万ウォン増の年俸4600万ウォンとなった。今季の成績は31試合に登板、2勝2敗、防御率3.41。ペ・ジャンホと同じくプロ3年目で飛躍が期待されたが、あまり活躍できなかったナ・スンヒョン(21)は、前年比500万ウォン増の年俸5500万ウォンとなった。今季は33試合に登板し、0勝3敗、防御率4.93。貴重な左腕の中継ぎとして活躍が期待される2年目の若手キム・イスル(24)は、1000万ウォン増の年俸3100万ウォンとなった。今季は13試合に登板し、0勝0敗だが8回を無失点と素質の片鱗を見せた。若手の台頭に押されていたが、終盤に中継ぎで存在感を示したキム・サユル(28)は前年比1100万ウォン増の年俸3500万ウォンとなった。今季は19試合に登板、1勝0敗、防御率3.74の成績で、2003年以来5年ぶりの勝利も記録した。
 正捕手カン・ミンホの控えとして貴重な存在だったベテラン捕手チェ・ギムン(35)は、現状維持の年俸1億ウォンとなった。今季は29試合に出場、打率.225、0本塁打、3打点、0盗塁。兵役から復帰したチョ・ソンファンの活躍により出番が減少したベテラン内野手のパク・ヒョンスン(36)は、現状維持の年俸1億5000万となった。今季は73試合に出場、打率.218、1本塁打、22打点、3盗塁。 
(12月15日現在の為替レートは1000万ウォンが約66万4000円)