ＫＢＯ（韓国野球委員会）は7月23日、2019 ＷＢＳＣプレミア12韓国代表の1次予備エントリー90名を発表した。前日22日に国家代表チームの技術委員会を開催して決定した。
大会の主催者であるＷＢＳＣ（世界野球ソフトボール連盟）には、9月3日にこの90名の中から予備エントリー45名を提出する。90名のうち投手が43名を占め、兵役中のため尚武（サンム）に所属する1名の選手を含めプロ野球で活躍する選手たちで構成され、大学生などアマチュア選手は含まれない。なお、一塁手にはＭＬＢ（メジャーリーグベースボール）・タンパベイレイズ所属のチェ・ジマン（28）の名前があったが、ＭＬＢは原則として40人枠に含まれている選手のＷＢＳＣ プレミア12の出場を認めていない。
2019 ＷＢＳＣプレミア12は2015年の1回目に続く2回目の開催で、12チームが出場し野球代表チームの世界一を争う。なお、2020年東京オリンピック野球の予選も兼ねている。野球韓国代表は2015年大会で優勝し、2連覇を狙う。オープニングラウンドではグループＣ（11月6～8日）の開催国として出場し、高尺スカイドームにてオーストラリア、カナダ、キューバと対戦し、日本で開催されるスーパーラウンド（11月11～17日、オープニングラウンドの各グループ上位2チームずつが出場）進出を狙う。
なお、キム・ギョンムン野球韓国代表監督などは戦力分析のため、カナダ、キューバをはじめプエルトリコ、ドミニカ共和国などＷＢＳＣ プレミア12に出場する予定の代表チームが出場するパンアメリカン競技大会野球（現地時間7月29～8月4日）を視察するためペルーへ出発する。
【2019 ＷＢＳＣプレミア12韓国代表 1次予備エントリー】
［投手］
パク・チョンフン、ハ・ジェフン、ソ・ジニョン、ムン・スンウォン、キム・グァンヒョン（以上ＳＫ）、イ・ヨンハ、パク・チグク、イ・ヒョンボム、ハム・トクチュ（以上トゥサン）、チャン・ミンジェ、パク・サンウォン、チョン・ウラム（以上ハンファ）、チェ・ウォンテ、ハン・ヒョンヒィ、チョ・サンウ、キム・サンス、オ・ジュウォン、キム・ソンミン（以上キウム）、ムン・ギョンチャン、ヤン・ヒョンジョン、キム・ギフン（以上キア）、チャン・ピルジュン、チェ・チュンヨン、チェ・ジグァン、ウォン・テイン、チェ・チェフン（以上サムソン）、ソ・ジュヌォン、パク・チンヒョン（以上ロッテ）、コ・ウソク、チョン・ウヨン、チャ・ウチャン、イ・ウチャン（以上ＬＧ）、ペ・ジェソン、キム・ミン、イ・デウン、チョン・ソンゴン（以上ＫＴ），イ・ジェハク、パク・チヌ、ウォン・ジョンヒョン、チャン・ヒョンシク、ク・チャンモ（以上ＮＣ）、シム・チャンミン（尚武）
［捕手］
イ・ジェウォン（ＳＫ）、パク・セヒョク（トゥサン）、チェ・ジェフン（ハンファ）、カン・ミンホ（サムソン）、ユ・ガンナム（ＬＧ）、ヤン・ウィジ（ＮＣ）
［一塁手］
オ・ジェイル（トゥサン）、パク・ピョンホ（キウム）、キム・テギュン（ハンファ）、イ・デホ（ロッテ）、オ・テゴン（ＫＴ）、チェ・ジマン（タンパベイレイズ）
［二塁手］
チェ・ジュファン（トゥサン）、チョン・ウヌォン（ハンファ）、アン・チホン（キア）、キム・サンス（サムソン）、パク・ミヌ（ＮＣ）
［三塁手］
チェ・ジョン（ＳＫ）、ホ・ギョンミン（トゥサン）、パク・チャンホ（キア）、ファン・ジェギュン（ＫＴ）、パク・ソンミン（ＮＣ）
［遊撃手］
キム・ジェホ（トゥサン）、キム・ハソン、キム・ヘェソン（以上キウム）、イ・ハクチュ（サムソン）、オ・ジファン（ＬＧ）、シム・ウジュン（ＫＴ）
［外野手］
キム・ガンミン、コ・ジョンウク、ハン・ドンミン（以上ＳＫ）、パク・コヌ、キム・ジェファン、チョン・スビン（以上トゥサン）、イ・ジョンフ（キウム）、ク・ジャウク、パク・ヘミン（以上サムソン）、チョン・ジュヌ、ミン・ビョンホン、ソン・アソプ（以上ロッテ）、イ・ヒョンジョン、チェ・ウンソン、キム・ヒョンス、イ・チョヌン（以上ＬＧ）、ユ・ハンジュン、カン・ベッコ、キム・ミンヒョク（以上ＫＴ）
（文責：ふるりん）
