2008年のポジション別ベストメンバーを決めるゴールデングラブの授賞式が、11日ソウルで開催された。ゴールデングラブはあらかじめ各ポジションごとに候補者が3人選定され、その中から投票で選出された。
【2008年 ゴールデングラブ受賞者】
投手 ： キム・グァンヒョン（ＳＫ） 27試合 16勝4敗 防御率2.39
捕手 ： カン・ミンホ（ロッテ） 122試合 打率.292 19本塁打 82打点 2盗塁
１塁 ： キム・テギュン（ハンファ） 115試合 打率.324 31本塁打 92打点 2盗塁
２塁 ： チョ・ソンファン（ロッテ） 123試合 打率.327 10本塁打 81打点 31盗塁
３塁 ： キム・ドンジュ（トゥサン） 109試合 打率.309 18本塁打 104打点 2盗塁
遊撃 ： パク・キヒョク（ロッテ） 113試合 打率.291 1本塁打 36打点 16盗塁
外野 ： キム・ヒョンス（トゥサン） 126試合 打率.357 9本塁打 89打点 13盗塁
ガルシア（ロッテ） 125試合 打率.283 30本塁打 111打点 2盗塁
イ・ジョンウク（トゥサン） 122試合 打率.301 0本塁打 28打点 47盗塁
ＤＨ ： ホン・ソンフン（ロッテ） 114試合 打率.331 8本塁打 63打点 8盗塁
球団別に見ると、オフにＦＡでトゥサンから移籍したばかりのホン・ソンフンを含めると、ロッテが受賞者10名中5名と最多を記録し、今季3位と例年にない快進撃でファンたちを沸かせ、観客動員数500万人突破の最大の立役者となった勢いをそのまま見せ付けた。なお、1球団から5名が選出されたのは、2004年のサムソン以来6度目。また、韓国シリーズ2連覇を達成したＳＫからは、シーズンMVPとなったキム・グァンヒョンのみが選ばれた。最多得票は1塁手部門のキム・テギュンで、332票（総得票率約96%）だった。その他特別賞としてフェアプレー賞はユン・ソンミン（キア）が受賞した。
