DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ユ・ドンフン、チャ・イルモク、キム・サンフンなどと契約更改

 キアは11日、2009年の契約対象者11名と年俸契約更改を行った。
 今季軍から除隊され、キアに復帰したユ・ドンフン(31)は前年比3000万ウォン増の年俸9000万ウォンとなった。今季は55試合に登板し、6勝3敗、防御率3.43の成績で、右のサイドスローの特性を生かして中継ぎとして活躍し、2004年以来4年ぶりの勝利を記録しブランクを感じさせなかった。そのほか2年連続で中継ぎとして活躍した右のアンダースロー、ソン・ヨンミン(21)が前年比1500万ウォン増の4300万ウォンとなった。プロ3年目の今季は、50試合に登板し5勝3敗1S、防御率3.66の成績だった。期待の若手左腕ヤン・ヒョンジョン(20)は、前年比1100万ウォン増の年俸3500万ウォンとなった。今季は何度か先発も任されたが、48試合に登板、0勝5敗、防御率5.83の成績で、あまり期待にはこたえられなかった。
 また負傷した正捕手キム・サンフン(31)の穴を埋めたチャ・イルモク(27)は、前年比3000万ウォン増と倍増の年俸6000万ウォンとなった。今季は106試合に出場し、打率.246、2本塁打、31打点、5盗塁と自己最高の成績を残した。またキム・サンフンは現状維持の年俸1億5000万ウォンとなった。今季は35試合に出場、打率.267、2本塁打、9打点、1盗塁と、プロ9年目にして最も不本意なシーズンだった。
(12月11日現在の為替レートは1000万ウォンが約68万円)
(文責 : ふるりん