LGツインスは11月6日、リュ・ジュンイル監督(57)の辞任を発表した。
リュ・ジュンイル監督は現役時代サムソンライオンズで主力の内野手として活躍、1999年に引退するまでの13年間で個人通算1095試合に出場した。現役引退後は2000年からサムソンのコーチとなり指導者に転身した。なお2006年、2009年のWBC(ワールドベースボールクラシック)では韓国代表のコーチを務めた。
2011年よりサムソンの監督に就任、同年から2014年までレギュラーシーズン・韓国シリーズともに4年連続優勝のプロ野球史上唯一の偉業を達成した。2013年WBCでは韓国代表監督を務めるも、1次ラウンド敗退となった。2014年仁川アジア競技大会でも韓国代表監督を務め、2大会連続優勝に導いた。2015年、サムソンは韓国シリーズでトゥサンベアースに敗れ、2016年、球団史上最低の9位に低迷すると監督を辞任した。
1年をおいて2018年よりLGの監督に就任、同年は8位に低迷したが2019年、2020年と2年連続ポストシーズン進出に導いた。だが2年連続で準プレーオフ敗退となり、11月5日、トゥサンとの準プレーオフ第2戦で敗れたあと球団に辞意を伝えていた。またリュ・ジュンイル監督との契約期間は2020年までで、LGは慰留するも本人の意思を尊重して再契約をせず、新監督を探すことにした。
(文責 : ふるりん)