ロッテのチョン・デヒョン投手(39)が2017年シーズン限りで現役を引退する意向であることが報じられた。
アンダースローの右腕チョン・デヒョンは大学在学中の2000年にシドニーオリンピックに韓国代表として出場するほどの素質があり、2001年にSKへ入団した。主にリリーフとして起用され、2007年には自身最多の27セーブを記録しSKの韓国シリーズ初優勝に貢献した。2011年シーズン終了後FA(フリーエージェント)を行使しロッテへ移籍した。2017年シーズンはプロ入り後初めて一軍登板がなかった。なおプロ入り後も2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)、2008年北京オリンピック、2009年WBC、2013年WBC、2015 WBSCプレミア12などの国際大会に韓国代表として出場した。特に2008年北京オリンピック決勝戦では9回裏途中から2番手として登板し無失点に抑え、韓国代表の優勝に貢献した。プロ通算17年間の成績は662試合に登板、46勝29敗106セーブ121ホールド、防御率2.21。今後は指導者へと転身する意向で、コーチ研修を受ける方針。