プロ野球アジアナンバー1を決定するアジアシリーズ2007の開催要項が決定し、16日日本野球機構(NPB)、韓国野球委員会(KBO)、中華職業棒球協会(CPBL、台湾プロ野球を統括)、中華棒球協会(CBL、中国プロ野球を統括)の代表が集まり、日本・東京で記者会見が行われた。前年までと同じように日本、韓国、台湾の書くプロ野球リーグの優勝チームと、中国プロ野球選抜チームの4チームで優勝が争われ、11月8日に開幕し11日に決勝が行われる。第1回となった2005年大会は千葉ロッテ、06年大会は北海道日本ハムと、日本代表が連覇している。会場は3年連続で全試合日本・東京ドームである。
韓国代表は2大会連続でサムソンが出場し、2005年大会は決勝に進出し千葉ロッテに敗れ準優勝だったが、06年大会は台湾代表・La Newに敗れ決勝進出はならなかった。11月末からは国内外のプロ選手のベストメンバーを集めた韓国代表も出場する北京五輪・アジア地区予選が行われ、代表選手たちは11月初めから合宿に参加する予定で、アジアシリーズに出場する韓国シリーズ優勝チームからは複数代表選手が選出されると思われる。だがキム・ギョンムン代表監督(トゥサン)や首脳陣は、代表選手たちにアジアシリーズより代表合宿を優先させる方針のため、韓国代表のチームは前大会のサムソン同様苦戦を強いられる可能性は少なくない。
(文責:ふるりん)