DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  9月27-28日 仁川アジア大会 (仁川・文鶴野球場) 

 2大会連続4度目のアジア大会優勝を成し遂げた野球韓国代表。

 管理人も9月27日の準決勝:中国戦、28日の決勝:台湾戦を観戦しました。

 その様子を簡単に写真でお伝えします。



 準決勝:中国戦から予選リーグの時はなかったプロ野球9チームの合同応援が始まり、文鶴野球場の1塁側を中心に華やかな応援が見られました。








 開催国でほぼ一流プロ選手から構成される韓国が圧勝するだろうという大方の予想に反し、準決勝、決勝共に苦戦しました。
 地力のある中国、台湾ともに韓国戦に照準を合わせて臨んでくるわけですから容易にいかないのは当然であり、国際大会特有の雰囲気にのまれてしまっているようでした。
 






 決勝戦は7回まで2-3とリードされる苦しい展開でしたが、8回表4点を奪い逆転するとその後無失点に抑え6-3で勝利し、文鶴野球場を埋め尽くした3万人近くのファンたちは選手たちと同様歓喜を爆発させ、喜びを分かち合いました。
 敗れはしたものの、死力を尽くして戦った台湾代表にも心から賛辞を送ります。




 試合後のメダル授与式では、中央の壇に韓国代表選手たちが登って一人ずつ金メダルが授与され、最後に韓国国歌が演奏され、9月22日から開始された仁川アジア大会野球競技は無事終了しました。





 このあと韓国代表選手たちは、1名の大学生を除いてそれぞれの所属チームに戻り、10月1日より再開されるプロ野球公式戦に臨みます。
 まだまだ続く熱い順位争いの渦の中で、プレッシャーに打ち勝ちアジア大会優勝という栄冠をつかんだ選手たちはファンからの高らかな声援を受け、これまで以上に激しくダイナミックなプレーを見せてくれることでしょう。

(文責 : ふるりん