2019 WBSCプレミア12に出場する野球韓国代表は11月1日、高尺スカイドームでプエルトリコ代表と親善試合で対戦した。
韓国代表の先発ヤン・ヒョンジョン(キア)は1回表と2回表を三者凡退に抑えたが、打線も2回裏までプエルトリコ代表の先発フェルナンド・クルーズから得点を奪えなかった。韓国代表の2番手キム・グァンヒョン(SK)は3回表に先頭の7番ジェフェリー・ドミンゲスに四球を与えたが無失点に抑えた。韓国代表は3回裏にプエルトリコ代表の2番手ジオバンニ・ソトから9番キム・サンス(サムソン)が内野安打で出塁し、送りバント後に2番ミン・ビョンホン(ロッテ)が四球を選ぶと、3番キム・ヒョンス(LG)の打球が相手のエラーを誘いその間に1点を先制した。キム・グァンヒョンは4回表に4番アンソニー・ガルシアに二塁打を許したが、捕手ヤン・ウィジが三塁への盗塁を阻止するなどして無失点に抑えた。
韓国代表は4回裏に6番ヤン・ウィジの二塁打でチャンスを作ると、代わったプエルトリコ代表の3番手ミゲル・マルティネスから7番カン・ベッコ(KT)のタイムリー二塁打で1点を追加した。韓国代表の3番手チャ・ウチャン(LG)は5回表に5番イバン・デ・ジェズスと6番ダニエル・オーティズの連打でピンチを招くも、9番ウィルフレド・ロドリゲスを併殺打に打ち取り無失点に抑えた。韓国代表は5回裏にキム・ヒョンスの安打に続いてキム・ヒョンスの本塁打で2点を追加した。チャ・ウチャンは6回表にも1番オスヴァルド・マルティネスと代打ジェスムエル・バレンティンの連打でピンチを招くも、ここも無失点に抑えた。韓国代表は6回裏にキム・サンスが安打で出塁するも無得点に終わった。
韓国代表の4番手コ・ウソク(LG)は7回表にダニエル・オーティズに二塁打を許すも無失点に抑えた。韓国代表は7回裏にプエルトリコ代表の4番手ブライアン・エスカニオからキム・ジェファンが四球を選ぶも無得点に終わった。韓国代表の5番手ウォン・ジョンヒョンは8回表を三者凡退に抑えた。韓国は8回裏にプエルトリコ代表の5番手フレッディ・ムニスからキム・サンスがこの試合3安打目で出塁するも無得点に終わった。6番手イ・ヨンハ(トゥサン)は9回表に4番デビド・ビデルに四球を与えるがイバン・デ・ジェズスを併殺打にしとめ、韓国代表は完封リレーで勝利した。韓国代表打線ではキム・サンスが3安打と活躍。
野球韓国代表とプエルトリコ代表は11月2日にも高尺スカイドームで対戦し、ともにWBSC プレミア12開幕前の最後の調整にあたる。
(文責:ふるりん)