ＫＢＯ(韓国野球委員会)のユ・ヨング総裁は15日、台湾・台北で開かれたＣＰＢＬ(中華プロ野球連盟)による「韓国・台湾クラブチャンピオンシップ」の調印式に出席し、11月4−5日、台湾・台中のインターコンティネンタル(洲際)野球場で同大会が開催されることを発表した。
史上初となるこの大会は、2010年韓国シリーズ優勝チームと、台湾シリーズ優勝チームが2試合対戦し、優勝賞金も出る(額は未定)。試合開始時間など詳細なスケジュールは後日発表となる。韓国、台湾ともに11月13日からの広州アジア大会にプロ選手からなる代表選手を派遣するため、この大会はその前哨戦として注目を浴びることになるだろう。
なお、2010年韓国シリーズ優勝チームは、11月13日に日本・東京ドームでの「日韓クラブチャンピオンシップ」で日本シリーズ優勝チームと対戦する。2005年から2008年まで開催された、東アジア4カ国によるプロ野球のチャンピオン決定戦「アジアシリーズ」復活に向けての動きは、2010年は韓国−台湾、日本−韓国の個別の対戦という形で実現したことになる。
