DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.27) 結果

3位KT4連勝

 

サムソン 12-2 NC  (昌原)

(勝)チェ・チェフン 11勝6敗  (敗)キム・ヨンギュ 2勝2敗

本塁打) サムソン : パク・ヘミン 11号  NC : アルテール 30号

 NCは1回裏にサムソンの先発チェ・チェフンから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回表にNCの先発キム・ヨンギュから8番キム・ドファンのタイムリー、1番パク・ヘミンの本塁打などで5-1と逆転し、3回表に9番カン・ハヌルのタイムリー、パク・ヘミンの犠牲フライで2点を追加しキム・ヨンギュをノックアウトした。サムソンは4回表にNCの2番手パク・チヌから6番キム・ホジェのタイムリー、相手のエラーなどで3点を追加した。NCの3番手キム・ゴンテは6回表まで追加点を与えなかった。サムソンは7回表にNCの4番手ソン・ジョンウクから代打カン・ミンホのタイムリーで2点を返した。

 NCは7回裏に7番アルテールの本塁打で1点を返し、5番手リュ・ジヌクは8回表に追加点を与えなかった。サムソンの2番手の高卒新人ホン・ウォンピョは8回裏を無失点に抑えた。NCの6番手シン・ミンヒョクは9回表に追加点を与えなかった。3番手ヤン・チャンソプは9回裏に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利した。7回を1失点に抑えたチェ・チェフンは11勝目。サムソン打線ではパク・ヘミンが1本塁打4打点、キム・ホジェが4安打1打点、カン・ハヌルが3安打1打点、2番チェ・ヨンジンが4安打と活躍。すでにレギュラーシーズン優勝を決めたNCでは先発キム・ヨンギュが3回途中6失点で降板し、本拠地・昌原NCパークでの2020年シーズン最終戦で敗れてしまった。

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イ・ゴンヒィ会長の逝去により喪章をつけたサムソンの選手たち http://sports.hankooki.com/lpage/baseball/202010/sp2020102719191357360.htm?s_ref=nv

 

 

KT 7-6 キア  (光州)

(勝)キム・ジェユン 5勝3敗21S  (敗)パク・チュンピョ 7勝1敗6S

本塁打) KT : ロハス 47号、ファン・ジェギュン 19号、キム・ミンヒョク 5号

 KTは1回表にキアの先発チャン・ヒョンシクから3番ロハス本塁打で2点を先制し、2回表に1番チョ・ヨンホのタイムリーで1点、3回表にキアの2番手キム・ギフンから6番チャン・ソンウのタイムリーで1点を追加した。キアは3回裏にKTの先発デスパイネから1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで1点を返した。KTは4回表に2番ファン・ジェギュンの本塁打で1点を追加した。キアは4回裏に7番キム・ミンシク、7番ユ・ミンサン、チェ・ウォンジュンのタイムリーで3点を返した。KTの2番手チュ・グォンは6回裏を無失点に抑えた。キアの3番手キム・ジェヨルは7回表まで追加点を与えなかった。

 KTは7回裏から3番手ユ・ウォンサンを登板させた。4番手ホン・サンサムは8回表に追加点を与えず、キアは8回裏にKTの4番手チョ・ヒョヌからチャンスを作ると、代わった5番手キム・ジェユンから代打ファン・デインの2点タイムリーで6-5と逆転した。KTは9回表にキアの5番手パク・チュンピョから代打キム・ミンヒョク本塁打で7-6と逆転した。キム・ジェユンは9回裏に相手の反撃を断ち、3位KTが勝利し4連勝となった。パク・チュンピョが抑えに失敗した6位キアではチェ・ウォンジュンが3安打2打点と活躍。

 

 

ハンファ 0-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)フレクセン 8勝4敗  (セーブ)イ・ヨンハ 5勝11敗5S  (敗)チャン・ウンジョン 1敗

 トゥサンは4回裏にハンファの先発の高卒新人チャン・ウンジョンから相手のエラーで1点を先制すると、この回代わった2番手パク・サンウォンから9番チョ・スヘンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは5回裏にハンファの3番手キム・ジニョンから6番パク・セヒョクの犠牲フライで1点を追加した。ハンファの4番手ユン・デギョンは6回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの先発フレクセンは7回表途中まで無失点に抑えた。

 ハンファの5番手キム・ジョンスは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手イ・スンジンは8回表途中まで無失点に抑えた。ハンファの6番手ソン・ユンジュンは8回裏に追加点を与えなかった。3番手イ・ヨンハは9回裏まで無失点に抑え、5位トゥサンが完封リレーで勝利した。フレクセンは8勝目。最下位ハンファでは先発チャン・ウンジョンが4回途中2失点で降板し打線が沈黙した。

 

 

SK 0-1 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ウォンジュン 5勝4敗25S  (敗)イ・テヤン 2勝1敗

本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 25号

 ロッテの先発ノ・ギョンウンは7回表まで、SKの先発ピントは7回裏までそれぞれ無失点に抑えた。ロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンは8回表を無失点に抑えた。SKは8回裏から2番手イ・テヤンを登板させた。ロッテの3番手キム・ウォンジュンは9回表に追加点を与えなかった。

 7位ロッテは9回裏にイ・テヤンから3番チョン・ジュヌの本塁打でサヨナラ勝ちし、ノ・ギョンウンなどによる完封リレーで勝率を5割に戻した。9位SKではピントなどが好投し、ロッテの3安打よりも多い5安打を記録するも完封を喫してしまった。

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(10月27日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    140  81  54  5  .600

2.LG    142  79  59    4     .572

3.KT    141  80  60  1  .571

4.キウム   143  80  62  1     .563

5.トゥサン  142  77  61  4  .558

6.キア    140  71  69  0  .507

7.ロッテ   141  70  70  1  .500

8.サムソン  143  64  75  4  .460

9.SK    143  50  92  1  .352

10.ハンファ  141    44  94  3  .319

 

(文責 : ふるりん