ドリーム 9−7 ナヌム (昌原)
(勝)ハ・ジェフン(SK) (敗)コ・ウソク(LG)
(本塁打) ナヌム : キム・ヒョンス(LG)
7月20日に予定されていた2019年オールスター戦は、雨天のため翌21日に延期された。幸いにも天候が回復し午後からファンサイン会、ホームランレース予選、スーパーレース、パーフェクトピッチャーなどの試合前の行事が予定通り進行された。
そして18時からオールスター戦が開始された。ドリームオールスター(以下ドリーム)の先発キム・グァンヒョンは1回裏を無失点に抑えた。ナヌムオールスター(以下ナヌム)の先発ウィルソン(LG)は2回表まで無失点に抑えた。ドリームの2番手リンドブロム(トゥサン)は2回裏、ナヌムの2番手ヨキシュ(キウム)は3回表、ドリームの3番手アルカンタラ(KT)は3回裏をそれぞれ無失点に抑えた。ドリームは4回表にナヌムの3番手ルチンスキー(NC)から6番ハン・ドンミン(SK)のタイムリーで2点を先制した。ナヌムは4回裏にドリームの4番手チョン・ソンゴン(KT)から4番キム・ヒョンス(LG)の本塁打で2-2の同点に追いついた。
ドリームは5回表にナヌムの4番手ムン・ギョンチャン(キア)から3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を勝ち越し、5番手チャン・シファン(ロッテ)は5回裏を無失点に抑えた。5回裏終了後にホームランレース決勝が行われ、予選を勝ち抜いたロマック(SK)がサンズ(キウム)に勝利し優勝した。
ドリームは6回表にナヌムの5番手キム・サンス(キウム)からハン・ドンミン、途中出場の7番パク・セヒョク(トゥサン)、9番キム・サンス(サムソン)のタイムリーで3点を勝ち越した。ドリームの6番手イ・ヨンハ(トゥサン)は6回裏を無失点に抑えた。ナヌムの6番手ハ・ジュニョン(キア)は7回表途中まで無失点に抑えた。ナヌムは7回裏にドリームの7番手イ・デウン(KT)から途中出場の9番ホイング(ハンファ)のタイムリー、相手の暴投、3番キム・ハソン(キウム)のタイムリーで3点を返し、代わったドリームの8番手キム・テフン(SK)からキム・ヒョンスの2点タイムリーで7-6と逆転した。
ナヌムの7番手ウォン・ジョンヒョン(NC)は8回表途中まで無失点に抑えた。ドリームは9回表にナヌムの8番手の高卒新人チョン・ウヨン(LG)からチャンスをつくり、代わった9番手コ・ウソク(LG)からハン・ドンミンの2点タイムリーで逆転し、途中出場の8番イ・ハクチュのタイムリーで1点を追加した。9番手ハ・ジェフン(SK)は相手の反撃を断ち、ドリームオールスターが逆転勝ちした。
オールスター戦MVP(最優秀選手)には9回表の決勝逆転タイムリーなど4安打5打点と活躍したハン・ドンミン(SK)が選ばれた。ハン・ドンミンはファン選手間投票で選ばれたが負傷で出場を辞退したク・ジャウク(サムソン)の代役として出場したが、なんとオールスター戦の主役となった。そのほかに優秀打者賞は1本塁打4打点のキム・ヒョンス(LG)、優秀投手賞は4者連続奪三振を記録したハ・ジュニョン(キア)が選ばれた。こうして2019年に完成したばかりの昌原NCパーク馬山球場で初めて開催されたプロ野球の年に一度の祭典は幕を閉じた。レギュラーシーズンは7月26日より再開される。
(文責:ふるりん)