ＬＧは3日、これまでチームを指揮していたヤン・サンムン監督(56)に代わってリュ・ジュンイル新監督(54)と契約期間は3年、契約金6億ウォン、年俸5億ウォンの総額21億ウォンで契約したことを発表した。
ヤン・サンムン監督は、キム・ギテ監督が成績不振で辞任した2014年シーズン途中の5月から監督に就任し、同年は4位でポストシーズン進出とチームの再建に成功した。翌2015年は9位に終わったが、2016年は4位でポストシーズン進出と成果を残した。しかし2017年シーズンは投打ともに故障者が多く十分な戦力がそろわなかったこともあり、6位にとどまった。ヤン・サンムン監督は今後ＬＧツインズの団長に転任することになっている。
リュ・ジュンイル新監督は現役選手から指導者まで一貫してサムソンに在籍してきた。2011年からサムソンの監督に就任し、2014年まで韓国シリーズ4連覇を達成した。だが2015年に韓国シリーズでトゥサンに敗れると、2016年は9位に低迷し監督を辞任した。その間には2013年WBC（ワールドベースボールクラシック）、2014年仁川アジア大会の韓国代表監督も務めた。初めてのサムソン以外での指導者としての手腕が注目される。
