DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  北京五輪代表チームのコーチが確定

 KBO(韓国野球委員会)は12日技術委員会を開き、11月末に台湾で北京五輪アジア予選に臨む韓国代表チームのコーチングスタッフとして、5日選ばれたキム・ギョンムン代表監督(トゥサン)、ソン・ドンヨル首席兼投手コーチ(サムソン、元中日)に続き、キム・グァンス3塁兼守備コーチ(トゥサン)、キム・ギテ1塁兼打撃コーチ(読売)を選んだと発表した。キム・グァンスコーチ(47)は現役時代OB(現トゥサン)で内野手としてプレーし、1992年で引退し93年からOB、トゥサンの守備コーチを務めてきた。現役時代11年間の通算成績は1046試合に出場、打率.248、859安打、27本塁打、306打点、189打点。初の代表監督を任されたキム・ギョンムン監督を、トゥサンと同じように補佐することが期待される。
 キム・ギテコーチ(37)は1991年大学卒業後サンバンウル(現在は消滅)に入団し、強打者として活躍し1994年には本塁打王、97年には首位打者に輝いた。99年にサムソンへ、2002年にSKへ移籍し、05年で現役を引退した。2006年ぶ日本プロ野球阪神でコーチ研修を受け、07年からは日本プロ野球・読売で育成コーチに就任していた。現役時代15年間の通算成績は、1544試合に出場、打率.294、1465安打、249本塁打、923打点、83盗塁。今回の代表コーチ就任が、今後の指導者人生において大きな経験となると思われる。