12月11日、2023年シーズンで指名打者を含むポジション別に活躍した選手を表彰するゴールデングラブ賞が発表された。ポジション別に一定の基準を満たした選手から、毎年プロ野球関係の取材を担当するメディア関係者の投票で決定されている。外野手は細かいポジション別ではなく上位3名が選ばれる。
【2023年 ゴールデングラブ賞】
投手 : フェディ(NC) 30試合 20勝6敗 防御率2.00
捕手 : ヤン・ウィジ(トゥサン) 129試合 打率.305 17本塁打 68打点 8盗塁
一塁手 : オースティン(LG) 139試合 打率.313 23本塁打 95打点 7盗塁
二塁手 : キム・ヘェソン(キウム) 137試合 打率.335 7本塁打 57打点 25盗塁
三塁手 : ノ・シファン(ハンファ) 131試合 打率.298 31本塁打 101打点 2盗塁
遊撃手 : オ・ジファン(LG) 120試合 打率.268 8塁打 62打点 16盗塁
外野手 : ホン・チャンギ(LG) 141試合 打率.332 1本塁打 65打点 23盗塁
ク・ジャウク(サムソン) 119試合 打率.336 11本塁打 71打点 12盗塁
パク・コヌ(NC) 130試合 打率.319 12本塁打 85打点 7盗塁
指名打者 : ソン・アソプ(NC) 140試合 打率.339 5本塁打 65打点 14盗塁
※所属チームと成績は2023年レギュラーシーズン。
最多得票(271票)は有効投票数の93.1%を占めた一塁手部門のオースティン(LG)だった。最多受賞は捕手部門のヤン・ウィジの9回で、初受賞はフェディ、オースティン、ノ・シファン、パク・コヌの4名だった。ソン・アソプは過去に外野手部門での受賞はあるが、指名打者部門で初受賞となった。チーム別に見ると、1994年以来29年ぶりの韓国シリーズ優勝を果たしたLG、2020年以来3年ぶりのポストシーズン進出を果たしたNCから3名ずつが受賞した。
(文責:ふるりん)