野球の新しい国際大会であるWBSCプレミア12に出場する韓国代表は4日、先日完成したばかりの高尺スカイドームで、「ソウルスーパーシリーズ」として同球場初の国際試合となるキューバ代表との練習試合を行った。
韓国の先発はキム・グァンヒョン(SK)で、1回表キューバは3番グリエル(元横浜DeNA)がヒットで出塁したが無得点に終わった。韓国は1回裏、キューバの先発ヨニエス・エレラから3番キム・ヒョンス(トゥサン)が2塁打で出塁し、4番パク・ピョンホ(ネクセン)が四球を選ぶと、5番ソン・アソプ(ロッテ)のタイムリーで1点を先制した。そして6番ナ・ソンボム(NC)のタイムリー、8番カン・ミンホ(ロッテ)への押し出しの四球で3-0とリードした。ここでキューバは2番手モンティエに交代した。
キム・グァンヒョンは3回まで無失点と好投し、4回表から2番手イ・デウン(千葉ロッテ)が登板した。韓国は5回裏キム・ヒョンスが2塁打で出塁し、その後3塁まで進み相手の暴投で1点を追加した。6回裏、キューバの3番手ノルベルト・ゴンザレスから1番イ・ヨンギュ(ハンファ)が四球で出塁し、2番チョン・グヌ(ハンファ)のヒットで相手の走塁のスキを突いて一気に生還した。さらに途中出場のミン・ビョンホン(トゥサン)のタイムリーで6-0とリードを広げた。
7回裏イ・デホ(福岡ソフトバンク)が代打で出場したが、外野フライに終わった。イ・デウンは4回から7回まで1人の走者も出さず、8回以降はチョン・ウラム(SK)、チョ・ムグン(KT)、イム・チャンミン(NC)の継投で相手の反撃を断ち、韓国が6-0で快勝した。5日も高尺スカイドームで韓国代表とキューバ代表の練習試合が行われる。
(文責:ふるりん)