2019 WBSCプレミア12に出場する野球韓国代表は、11月1日に続いて2日、高尺スカイドームでプエルトリコ代表と親善試合で対戦した。
韓国代表は1回表にプエルトリコ代表の先発ルイス・シントロンに無得点に抑えられた。韓国代表の先発パク・チョンフン(SK)は1番オスヴァルド・マルティネスに安打を許すが2番ジャック・ロペスを併殺に打ち取り無失点に抑えた。プエルトリコ代表の2番手アダルバート・フローレスも2回表を無失点に抑えた。韓国代表は3回表にプエルトリコ代表の3番手フェルナンド・カブレラから7番キム・ヒョンス(LG)の二塁打と相手のエラーでチャンスを作ると、9番ミン・ビョンホン(ロッテ)のタイムリーで1点を先制した。さらにこの回1番パク・ミヌ(NC)の送りバントでチャンスを広げ、2番キム・ハソン(キウム)のタイムリーで2点を追加した。パク・チョンフンは3回裏にプエルトリコ代表の7番ヤリエル・ゴンザレスの二塁打とオスヴァルド・マルティネスへの四球でピンチを招いたが、無失点に抑えた。
韓国代表は4回表にプエルトリコ代表の4番手アンドレス・サンティアゴから4番キム・ジェファン(トゥサン)の二塁打、キム・ヒョンスへの四球でチャンスを作るも、8番チェ・ジョン(SK)が併殺打に倒れ無得点に終わった。韓国代表の2番手ムン・ギョンチャン(キア)は4回裏に4番アンソニー・ガルシアに安打を許したが5番イバン・デ・ジェズスを併殺打に討ち取った。韓国代表は5回表にミン・ビョンホンの本塁打で1点を追加した。
韓国代表の3番手イ・スンホ(キウム)はヤリエル・ゴンザレスと8番ジェスムエル・バレンティンに連続四球を許したが、無失点に抑えた。プエルトリコ代表の5番手オーランド・ロマン(元東京ヤクルト)は6回表を無失点に抑えた。韓国代表の4番手ハ・ジェフン(SK)は6回裏を三者凡退に抑えた。韓国代表は7回表にプエルトリコ代表の6番手エフレン・ニエベスから途中出場の2番キム・サンスが安打で出塁するも無得点に終わった。韓国代表の5番手ハム・トクチュ(トゥサン)は7回裏を三者凡退に抑えた。
韓国代表は8回表にプエルトリコ代表の7番手ラメシス・ロサから途中出場の6番パク・セヒョクが三塁打でチャンスを作ると、途中出場の7番パク・コヌ(トゥサン)のタイムリーで1点を追加した。韓国代表の6番手イ・ヨンチャン(トゥサン)は8回裏を三者凡退に抑えた。プエルトリコ代表の8番手ミゲル・メヒア(元埼玉西武)は9回表を無失点に抑えた。7番手チョ・サンウ(キウム)は9回裏を三者連続三振で無失点に抑え、韓国代表は5-0と2試合連続でプエルトリコ代表に完封勝利した。
11月6日からのオープニングラウンドC(高尺スカイドーム)に出場する野球韓国代表にとって、大会前最後の実戦となるプエルトリコ代表との親善試合を完封勝利と最高の形で締めくくることができた。2015年大会に続く2連覇、そして2020年東京オリンピックへの出場に向けての韓国野球界の威信をかけた戦いが始まろうとしている。
【2019 WBSCプレミア12 韓国代表 予定】
[オープニングラウンドC](高尺スカイドーム)
11月6日19時 オーストラリア戦
11月7日19時 カナダ戦
11月8日19時 キューバ戦
※総当りのリーグ戦で4チーム中上位2チームがスーパーラウンドへ進出
[スーパーラウンド]
11月11-16日 日本・東京ドーム、千葉マリンスタジアム
(オープニングラウンドA・B・Cの上位2チームずつ計6チームが出場)
[3位決定戦・決勝戦]
11月17日 東京ドーム
【2019 WBSCプレミア12 韓国代表】
(11月2日時点)
[投手]
パク・チョンフン、ハ・ジェフン、キム・グァンヒョン(以上SK)、イ・ヨンハ、ハム・トクチュ、イ・ヨンチャン(以上トゥサン)イ・スンホ、チョ・サンウ(以上キウム)、ムン・ギョンチャン、ヤン・ヒョンジョン(以上キア)、コ・ウソク、チャ・ウチャン(以上LG)、ウォン・ジョンヒョン(NC)
[捕手]
パク・セヒョク(トゥサン)、ヤン・ウィジ(NC)
[一塁手]
パク・ピョンホ(キウム)
[二塁手]
キム・サンス(サムソン)、パク・ミヌ(NC)
[三塁手]
チェ・ジョン(SK)、ホ・ギョンミン(トゥサン)、ファン・ジェギュン(KT)
[遊撃手]
キム・ハソン(キウム)
[外野手]
パク・コヌ、キム・ジェファン(以上トゥサン)、イ・ジョンフ(キウム)、ミン・ビョンホン(ロッテ)、キム・ヒョンス(LG)、カン・ベッコ(KT)
(文責:ふるりん)