2013年3月に開催される第3回WBC(ワールドベースボールクラシック)の韓国代表予備エントリー35名が発表された。同時にサムソンを韓国シリーズ2連覇に導いたリュ・ジュンイル韓国代表監督の就任、そしてその他のコーチの陣容も発表された。
【2013年WBC 韓国代表予備エントリー】
監督 : リュ・ジュンイル(サムソン)
コーチ : ヤン・サンムン、ハン・ヨンドク(ハンファ)、パク・チョンテ(ロッテ)、キム・ドンス(ネクセン)、キム・ハンス(サムソン)、ユ・ジヒョン(LG)
投手(13名) : オ・スンファン、チャン・ウォンサム(以上サムソン)、キム・グァンヒョン、パク・ヒィス(以上SK)、ノ・ギョンウン、ホン・サンサム(以上トゥサン)、チョン・デヒョン(ロッテ)、ユン・ソンミン、キム・ジヌ(以上キア)、ソン・スンナク(ネクセン)、ポン・ジュングン、ユ・ウォンサン(以上LG)、リュ・ヒョンジン(ハンファ)
捕手(2名) : チン・ガビョン(サムソン)、カン・ミンホ(ロッテ)
内野手(8名) : イ・スンヨプ、キム・サンス(以上サムソン)、チョン・グヌ、チェ・ジョン(以上SK)、ソン・シホン(トゥサン)、カン・ジョンホ(ネクセン)、キム・テギュン(ハンファ)、イ・デホ(オリックス)
外野手(5名) : キム・ヒョンス(トゥサン)、チョン・ジュヌ(ロッテ)、イ・ヨンギュ(キア)、イ・ジニョン(LG)、チュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)
注 : ( )内は2012年シーズンの所属先。ハン・ヨンドクコーチ、パク・チョンテコーチはそれぞれ所属先のハンファ、ロッテからの退団が決まっている。
選ばれなかった主な選手としては、2012年シーズン本塁打(31)、打点(105)の二冠王でシーズンMVP(最優秀選手)に選ばれたパク・ピョンホ(内野手)、攻守に活躍したロッテの主力外野手ソン・アソプなどがあげられる。また2008年北京五輪以降、韓国代表から退いていたイ・スンヨプも4年ぶりに復帰している。この35名のうち27名を最終エントリーとして、11月30日までにWBC事務局に届け出なければならない。
また、現在韓国代表唯一のメジャーリーガーであるチュ・シンス、ポスティングで米国メジャーリーグ・ロサンゼルスドジャースと入団交渉をすることになったリュ・ヒョンジンの出場は不透明である。2008年北京五輪、2009年WBC、2010年広州アジア大会と近年の国際大会を経験した選手を中心に選んだメンバーで、韓国代表は悲願の優勝を目指す(2006年大会はベスト4、2009年大会は準優勝)。