12月11日、2020年プロ野球シーズンで指名打者を含むポジション別に活躍した選手を表彰するゴールデングラブ賞の受賞者が発表された。毎年プロ野球関係の取材を担当するメディア関係者の投票で決定されている。
【2020年ゴールデングラブ賞 受賞者】
投手 : アルカンタラ(トゥサン) 31試合 20勝2敗 防御率2.54
捕手 : ヤン・ウィジ(NC) 130試合 打率.328 33本塁打 124打点 5盗塁
指名打者 : チェ・ヒョンウ(キア) 140試合 打率.354 28本塁打 115打点 0盗塁
一塁手 : カン・ベッコ(KT) 129試合 打率.330 23本塁打 89打点 7盗塁
二塁手 : パク・ミヌ(NC) 126試合 打率.345 8本塁打 63打点 13盗塁
三塁手 : ファン・ジェギュン(KT) 134試合 打率.312 21本塁打 97打点 11盗塁
遊撃手 : キム・ハソン(キウム) 138試合 打率.306 30本塁打 109打点 23盗塁
外野手 : ロハス(KT) 142試合 打率.349 47本塁打 135打点 0盗塁
キム・ヒョンス(LG) 142試合 打率.331 22本塁打 119打点 0盗塁
イ・ジョンフ(キウム) 140試合 打率.333 15本塁打 101打点 12盗塁
※所属チームと成績は2020年レギュラーシーズン。
有効票数342票のうち、最多得票は捕手部門で340票を占めたヤン・ウィジだった。チーム別では、レギュラーシーズン2位で球団史上初めてポストシーズンに進出したKTから最多の3名が選出された(韓国シリーズ優勝のNCからは2名)。2006年にプロ入りした33歳のファン・ジェギュン、プロ3年目の21歳のカン・ベッコ、韓国2年目の外国人選手アルカンタラは初受賞となった。なおアルカンタラ、ロハスと2名の外国人選手は授賞式を欠席した。
(文責:ふるりん)